「BOYS PLANET」のデビュー組からSMのユニット・日本人所属チームも!2023年は新人ボーイズグループが続々

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写真=ZEROBASEONE Twitter

2023年は相次いで新人ボーイズグループがデビューしています。オーディション番組のデビュー組から人気グループからのユニット、さらに人気アイドルの弟分まで、今年注目したいボーイズグループをまとめました。



◆8TURN:1月30日デビュー

写真=MNHエンターテインメント
MNHエンターテインメントが初めてプロデュースするボーイズグループとして1月30日にデビューした8TURN。Mnet「I-LAND」に出演したギョンミン、Mnet「少年24」出身のジェユン、ミョンホ、ミンホ、ユンソン、ヘミン、ユンギュ、スンホンの8人で構成されています。オーディション番組で先に顔を知らせたメンバーもいることからデビュー前から注目を集めてきました。

デビューアルバム「8TURNRISE」には「自分を表す価値はまさに自分自身だ」という強いメッセージが込められています。8TURNは2月、ストリートカジュアルブランド「Life Work」の広告モデルに抜擢。また3月には「KCON 2023 THAILAND」に出演し、海外ファンに挨拶。5月には幕張メッセで開催された「KCON 2023 JAPAN」にも出演しました。


◆BXB:1月30日デビュー

写真=WOLFBURN
BXBは、5人中4人が元TRCNGメンバーで構成されたグループです。ジフン、ヒョヌ、シウ、ハミンは2017年にTRCNGのメンバーとしてデビューし、2022年に解散。同年、再デビューに先立ち、APR PROJECTとして4人で新曲「11時59分(11:59)」、元TRCNGメンバーのホヒョンがフィーチャリングとして参加した「場面」をリリースしました。そして1月30日、ジュンも加わった5人組ボーイズグループBXBとしてデビュー。

グループ名のBXBは「Boy By Brush(青春を描く)」という意味で、青春を描いていくように様々なチャプターを様々なジャンルの音楽で表現するという意味が込められています。最近ではJTBCのグローバルアイドルサバイバル番組「PEAK TIME」に出演。ファイナルに進出する6組には残れませんでしたが、その実力に注目が集まりました。彼らは4月29日から本日まで、新大久保で長期公演を開催中です。


◆HAWW:2月23日デビュー

写真=BISCUITエンターテインメント
HAWWはKep1erのソ・ヨンウンが所属しているBISCUITエンターテインメントが初めて披露するボーイズグループとして2月23日にデビューしました。メンバーはジミン、ミンヨン、ジョングン、チャニョン、ジュホ、ルイ、ソビンの7人で、特にジョングンは元ASTROのラキの弟として大きな注目を集めました。彼はデビューアルバム「HOW R U」の発売記念ショーケースでラキについて「僕が連絡して応援をお願いした。よくやったと沢山言ってくれる」と言及。ラキはHAWWのデビューアルバム「HOW R U」の収録曲「Wanna Be Love」の作詞・作曲に参加し、弟のデビューを応援しました。

グループ名のHAWWは「HEAL ALL THE WORLD WIDE」の頭文字を繋げたもので、世界を癒して人々に夢と希望を与えるという意味が込められています。デビューアルバムの「HOW R U」にも、暗い現実の中、グループならではの個性で世界を癒やし、夢と希望を与える存在に生まれ変わるというストーリーを収めました。彼らは他のグループとの違いについて、コンセプトが「ヒーリングドル(ヒーリング+アイドル)」であることを挙げ、「メンバーたちの様々な魅力を通じて、他のグループとは異なるヒーリングを届けることができると思う」と語っています。


◆xikers:3月30日デビュー

写真=KQエンターテインメント
xikersは、KQエンターテインメントの練習生グループKQ Fellaz 2として公開され、プレデビューコンサート、「KCON 2022 JAPAN」出演などで着実にファンを獲得。そしてプレデビュー曲として披露していた「TRICKY HOUSE」をダブルタイトル曲の一つにして3月30日に正式デビューを果たしました。所属事務所の先輩ATEEZが実力派ボーイズグループとして人気を集めているだけに、後輩グループとして期待を集めています。「TRICKY HOUSE」のMVは浅草の花やしきで撮影。すでに再生回数は2,500万回を突破しており、注目度の高さをうかがわせています。

