イ・ジュヨン主演映画「緑の夜」ベルリン国際映画祭のパノラマ部門にノミネート

OSEN |

女優イ・ジュヨンが映画「緑の夜」で「第73回ベルリン国際映画祭」を訪れる。

イ・ジュヨンが主演する映画「緑の夜」(「GREEN NIGHT」、監督:Han Shuai)が「第73回ベルリン映画祭」のパノラマ部門にノミネートされた。彼女は映画祭から招待され、21日にドイツ・ベルリンに出国する。これで彼女は昨年、映画「ベイビー・ブローカー」(監督:是枝裕和)で「第75回カンヌ国際映画祭」に出席し、世界の映画ファンから注目を集めたことに続き、2年連続で世界3大映画祭からラブコールを受け、海外で活躍することになった。

「緑の夜」は、保安検査場で働く中国移民者のジンシャ(ファン・ビンビン(范冰冰))がある日、若く明るい緑色の髪の女性(イ・ジュヨン)に出会い、自身以外には誰にも頼らなかった2人の孤独な女性たちが彼女らを支配しようとする勢力に対抗し、韓国の闇の世界へ向かう話を描く。

世界で初めて同作を上映することになった「ベルリン映画祭」は、1951年からベルリンで毎年開催されている世界的な映画祭だ。フランスのカンヌ国際映画祭、イタリアのベネチア映画祭と共に世界3大映画祭と呼ばれている。「緑の夜」は、パノラマ部門に進出すると共にベルリン映画祭の全部門のクィア映画を対象にする世界的な権威を誇るテディ賞にノミネートされ、韓国国内外の映画ファンから期待と関心が高まっている。

映画「ベイビー・ブローカー」「野球少女」(監督:チェ・ユンテ)、「なまず」(監督:イ・オクソプ)、ドラマ「タイムズ」「梨泰院クラス」などの作品で強烈な演技で自身だけの個性を見せてきたイ・ジュヨンは自主映画と商業映画はもちろん、ドラマまで多彩なフィルモグラフィを積み、演技派女優となった。

彼女が初めて演出を担当した短編映画「ドア前に置いたベルX」が、昨年「第27回釜山国際映画祭」で上映され、監督デビューにも成功した。このように演技と映画を愛する気持ちで挑戦をやめないイ・ジュヨンの海外での活動に関心が高まっている。

記者 : キム・ボラ