ソ・ヒョリム、前所属事務所と対立…清算金をめぐる訴訟で勝訴

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写真=TVレポート DB
女優のソ・ヒョリムが、未払いの精算金の件で前所属事務所に訴訟を提起し、勝訴したことが遅れて分かった。

26日、ソ・ヒョリムの現所属事務所であるINUREエンターテインメント(以下、INURE)は「ソ・ヒョリムの前事務所の代表A氏が精算金の支給を回避したため、精算金を請求した。その過程でA氏が64回にわたって自身の配偶者の口座に約6億ウォン(約6500万円)を振込んでいたことが分かり、業務上の横領を確認することができた」と明かした。

続いて今年2月、ソウル中央地方裁判所の民事96単独が、前事務所とA氏が連帯してソ・ヒョリムに精算金を支給するようにと判決を下したが、A氏の横領により通帳残額が0ウォンの状態だとし、「ソ・ヒョリムは今回の争いが『財産上の利益取得のための行為』と歪曲されることも懸念しているが、同じ道を歩いている後輩たちに重い責任を感じているため、実行的な手段を選ぶしかなかった」と説明した。

INUREによると、ソ・ヒョリムと同じ事務所に所属していたナム・ダルムと他の俳優もソ・ヒョリムと同じく精算金を受け取っていないという。

INUREは「ソ・ヒョリムはこれ以上同じケースが起きてはいけないと判断し、苦心の末、A氏を特定経済犯罪加重処罰などに関する法律違反(横領)で告発することになった。ソ・ヒョリムを応援し、激励してくれる方々にお礼を申し上げる」と伝えた。

ソ・ヒョリムはドラマ「春が来れば」でデビューし、「彼らが生きる世界」「トキメキ☆成均館スキャンダル」「その冬、風が吹く」「赤い袖先」などに出演した。2019年には女優のキム・スミの息子チョン・ミョンホ氏と結婚し、1人の娘をもうけた。

記者 : イ・ヘミ