Vol․2 ― VERIVERY、メンバーからの“愛”を感じたエピソードは?「スキンシップを受け入れてくれる(笑)」

Kstyle |

VERIVERYが3月22日(水)に日本2ndシングル「Tap Tap (Japanese ver.)」をリリース。2022年11月14日に韓国でリリースした3rdシングル「Liminality - EP․LOVE」のタイトル曲で、デビュー後初めて地上波を含む音楽番組2冠を達成するなどの快進撃を見せた楽曲「Tap Tap」の日本語ver.に加え、「Love Line」「So Gravity」の日本語ver.も初収録された日本オリジナル構成のシングルとなっている。

1月には大阪と東京で日本初のコンサートも開催し、日本でも活発に活動している彼らに、Kstyleは東京公演の翌日、直撃インタビューを敢行。後編では、ニューシングルの聴きどころや、メンバーの魅力を深掘りする様々な質問にたっぷりと答えてくれた。

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新曲のテーマ“愛”を感じたエピソードを公開!

――「Tap Tap (Japanese ver.)」の、韓国版とは違う日本語バージョンならではの魅力を教えてください。

ケヒョン:曲のディテールも違いますし、日本語にするとより明るくてちょっとかわいい感じになるような気がしました。そこが魅力だと思います。

ヨンホ:MVも韓国版とは違った日本オリジナルのものを撮ったので、そちらも期待してください。メンバーたちがそれぞれ違った愛の表現方法を使って、メンバーごとに違ったアイテムも出てくるんですよ。

ヨンスン:メンバーたちがそれぞれどんな方法で愛を表現するのか、その違いが少しずつ見えてくるので比較するのもおもしろいと思います。

――「Tap Tap」は“愛”をテーマにした曲ということで“愛”に関する質問です。どんな時にファンの愛を強く感じますか?

ヨンホ:やっぱりステージの上で感じますね。今回のコンサートでもVERRER(VERIVERYのファンの名称)が情熱的に応援してくださって、皆さんとアイコンタクトをした時に愛をたくさん感じました。

ケヒョン:僕もステージの上にいる時です。僕らは歌って踊る仕事をしているので、その姿を好きになってくださっていると分かる時に一番愛を感じます。

ヨンスン:僕も当然ステージですが、それ以外ではサイン会とか、最近はコミュニケーションがとれるSNSがあるので、そこで皆さんと交流することが楽しくて力になります。

カンミン:ファンの皆さんが持っているカバンなどに僕たちの写真がついていたり、携帯の待ち受け画面を僕らの写真にしていらしたりすると「かわいいな~」って思いますし、僕らを好きでいてくれるんだなと感じます。

――どんな言葉を聞くとうれしいですか?

ヨンスン:普通の言葉かもしれないですけど「今日1日もファイト」とか。音楽番組があった日は「今日のステージもすごくよかった」という言葉を聞くと気分がいいです。

ホヨン:一生懸命ステージを準備してもミスをしてしまう時があるのですが、そんな時にも僕らが努力していることを分かってくれて「大丈夫だよ」「ありがとう」と言って応援してくださる時にとても愛を感じます。

ドンホン:今回、公演会場に花を贈ってくださったりもして、そういうのを見ると「もっと一生懸命に、より良いステージをお見せしなくては」という気持ちになります。

――メンバーからの愛を感じたエピソードを教えてください。

ヨンホ:僕はスキンシップをよくする方なんですけど、メンバーがそれをいつも受け入れてくれる時です(笑)。

ホヨン:去年の12月31日の年越しの時、寝ていたドンホン兄さんに僕が「一緒にカウントダウンをしたい」と言ったら、みんなをリビングに集めてくれました。弟がお願いをしたら、すぐに実行してくれる兄さんを見て愛情を感じました。

ドンホン:僕はリーダーだから、いろいろなことを決断しないといけないのですが、その決断を弟たちが信じてくれる時に感じます。

ケヒョン:スケジュールが終った後、お互いに「頑張ったな」「お疲れ様」と声をかけ合う時に、僕らは本当にチームワークがいいなと感じます。

ヨンスン:家にいるとお母さんがなんの見返りもなく息子を配慮してくれるように、宿舎ではメンバーたちが僕を配慮してくれる時に愛を感じます。例えば僕が散らかしていたら片付けてくれたり、電気をつけっぱなしにして寝てしまったら消してくれたりとか、そういうのがとてもうれしいです。1人で暮らしていたら、そういう小さなことが幸せだということに気が付かないと思うので。

