「パク・ハギョンの旅行記」イ・ナヨン、夫ウォンビンの近況を明かす“熱心にシナリオを読んでいる…もう少し待っていて”

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写真=wave、THE LAMP
女優のイ・ナヨンが、夫で俳優のウォンビンの復帰に関連して、「(もうすぐ)出てくるでしょう」と愉快な反応を見せた。

最近、イ・ナヨンはソウル鍾路(チョンノ)区昭格洞(ソギョクドン)のカフェで、wavveオリジナルドラマ「パク・ハギョンの旅行記」(監督:イ・ジョンピル)に関するインタビューを行った。

この日、イ・ナヨンは夫のウォンビンに対する質問を受け「なぜ私に聞くのか分からないです(笑)」と笑顔を見せた。ウォンビンは2010年に公開された映画「アジョシ」以降、作品に出演していない。

イ・ナヨンは「彼(ウォンビン)も興味を持って、熱心に(シナリオを)読んでいます」とし「そのうち出てくるでしょう。もう少し待っていてください」と明かした。

「パク・ハギョンの旅行記」を観たウォンビンの反応にも言及した。彼女は「シナリオを読んだ時、一緒に喜んでくれました。よく合う作品だと言ってくれて。漠然と考えていたよりも、編集や音楽的な部分でしっかりと作ってくださったようで、一緒に楽しく観ました」と話した。

同作を通じて約4年ぶりに復帰したイ・ナヨン。彼女は「4年は長いものなのでしょうか?」と反問した。

イ・ナヨンは「映画が好きでよく観ています。(復帰する)時期を決めていたわけではありません。待っている作品もシナリオ全体が出来上がらなければ、どうなるか分からないでしょう。楽しみに待っているものもありますし、やりたいことも多いです」と語った。

また、同作を選んだ理由について「シナリオの新鮮さと淡白さが良かったです。ミッドフォームコンテンツということに共感できました。この時代とよく合っていますし、題材も気軽に観やすいと思いました」と説明した。

同作を通じて初めてOTT(動画配信サービス)に挑戦したイ・ナヨンは「媒体とコンテンツが大きく変わっていっていますね。OTTだからといって、特に気を使った部分はなかったと思います。ジャンルも多様化してきていますし、作品がより幅広くなったような感じがします。ただシナリオだけを読んで前進しました」と明かした。

これに先立って行われた制作発表会でイ・ナヨンは、同作を撮影しながらぐっと来る瞬間が多かったと話していた。

彼女は「なぜ涙が出たか分からなかったけれど、(完成した)作品を観たら、パク・ハギョンは境界がないキャラクターなので共感できたと思います。ところかまわず感情が込み上げてきました」と説明した。

特にイ・ナヨンは第2話でハン・イェリと共演したことを挙げ、「ずっと泣いていました。涙が止まりませんでした。涙を全部拭いて撮影に臨みました。『泣かない』と思いながら撮影しました」とし「台詞がすごく響きがありました」と語った。

続けて、イ・ナヨンは視聴者たちに“共感”という課題を与えたくないと打ち明け「気軽に観ていただきたいです。気軽にぼーっとしながら観てほしいです。それぞれ感じることが違うと思います。それでも一つ希望があるとしたら、余韻が残ってくれればと思います」と伝えた。

「パク・ハギョンの旅行記」は、消えてしまいたい時、土曜日の1日だけ旅行に行く、国語教師パク・ハギョンの予想できない瞬間と奇跡のような出会いを描いた作品だ。

記者 : ハ・ジウォン