俳優の故キム・ソンミンさんが亡くなって、7年が過ぎた。

キム・ソンミンさんは、2016年6月26日に脳死判定を受けてこの世を去った。享年43歳。

遺族は生前に臓器提供を望んでいた故人の意思に従って、臓器の提供を決定し、腎臓、肝臓、角膜など3つの臓器は5人の患者に寄贈された。

1991年に広告モデルとしてデビューしたキム・ソンミンさんは、2002年に韓国で放送されたMBCドラマ「人魚姫」のイ・ジュワン役で注目を集めた。その後、MBC「花の仙女様」「ファンタスティック・カップル」「その男が憎らしい～裏切りと屈辱の果てに～」、SBS「帰ってきたシングル」、tvN「三銃士」など多数のヒット作品に出演して、強い印象を残した。

彼は2002年に「人魚姫」で「MBC演技大賞」新人賞を受賞し、2004年には「花の仙女様」で「MBC演技大賞」優秀賞を受賞した。

キム・ソンミンさんはバラエティでも活躍した。KBS 2TVのバラエティ番組「ハッピーサンデー－男子の資格」に出演し、格別なバラエティーセンスを見せ、2009年には「KBS芸能大賞」でベストエンターテイナー賞を受賞した。

しかし、2010年に覚せい剤投薬の疑いで摘発され、活動を中断した。執行猶予を宣告された彼は、2012年のJTBCドラマ「私たち結婚できるかな？」で復帰し再起を狙った。2013年には再婚して新しい家庭も築いた。

その後、2015年に再び麻薬を投薬した疑いで拘束され、懲役10ヶ月間、追徴金70万ウォン（約7万円）を宣告された後、2016年1月に拘置所から出所したが、それから5ヶ月後に亡くなった。

故人の遺骸はソウル追慕公園のユートピア館に安置されている。

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