カンミン:僕もメンバーたちも、言葉で表現することがあまり上手ではないのですが、それでもお互いが考えていることを理解して、言わなくても「今、この子はこんなことを考えているんだ」ということを察して配慮してくれることを感じる時です。


メンバーの最愛アイテムは?「日本に来たら…」

――これは欠かせないという“最愛アイテム”を教えてください。

ケヒョン:スマホです。メンバーたちから“スマホ中毒”と言われているんですけど、それほどなくてはいられません。

――スマホで何をしていますか?

ケヒョン:Webマンガを見たり、最近はドラマにハマっています。ソン・ジュンギさんの「財閥家の末息子」というドラマです。

ホヨン:リップバームです。冬になると乾燥して荒れてしまうので、いつも持ち歩いています。

ヨンホ:特茶です。むくみ改善にいいと聞いて、日本に来たら必須のアイテムです。

ドンホン:旧正月の休暇の時にメンバーとお揃いで買ったビーズの指輪です。道端を歩いている時に「これ、かわいいな」ってみんなで買ったのですが、みんなは失くしてしまったみたいです(笑)。でも僕は思い出の品なので、持ち歩いています。

ヨンスン:デンタルフロスです。親知らずもあって、歯ブラシだけではすっきりしないので、デンタルフロスも併用しています。

カンミン:下着です。

ドンホン:下着って(笑)、それはみんな必要じゃん(笑)。

カンミン:必須アイテムなんだから、合っているでしょ!!

――今回のシングルには同様にLOVEを歌った楽曲「Love Line」と「So Gravity」の日本語ver.も初収録されますが、曲の紹介をお願いします。

ドンホン:「Love Line」は、VERIVERYらしい明るく溌溂としたエネルギーが詰まったヒップホップのR&Bで、ピアノのリズムが印象的です。「So Gravity」はバンドサウンドの曲ですが、僕はバンドの曲が好きなのでとても気に入っていますし、楽しくレコ―ディングができました。

カンミン:僕も最近、日本のバンドの曲をいろいろと聴き始めたので、「So Gravity」のレコーディングの時に、日本のバンドの雰囲気を活かして歌おうと努力しました。だから韓国語のバージョンとは少し違った印象を受けるかもしれません。

ホヨン:「So Gravity」はなんとなく日本のアニメを想像しました。韓国語の時にはそんな感じはしなかったのですが、日本語にしたらアニメが頭に浮かんで楽しい感じがしました。


デビュー5年目に突入!練習生時代の裏話も

――1月9日にデビュー4周年を迎えましたね。4年間で自分が大きく変わったと感じる部分や、特に大きな変化があったと思うメンバーは?

ヨンホ:僕はカンミンが一番変わったと思います。二十歳になったし、大人になったと思います。

カンミン:僕はドンホン兄さんだと思います。最初に会った時は一緒にいると息苦しいメンバーでした(笑)。なぜなら、その頃は兄さんも大変だったから、僕が大変だと思っても言い出しにくかったんです。でも今はお互いによく話して、僕も兄さんをよく理解して合わせようと努力をしています。

ケヒョン:僕もドンホン兄さんだと思います。以前は前ばかりを見て走っていた感じでしたが、今は周りを見る余裕が出来た気がします。

ホヨン:僕は当時の自分を振りかえると少し利己的だったと思います。共同生活をするうえで自分勝手だった部分もあったと思いますが、時間が過ぎれば過ぎるほど、メンバーたちに合わせて他人を配慮することを知って、大人になったし成長したように思います。

ヨンスン:僕はケヒョン兄さん。最初はドライな人かと思っていましたが、時間が経つにつれて意外にいたずらっ子な面があるなと感じました。

――練習生時代を振りかえって、どんなことが思い出されますか?

