BTSのSUGA、タイトル曲「Haegeum」MVを公開…一人二役の熱演に注目

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写真=BIGHIT MUSIC
BTS(防弾少年団)のSUGAが、ソロアルバムでカムバックした。

SUGAは4月21日午後1時(韓国時間)、活動名Agust Dでソロアルバム「D-DAY」の全曲の音源とタイトル曲「Haegeum」のミュージックビデオを公開した。

「D-DAY」は、SUGAが2020年5月に公開したミックステープ「D-2」以来、約3年ぶりに発売するソロ作品である。SUGAは今回のアルバムで、2016年に発売したミックステープ「Agust D」「D-2」に続き、Agust Dトリロジー(3部作シリーズ)を完成させた。

「D-DAY」には、タイトル曲「Haegeum」と4月7日に先行公開された「People Pt.2(feat. IU)」をはじめ、「D-Day」「HUH?!(feat. J-HOPE)」「AMYGDALA」「SDL」「極夜」「Interlude: Dawn」「Snooze(feat. Ryuichi Sakamoto、キム・ウソン of The Rose)」、そしてBTSの「Life Goes On」など、計10曲が収録されている。SUGAは今回のアルバムに、速すぎて膨大な情報が溢れる時代に「自分」と「今」に集中しようというメッセージを込めた。

SUGAは、全曲の作詞・作曲と共にアルバムのプロデュースを担当し、「D-DAY」の企画からコンセプト、構成など、アルバム制作の全般をリードし、プロデューサーとしての実力をアピールした。

タイトル曲「Haegum」は、「D-2」のタイトル曲「Daechwita」に続き、再び「Haegeum(ヘグム)」(奚琴:韓国民俗楽器で小型の二弦楽器)のサウンドを活用した曲だ。この曲は、韓国の民族楽器の「奚琴」と「解禁(韓国語でヘグム)」の二重表現を通じて、日常と社会で様々な制約と制限に縛られて生きている人々に向けて“自由”という話題を投げかける。

同日に公開された「Haegeum」のミュージックビデオは、全体的に1本のノワール映画のような雰囲気の中で、練り込まれたストーリーラインと緊張感あふれる劇的要素が際立つ。特に、似ているようで異なる雰囲気の2人の人物を一人二役で演じるSUGAの熱演が圧巻だ。先立ってコンセプト写真に登場した、相反するキャラクター「Being」と「Exister」の対決、そして劇的などんでん返しが注目を集める。

SUGAは4月26~27日にベルモントパークを皮切りに、ニューアーク、ローズモント、ロサンゼルス、オークランドなどアメリカの都市をはじめ、インドネシア、日本、タイ、シンガポール、ソウルでワールドツアー「SUGA | Agust D-DAY TOUR」を開催する。

記者 : パク・アルム