5人組ガールズグループADYA、メンバー全員が振付に参加した「Per」でデビュー!“無限の才能とセンスを持っている”

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写真=Starting House Entertainment
日差しのような笑顔が初々しい一方で、堂々と自信も語ったADYA。デビューを控えて会った彼女たちは「不安が半分、期待が半分」としながらも、「みんな無限の才能とセンスを持っているんです。これからの活動が楽しみで、胸がワクワクします」と明かした。

ガールズグループADYAは5月9日、1stシングル「ADYA」とタイトル曲「Per」をリリースしてデビューした。

“最近のアイドル”という修飾語を狙っているという彼女たちは、自信を持ってデビューの準備を終えた。パフォーマンスを武器にする彼女たちは、5人のメンバー全員が振り付けの創作ができるという点で他のグループとの違いがある。今回のデビュー曲「Per」の振り付けにも、メンバー全員が参加している。

何よりもADYAは、ダンサーのnozeの所属事務所が初めてローンチするガールズグループとして注目を集めた。それによるプレッシャーは感じないかと尋ねると「nozeさんはダンサーで、私たちはアイドルなので、その点が違います。心配よりは私たちの道だけを考えて前に進もうと思います。私たちならではのダンスのスタイルがあるので、楽しみにしていただきたいです」と自信を示した。

ADYAは「冒険」を意味する「AD」と、スペイン語で「出発」を意味する「YA」を組み合わせたグループ名だ。「私たちだけの冒険に出発する」という名前のように、新たな旅程を控えているメンバーたちは、抜群のチームワークを見せた。

直接会った彼女たちは、ハツラツとした魅力と明るい雰囲気に溢れていた。互いの顔だけ見ても幸せそうに、笑いが絶えなかった。長年の友人のように、互いを信じて頼る姿が印象的だった。

デビューチームに一番最後に合流したソウォンは「実力の面で違いがあったので、それを乗り越えるために頑張りました。宿所生活をしているので、辛くて涙を流すと気づかれることもあります。ある日、親と電話しながら泣いていたのですが、セナが『お姉さん、大丈夫ですか』と話しかけてくれて、私よりもたくさん泣きました。彼女が本気で自分のことを心配してくれているんだなと思ってありがたかったですし、慰められました」と当時を思い出した。

セナは「ソウォン姉さんが車に乗っている時から泣いているのを見ました。心が痛かったのですが、彼女が恥ずかしくないように、車から降りて散歩しながら話そう、と思いました。その過程で私も泣いてしまい、ちょっと恥ずかしかったです」と笑顔を見せた。

メンバーたちはリーダーのヨンスのことを「ママ」と呼びながら慕っている。チェウンは「一番年上のヨンスが事務所の最初の練習生でもありますし、デビューチームが作られてからはリーダーを務めてメンバーたちの面倒を見てくれて、チームのために努力してくれているんです。ありがたいですし、すごいと思います。リーダーという重さもあって大変だと思いますが、文句を言わずに一生懸命にやっています」と親指を立てた。

するとヨンスは「もう目を見るだけでもメンバーたちが言いたいことが分かる気がします。レッスン中に言わなくても、動きだけを見て列を揃えたり、お水を渡す。通じている、と感じる時が多いです」と語った。

デビューする夢だけを追いかけ、共に走ってきた5人だ。今後の目標として彼女たちは音楽番組での1位、フェスティバルへの参加、リアリティの制作、単独コンサートの開催などに言及した。「夏にはプライベートプールつきの宿所で遊んで、秋にはグランピング、冬にはスキー場に行きたいです。今年の春は花見に行ってきました」と微笑む顔は、ごく普通の少女と同じだった。

ヨンスは「姉がアイドルになりたくてダンススクールに通っていて、一緒にオーディションに参加してレッスンを受けていたら、いつの間にか才能を見つけられました。姉と共にオーディションに参加し続けて練習生生活をしていたら、デビューの夢が叶いました」と語った。彼女は「個人的なロールモデルとチームのロールモデルがいます。チームのロールモデルは少女時代先輩です。長く活動されていて、個人でもチームでも活動を続けていらっしゃるところを見習いたいです。個人的なロールモデルはIU先輩です。作詞、作曲、演技、ダンス、歌がすべてできるオールラウンダーで、人々にポジティブな影響を与えていると思います」と明かした。

ソウォンは「子供の頃からテンションが高かったのですが、両親が勉強を重要視していたので、高校2年生まで勉強に集中しました。アリアナ・グランデのコンサート動画の中の観客たちが喜ぶ姿を見て、ステージに立ちたいと思うようになり、親に涙を流しながら絶対やりたいと言いました。その時からオーディションの準備をしました」と話した。ロールモデルはBTS(防弾少年団)だとし、「高校生の時から本当に好きでした。コンテンツをたくさん見ながら、チームに対する心構えやファンの方々に対する態度、音楽に対する姿勢を学びました。ステージでファンの皆さんとコミュニケーションをとっているのを見て、私もあのようにしたいと思いました。思春期に歌を聴いてすごく慰められました」と明かした。

セナは「子供の頃からダンスが好きでした。生まれて初めてのステージだった7歳の幼稚園の特技自慢大会でもらった歓呼に、喜びを感じました。BTS先輩の『I NEED U』のステージを見てアーティストの方々が輝いているように見え、アイドルという夢を持つようになりました」と説明した。チームの中で一番背が小さいという彼女は「158cmなんです。体も小さいけれど、チームで一番パワフルなダンスができます。性格がサバサバしているので、本名のイム・イェナなのですが、イェナオッパ(お兄さん)とたまに呼ばれることもあります」と自身の魅力を語った。

チェウンは「音楽鑑賞とダンスを踊るのが好きでした。7歳の頃、アイドルのアニメーションの主人公を見て私もあのようになりたいと思いました。その後、ダンスの大会に出場してステージをたくさん経験し、ステージから降りる瞬間に喜びを感じて夢を育ててきました」と明かした。ロールモデルがBLACKPINKだという彼女は「ステージを見ると、4人ともそれぞれ違う個性と魅力を持っていて、その相乗効果がすごく大きいです。リサ先輩とジェニー先輩ラップを見て勉強しています」と伝えた。

さらにスンチェは「子供の頃からApink先輩の『Apinkニュース』という自主制作コンテンツを見て歌手の夢を抱きました。その流れでダンススクールに登録し、そこがオーディション専門スクールだったので、トレーニングを受けている中でキャスティングのオファーを受け、夢を叶えることができました」と話した。彼女は「ロールモデルは私です。多くの先輩たちを見て学んだことは本当にたくさんありました。だから私だけの個性と魅力をもっと見せたいという気持ちが生まれました」と自信を見せた。

メンバーたちは「ADYAは“最近のアイドル”です。私たちが考える正直で堂々とした、弱点までも愛する、私たちならではの色をその時その時に自信持って見せられる“最近のアイドルADYA”になりたいです」と夢を語った。

記者 : オ・ユンジュ