BTS（防弾少年団）のSUGAがワールドツアーの日本公演を成功裏に終えた。

SUGAは6月2～4日、神奈川県のぴあアリーナMMで「SUGA | Agust D TOUR D-DAY」を開催した。SUGAは2019年のBTSのワールドツアーから4年ぶりに日本を訪問。ソロワールドツアーで現地のファンに会った。

3日間の公演すべて完売した中、SUGAは約2万7,000人の観客と特別な時間を過ごした。日本公演は公演会場だけでなく、世界50ヶ国・地域の映画館でのライブビューイングとグローバルファンダムライフプラットフォーム「Weverse」を通じた生中継も行われた。

SUGAは今回の公演で、4月21日に発売したソロアルバム「D-DAY」を筆頭に、ミックステープ「Agust D」（2016年）、「D-2」（2020年）などAgust Dトリロジー（3部作シリーズ）を通じてSUGA、そしてAgust Dの7年間の音楽の旅を余すところなく披露した。

「Haegeum」「Daechwita」「Agust D」など各Agust Dトリロジーのタイトル曲で公演の幕を開けたSUGAは、BTSのSUGAとは異なる姿で様々なステージを披露した。彼はAgust Dシリーズの歴史、ミュージシャンとしてのアイデンティティを明らかにし、自分の音楽的スペクトルがいかに広いかを証明した。

SUGAは「4年ぶりの日本公演でワクワクしています。皆さんにソロコンサートで会えることを嬉しく思います」と公演開催の感想を語った。彼は公演中、日本語で感慨深い思いを伝え、観客の歓声と“大合唱”を誘った。

SUGAは激しいビートに身を任せたままパフォーマンスを繰り広げ、観客の視線を引き付ける一方、ギターとピアノの演奏を通じて、公演の雰囲気を穏やかに変化させるなど、自身の音楽世界を存分に発揮した。

刻々と変化するステージ演出や多彩なVTR、パフォーマンスをより際立たせるストーリーテリングまで、目が離せないSUGAの初のワールドツアー「SUGA | Agust D TOUR D-DAY」は、日本公演でも輝きを放った。故・坂本龍一とのコラボレーションで完成した「Snooze」のステージでは、二人の出会いが大画面に映し出され、余韻を残した。

SUGAは公演の最後に「3日間、良い思い出を作ってくれてありがとう。日本での公演は本当に幸せだった」と語り、「次は7人で公演をしたい」とファンの熱い声援に応えた。

ワールドツアー「SUGA | Agust D TOUR D-DAY」の折り返し地点を迎えたSUGAは、9～11日タイのバンコク、16～18日シンガポールに続き、24～25日ソウルで公演を行う予定だ。

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