「四月は君の嘘」が韓国でミュージカルに!2024年6月に披露

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写真=EMK
EMKミュージカルカンパニー(以下、EMK)が来年6月、芸術の殿堂CJトウォル劇場で日本の漫画を原作とする同名のミュージカル「四月は君の嘘」を韓国初演で世界初のライセンス作品として披露する。

原作「四月は君の嘘」は日本の漫画家である新川直司の作品で、日本最大の出版社である講談社「月刊少年マガジン」で2011年から2015年まで連載された。同作は、不運なピアニストの少年と天才バイオリニストの少女が出会って音楽で交感し、変わっていくストーリーを描く。2012年に「マンガ大賞」にノミネートされたことに続き、2013年に「講談社漫画賞」少年部門を受賞した。

しっかりとしたストーリーで2015年にテレビアニメ、2016年に実写映画、そして2022にミュージカルまで制作され、作品性と興行性が証明され、多くの人に愛される傑作に挙げられている。

ミュージカル「四月は君の嘘」は、日本最高のミュージカル制作会社の東宝が制作を手掛け、昨年5月に東京でワールドプレミアとして初演された。特にミュージカルはミュージカル音楽の巨匠フランク・ワイルドホーンと、温かい感性のストーリーテリングで有名な脚本家の坂口理子が新しく解釈し、青春を送っている人々には勇気を、青春が過ぎてしまった人々には思い出をプレゼントし、世代を超える深い感動と余韻を残した。

観客が絶賛する中、日本の6都市でツアーを続けていき、「なぜ物語をミュージカルで見せるのかという問いに答えるハイレベルな作品に仕上がった」「劇場全体を埋め尽くした青春の光と爆発しそうなエネルギー!」「歌の力を込めた若者たちのきらびやかなドラマ」など、日本のメディアも好評した。

韓国ではEMKが制作を手掛け、来年6月に初演が決まり、演出のチュ・ジョンファと音楽監督のイ・ボムジェが作品を手掛け、本格的に韓国の観客に会う準備に入る。韓国の舞台で披露するミュージカル「四月は君の嘘」は原作の感動を生かしながらも、EMKならではのローカライズのノウハウを込めて再アレンジし、観客に披露する予定だ。

何よりも今回の作品はノンレプリカで制作され、韓国の情緒に合うストーリーと音楽、奇抜な舞台美学、優れた舞台技術を集約させ、より競争力のある作品になるという。

記者 : イ・スルギ