1stミニアルバム「HOUSE OF TRICKY : Doorbell Ringing」の売り上げも好調で、HANTEOチャート基準、初動売上が10万3,318枚を突破。同作は発売1日で約2万2,000枚を売り上げ、好スタートを切りました。彼らは5月11日、12日に日本武道館で開催された日本テレビ系「THE DANCE DAY」との連動ライブイベント「THE DANCE DAY LIVE 2023」に出演。また「KCON 2023 JAPAN」、カタール初のK-POPフェスティバル「K.ONE FESTA IN QATAR 2023」などに出演、さらに今月放送された日本テレビ系「バズリズム02」でパフォーマンスを披露し、注目を集めました。


◆Antares:4月16日デビュー

写真=ユンソグループ
Antaresは、お笑い芸人のユン・ヒョンビンがプロデュースした新人ボーイズグループです。メンバーはスンヒ、ジェイ、ハル、イノ、フィ、ウリの6人で、明るさをモットーに、歌とパフォーマンスで希望のメッセージを伝えていくと意気込んでいます。1stシングルの名前は「White Code」で、白は明るさを象徴する代表的な色であり、どんな色にものせることができる色であるため、今後Antaresが様々な色を見せていくという覚悟を伝えています。タイトル曲「Runaway」には、どんなに忙しく大変であっても、絶対に諦めずに前へと走っていこうというメッセージが込められています。

ユン・ヒョンビンは「南の空で最も明るい星であるAntaresのように、明るくて爽やかな魅力を持っている。多くの人々が星を眺めて願いを祈り、希望を抱くように、Antaresも人々にとって希望のアイコンになりたいと思っている」と明かしています。彼らは大阪で公演を開催中で、今月24日からは東京で長期公演を行う予定です。


◆ドジェジョン:4月17日デビュー

写真=SMエンターテインメント
NCTのドヨン、ジェヒョン、ジョンウが、新ユニットドジェジョンとして4月17日にデビュー。彼らは2022年、3人でクリスマスキャロルメドレーを公開。また「2022 MBC歌謡大祭典」でユニットステージ「Can We Go Back」を披露して好評を得ましたが、今回3人で正式にデビューが決まり、ファンを喜ばせました。1stミニアルバム「Perfume」は初動売上672,374枚を記録し、歴代K-POPユニットの初動売上1位の記録を更新しました。

「Perfume」というアルバム名の通り、香りをテーマに、計6曲を通じて出会いから別れまでの愛の過程を披露。同名のタイトル曲では、サビに香水をつける動作を表現したポイントダンスが目を引きます。今年デビューする新人ボーイズグループの初々しい雰囲気とは異なり、大人の男性のセクシーさが際立つパフォーマンスで好評を得ています。またまるで香水ショップのようなポップアップストアのオープン、香水も公式グッズとして発売されるなど、楽曲のコンセプトに合わせたプロモーションも話題となっています。さらに彼らは「Rakuten GirlsAward 2023 SPRING/SUMMER」に出演し、海外でのステージも成功させました。


◆XODIAC:4月25日デビュー

写真=One Cool Jacso Enterainment
XODIACは昨年、OCJNEWBIESとしてメンバーが初公開された後、グループ名をXODIACに確定し、4月25日に正式デビューを果たしました。彼らはデビュー前から海外、韓国の有名マガジンのグラビアに登場し、微博の授賞式「WEIBO Account Festival 2022」で2冠を獲得するなど、注目のルーキーに浮上。3月にはレックス、ヒョンシク、ボムス、ウェイン、ダビン、シンの6人でプレデビュー曲「CALLING」を発表しました。同曲のMVは香港のディズニーランドで撮影され、ラストにはミッキーマウスも登場。香港のディズニーランドでK-POPグループのMV撮影が行われたのはこれが初めてで、異例のプレデビューとなりました。

メンバーはリーダーのレックス、ヒョンシク、ジャヤン、ボムス、ウェイン、ギュミン、シン、ダビン、リオの9人。レックスはSBS「LOUD」でパク・ジニョン(J․Y․ Park)とPSYに絶賛されすでに実力派メンバーとして知られ、ヒョンシクはMnet「PRODUCE X 101」に出演し、すでに入隊も終わっているメンバーです。またジャヤンはインドネシア出身のメンバーで、現地のオーディション番組への出演経験もあり、現地でもデビューに注目が集まりました。XODIACはコンセプトによってチームの概念とカラーが変わる新概念のグループであると予告されており、今後どんなコンセプトとパフォーマンスを披露していくのか、注目が集まっています。