ドンホン:あまりにお腹がすいて、スタッフさんたちのご飯を隠れて食べたことがあります(笑)。

ホヨン:休暇はほとんどなかったのですが、一度「3時間あげるから遊びに行っていいよ」と言われて、ドンホン兄さんが僕らを漢江に連れていってくれたことがありました。ただ川岸に座ってチキンを食べただけなのですが楽しくて、その時のことは鮮明に覚えています。

ヨンスン:ダイエットがつらくて、下着や靴まで脱いでなんとかして体重を落とそうとしたことを覚えています(笑)。

カンミン:たくさん泣いたことを思い出します。うまくできなくて、たくさん叱られて泣きました。


日本のコンビニで買いたい物は?「いつも箱買い」

――では、ここからは皆さんにさらに迫る質問です。まずはカラオケの18番を教えてください。

ヨンホ:Steelheartさんの「She's Gone」です。高音の曲ですが、子どもの頃からよく歌っていました。

カンミン:BUZZ先輩の「棘」です。

ケヒョン:BIGBANG先輩の「春夏秋冬」。

ヨンスン:izi先輩の「救急室」です。

ドンホン:僕もBIGBANG先輩の曲をよく歌います。「BANG BANG BANG」とかを楽しく。

ホヨン:僕はカラオケには本当に行かないのですが、好きな曲なら最近だとCar, the garden先輩の「Tree」です。

――日本のコンビニに行って予算500円で買い物をするなら、なにを買いますか?

ドンホン:ビスケットと一緒になっている青い箱のチョコ(アルフォート)が好きで、日本に来たらいつも箱買いしています。今日も食べました(笑)。

カンミン:緑茶とカップラーメンです。特に決まって好きなラーメンではなくて、目についたものをいろいろ食べます。どれもおいしいです。

ヨンスン:チャ―シューが入ったカップラーメンです。大阪のコンサートが終わった後に食べたのですが、とてもおいしくてびっくりしました。また食べたいです。

ケヒョン:お菓子なんですけど、なんていうやつだっけ?

ヨンスン:じゃがりこ?

ケヒョン:じゃがりこです。

ホヨン:僕はプリンとグミ。

ヨンホ:僕は……特茶です(笑)。

――自分が考える“かっこいい人”を教えてください。

ケヒョン:僕のお母さんです。生きていくうちにお母さんの偉大さを感じるようになりました。

ドンホン:メンバーたちです。ステージの上で本当にかっこいいし、うまくやっていると思うからです。

ドンホン以外の全員:(ニヤニヤしながらドンホンを見る)

ドンホン:なんで笑うんだよ。本心だよ~(笑)!!

ヨンホ:自信を持って人生を楽しんでいる人がかっこいいと思います。

カンミン:かっこいいと思う人がたくさんいますが、自分がすべきことをきちんとしている人すべてがかっこいいと思います。

ヨンスン:自分の仕事を楽しんで、日本でも今このように幸せに仕事をしている自分がかっこいいのではないかと思います。

ホヨン:自分の仕事に情熱を注いでいる人がかっこいいと思います。


メンバーに変身できるなら「僕のままがいい(笑)」

――もし1度だけ他のメンバーに変身してライブをすることになったら、誰に変身したいですか?

ドンホン:カンミンです。若いから、僕も若くなれそうです。

カンミン:(日本語で)いいえ、いいえ(笑)。

ホヨン:僕はヨンホ。高音で歌ってみたいです。

ケヒョン:僕は僕のままがいいです(笑)。

ヨンスン:僕も僕のままで、もっとボーカルを極めたいです。

カンミン:僕も自分にしていいですか? 自分にします。

ヨンホ:僕も僕です。

ホヨン:僕になりたい人はいないんだ~。

カンミン:ホヨン兄さんには、アメリカ方面に行く時に(英語が堪能だから)なりたいです。

ヨンホ:それなら、僕も!!

――もし本やドラマ、アニメなどの世界で1日過ごせるとしたら、どんな作品の世界に行ってどんな経験をしたいですか?

