BTS(防弾少年団)からNCTまで、ストーカー行為や住居侵入も…度を超えた迷惑行為に苦しむアイドルたち

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写真=TVレポート DB
人気アイドルに対するストーキングなどの迷惑行為が相次いでいる。

家に侵入したり、海外の泊まり先まで追いかけてくるストーキング、さらに自身の職業上得られるアーティストの個人情報を横流しするなど、アイドルへの迷惑行為が後を絶たない。

今月、SMエンターテインメントは「昨年11月末、NCTのメンバーへチャンの自宅にいわゆる“私生ファン(サセンペン:芸能人の私生活まで追いかけるファン)”が侵入する事件があった」と明かした。

そして「へチャンが家族と一緒に暮らしており、この事件によってへチャンはもちろん、家族まで相当な精神的被害を訴えている状況だ」と伝えた。住居侵入を試みた“私生ファン”は検察に起訴されたが、へチャンの意思に従って刑事処分はせずに終わった。

SMは「このような行為はアーティストに恐怖心を植えつけ、本人はもちろん家族、周りの人にまで深刻な被害を及ぼす犯罪行為だ。“私生ファン”たちにはアーティストのプライバシーを侵害する行為を直ちにやめていただきたい」と警告した。

芸能界でこのようなことが起こったのは一度や二度ではない。KARAのギュリも、最近行った生配信で怒りを露わにした。

ギュリは日本で行った生配信で「あの人たちがずっと追いかけてくる。男の子たちが……ホテルのロビーからずっとつきまとわれている」とし、彼らに向かって「追いかけてこないで」と叫んだ。

彼女は「ああいう人はファンではない」とし、Twitterにも「その人たちはファンじゃないです。ついてきてわざと苦しめたので、ほかのファンの皆さんが謝ってくれるのはしないでください! 大丈夫です」(原文ママ)と投稿した。

アーティストの個人情報を横流しする事件も発生した。このことで該当の社員は職業を失った。韓国鉄道公社(KORAIL)の社員が、BTS(防弾少年団)のRMの個人情報をなんと3年間も無断で閲覧していたのだ。

韓国鉄道公社によると、職員のA氏は2019年から3年間、18回にわたってRMの乗車券の情報、住所、電話番号などの個人情報を閲覧した。A氏は顧客の個人情報を業務の目的で確認できるIT部で働いていた。

A氏は「予約内容を確認して、直接顔を見てきた」「友達が彼の近くの座席を予約できるよう、乗車券の情報を教えてあげた」などと話したという。懲戒処分の手続きをしたA氏は「個人的な好奇心だった。反省している」と犯行の理由を明かした。

これをうけRMは、自身のInstagramのストーリーに該当のニュース記事をキャプチャーし、そこに「^^;;」という顔文字を残して、不快感を示した。

RMは今年、テンプルステイで全羅南道(チョンラナムド)求礼(クレ)郡にある華厳(ファオム)寺を訪れたが、そこで住職と彼が交わした会話の内容が、合意なしにメディアに公開されたこともある。

「好きでやったのだから見過ごして」と許される行為ではない。アイドルのプライバシーを侵害する行為には、強力な法的措置が必要だ。

・NCT ヘチャンが住居侵入の被害に…SMが深刻なプライバシー侵害に警告「恐怖心を植えつける行為」

・KARA ギュリ、日本でストーカー被害に…生配信で怒り「あんな人たちはファンじゃない」

・BTS(防弾少年団)のRM、3年間個人情報を無断閲覧した韓国鉄道公社職員に不快感…事務所が対応へ

記者 : シン・ウンジュ