◆CMDM:4月27日デビュー

写真=CMDMエンターテインメント
CMDMは4月27日、1stシングル「Back to the Future」で正式デビュー。メンバーはビョンフン、ヒョンハ、ジュンヒョン、ヒジュ、ノユル、スンホの6人で構成されました。グループ名は、指揮官または司令官を意味する「commander」にちなんで、6人のメンバーが指揮官になり、ステージをリードするという抱負が込められています。

1stシングル「Back to the Future」のタイトル曲は「Already go ready」で、6人のメンバーが一つになってCMDMとして出会う、初めての旅を描いています。4月初旬、彼らはMV撮影のためタイに出国。またデビュー前にもかかわらず、最近プロバスケットボールの試合会場で試投と祝賀公演を行い、初めてファンに対面しました。6月30日からは新大久保で長期公演を開催することが決定しており、来日にも期待が高まっています。


◆The Wind:5月15日デビュー

写真=With USエンターテインメント
The Windは、Highlightが所属するAround US傘下のレーベルであるWith USエンターテインメントからデビューした7人組のボーイズグループです。With USエンターテインメントは約5年間、キャスティング、トレーニングを含む新人育成に投資し、誰もが一緒に楽しむことができる良質な音楽を準備。平均年齢は16․8歳で、最年少のアン・チャンウォンはなんと2008年生まれ。2008年生まれでデビューした最年少の男性アイドルとなりました。他にもタイ出身で現地のオーディション番組で優勝した経験もあるタナトーン、子役出身のパク・ハユチャンなど、今後の活躍に期待したいフレッシュなメンバーが集まりました。

The Windというグループ名には、一筋の風のように多くの人々に今必要なヒーリングを与えるという抱負が込められています。風が季節によって形を変えるように、彼らも毎瞬間様々な姿で慰労、感動、楽しさを与えます。4月24日にはデビューアルバム「Beginning : The Wind Page」の1番トラック「光を込めて君にあげる」のMVを先行公開。桜の咲いた春、自転車をこぐ姿や制服姿ではしゃぐ姿など、青春を描いたMV、清々しい歌声が印象的です。デビュー曲「ISLAND」も希望と勇気を与える楽曲で、爽やかですが中毒性のある楽曲に仕上がっています。


◆BOYNEXTDOOR:5月30日デビュー

写真=KOZエンターテインメント
BOYNEXTDOORは、HYBE傘下レーベルであるKOZエンターテインメントの新しいボーイズグループとして、5月30日にデビューが決定しました。Block Bのジコがプロデュースし、HYBEとKOZが一緒に披露する初のボーイズグループという点でも大きな注目が集まりました。グループ名には「隣の少年たち」という意味のように、飾らず気楽に近づけるという意味が込められ、同年代が共感できる日常の話を音楽で表現し、リスナーに共感を届けると意気込んでいます。

HYBEとKOZエンターテインメントは貿易センター(COEX)K-POPスクエアとHYBE社屋でプロモーションを行い、特にHYBE社屋にはひっくり返った少年たちの家を表現したオブジェを設置して話題に。メンバーはテサン、ウンハク、ジェヒョン、ソンホ、リウ、イハンの6人で、全員が圧倒的なビジュアルで視線を奪いました。彼らはなんとシングルに収録された「But I Like You」「One and Only」「Serenade」の3曲全てをタイトル曲に掲げ、歌唱力、ダンスの実力だけでなく、優れた表現力も見せています。さらに7月17日には代々木競技場で開催される「INSPIRE TOKYO EXTRA」に出演が決定。デビュー後初の日本ライブに関心が高まっています。


◆NINE to SIX:5月31日デビュー

写真=DONGYO ENTERTAINMENT
NINE to SIXはDKZのジョンヒョン、ミンギュによるユニットで、5月31日に1stシングル「GOOD TO YOU」でデビューしました。タイトル曲「Don't Call Me」は、MZ世代(ミレニアム世代+Z世代)の会社員の哀歓を表現した楽曲。「夜勤を強要するな」「お願いだから退勤の直前に呼ぶな」「退勤後は僕の時間」など、ユニークでストレートな歌詞が共感を誘っています。音楽番組やMVではスーツを着こなし、走るような手足の激しい動き、腕時計を見るような振付などを披露。キャッチーなパフォーマンスも目を引きました。