ヨンスン:僕は絶対「ドラえもん」です。のび太の家に行ってドラえもんにあれこれアイテムを出してもらって遊びたいです。楽しいアイテムが多いから。

ドンホン:「ONE PIECE」の世界に行って海賊王になりたいです。

ヨンホ:「財閥家の末息子」になりたいです。うまくやれそうです。

ケヒョン:僕も「財閥家の末息子」です。一生懸命に会社を率いていきたいと思います。

カンミン:具体的な作品ではないですが、仮想の世界でサッカー選手になりたいです。うまいサッカー選手になって活躍したいです。

ホヨン:「NARUTO -ナルト-」の火影になりたいです。

――1週間旅行に行くとしたら、どこに行きますか?

ドンホン:日本です。旅行で来たことがなくて、仕事で来る時は行ける場所が限られているから、旅行であちこち見て回ったり、ショッピングもしたいです。

ホヨン:一度も行ったことがない済州島に行きたいです。

ケヒョン:ギリシャのサントリーニ島に行ってみたいです。

ヨンスン:さっぽろ雪まつりに行きたいです。冬が好きなので。

カンミン:イングランドに必ず行って、サッカーを観戦したいです。

ヨンホ:スイスです。キャンプのプログラムを見ていたら、とてもよさそうだったからです。


2023年の目標を語る「かっこいい自分に…」

――個人としての2023年の目標を聞かせてください。

ケヒョン:なにかひとつということよりも、僕らが活動をして4年が経つので、これまでしてこなかったことをする年になればいいと思います。

ヨンホ:「VERY SCHOOL」をまたやりたいです(笑)。

ドンホン:作詞・作曲を勉強したいです。

ホヨン:これまでホヨンという人間の姿をあまり見せてこなかった気がするので、個人的な動画をたくさん撮って公開していきたいです。

ヨンスン:去年の僕よりもかっこいい自分をお見せすること。かっこいい自分になることが目標です。

カンミン:歌の練習をたくさんしようと思っています。

――では最後にKstyleの読者の皆さんにメッセージをお願いします。

ドンホン:特茶?

――読者です(笑)。

全員:(爆笑)

ドンホン:なぜ特茶にメッセージなのかと思いました(笑)。Kstyleの読者の皆さん、VERIVERYが日本に来るたびに歓迎してくださって、このようにインタビューを通じて僕らのことを知っていただけるようで、とても感謝しています。2023年も皆さんが健康で、したいことが全て叶うような一年になることを、僕らVERIVERYが祈っています。ありがとうございました。

取材:安部裕子 / 撮影:朝岡英輔

■リリース情報
日本2ndシングル「Tap Tap (Japanese ver.)」
発売日:2023年3月22日(水)
形態・価格:全3形態

【初回限定盤】AUPCH-7644
¥1,540(税込)
1CD(全2曲収録)
1.Tap Tap (Japanese ver.)
2.Love Line (Japanese ver.)

<封入特典>
・フォトブックレットA Ver.(16P)
・トレーディングカードA Ver.(ソロ6種のうち1種 / ランダム)
・シリアルナンバー入り「特典会応募券」

【初回限定盤B】UPCH-7645
¥1,540(税込)
1CD(全2曲収録)
1.Tap Tap (Japanese ver.)
2.So Gravity (Japanese ver.)

<封入特典>
・フォトブックレットB Ver.(16P)
・トレーディングカードB Ver.(ソロ6種のうち1種 / ランダム)
・シリアルナンバー入り「特典会応募券」

【通常盤(初回プレス)】UPCH-7646
¥1,320(税込)
1CD(全3曲収録)
1.Tap Tap (Japanese ver.)
2.Love Line (Japanese ver.)
3.So Gravity (Japanese ver.)

<封入特典>
・トレーディングカード通常 ver.(ソロ6種のうち1種/ランダム)
・シリアルナンバー入り「特典会応募券」

CD予約はこちら:https://store.universal-music.co.jp/artist/verivery/(UNIVERSAL MUSIC STORE)

別購入者特典の詳細はこちら:https://verivery.jp/information/?id=617

●リリース記念特典会
開催日程:2023年4月8日(土)
会場:TFTホール1000

シリアルナンバー入り「応募特典券」詳細:https://verivery.jp/information/?id=625

■関連リンク
・日本2ndシングル「Tap Tap (Japanese ver.)」特設サイト:https://verivery.jp/event/verivery_JP2ndSingle_TapTap/
・VERIVERY公式ファンクラブ「VERRER JAPAN」:https://verivery.jp/

記者 : Kstyle編集部