DKZは2019年4月にデビュー。特に2022年、ジェチャンがBLドラマ「セマンティックエラー」で大きな注目を集め、グループへの関心も高まりました。ジョンヒョン、ミンギュもミュージカル、ラジオDJ、バラエティ番組などでマルチに活躍中。今年はデビュー後初のファンコンサートも成功させており、今後さらなる活躍に期待されています。


◆LUN8:6月15日デビュー

写真=fantagio
LUN8は、ASTRO以来約7年ぶりにfantagioがローンチする新人ボーイズグループです。メンバーはENHYPENを輩出したMnet「I-LAND」に出演したイアン、ジュヌ、日本人のタクマ、ジンス、ウンソプ、カエル、チ・ウンホ、ドヒョンの8人。デビュー前からYouTubeチャンネルを通じてユニットでカバーステージを公開しています。

ジンス、タクマ、ジュヌ、ウンソプはDAY6の「You Were Beautiful」を歌い、タクマ、ジュヌ、イアンはJACKBOYS、Travis Scottの「WHAT TO DO?(Feat. Don Toliver)」のダンスパフォーマンスを披露。また8人全員でEXOの「Monster」、ASTROの「Like stars」のカバーを公開するなど、歌、ダンスともにレベルの高いグループとして目を引きました。グループ名には「暗い夜を明るく照らす月明かりを抱いた8人の少年」という意味があり、魅力的な音楽とパワフルなステージでポジティブなエネルギーを届けるという抱負が込められています。日本人メンバー所属のグループとして、日本や世界中の注目が集まっています。


◆Hi-Fi Un!corn:6月26日デビュー

写真=Hi-Fi Un!corn公式ホームページ
Hi-Fi Un!cornは、サバイバル番組「THE IDOL BAND : BOY'S BATTLE」でデビューを勝ち取った日韓バンドです。同番組はTBS、韓国SBSグループ、FNC ENTERTAINMENTによる共同プロジェクトで、FTISLAND、CNBLUE、N.Flyingに次ぐボーイズバンド結成を目標に、TBSと韓国SBS MTV、SBS FiLで同時放送されました。メンバーはソン・ギユン(ベース)、オム・テミン(ボーカル)、福嶌崇人(ボーカル)、キム・ヒョンユル(ギター)、ホ・ミン(ドラム)で、2000~2005年生まれの5人で構成されました。

彼らは正式デビュー前にもかかわらず、さいたまスーパーアリーナで開催される「2023 DREAM CONCERT in JAPAN」出演を発表。スキンケア商品「サボリーノ」のモデルにも抜擢されました。そして今月ついに、日韓同時デビューを発表。デビューデジタルシングル「Over the Rainbow」を6月26日にリリースします。同曲はプロデューサーでもあるCNBLUEのジョン・ヨンファが作詞・作曲を担当。雨が降った後に綺麗な虹があらわれるように、困難の先に大きな幸せが待っているだろうという希望を歌った楽曲であると予告しました。デビュー日にはショーケースを開催、全世界で生放送、ライブ配信される予定です。


◆ZB1:7月10日デビュー

写真=BOYS PLANET Twitter
4月20日、生放送されたMnet「BOYS PLANET」の最終回で、9人のデビューメンバーが決定。グループ名はZEROBASEONE(ZB1)で、ゼロ(0)から始まりワン(1)になる9人のメンバーの輝かしいスタートを意味しています。ファン投票によりデビューメンバーに選ばれたのはジャン・ハオ、ソン・ハンビン、ソク・マシュー、リッキー、パク・ゴヌク、キム・テレ、キム・ギュビン、キム・ジウン、ハン・ユジン。韓国出身が6人、中国出身が2人、カナダ出身が1人で、第5世代を牽引する期待のボーイズグループとして今後2年6ヶ月間活動を展開します。

番組は毎週日本でも配信され、日本でファンによる投票を呼びかける広告の掲出、カフェでのカップホルダーイベントなども行われ、大きな人気を実感させました。ZEROBASEONEは7月10日に1stミニアルバム「YOUTH IN THE SHADE」でデビューが決定。正式デビューに先立ち、5月13日、14日の「KCON JAPAN 2023」に出演し、日本ファンを沸かせました。現在は初のリアリティ番組「CAMP ZEROBASEONE」を撮影中で、6月22日より公開される予定です。また同時期に放送されていたMBC「少年ファンタジー~放課後のときめきシーズン2~」からは12人組のFANTASY BOYSが誕生。FANTASY BOYSの活躍にも注目が集まっています。

記者 : Kstyle編集部