Vol․1 ― VERIVERY、念願の日本初コンサートでは緊張も「ファンの皆さんとより親しくなれた気がした」

Kstyle |

VERIVERYが3月22日(水)に日本2ndシングル「Tap Tap (Japanese ver.)」をリリース。2022年11月14日に韓国でリリースした3rdシングル「Liminality - EP․LOVE」のタイトル曲で、デビュー後初めて地上波を含む音楽番組2冠を達成するなどの快進撃を見せた楽曲「Tap Tap」の日本語ver.に加え、「Love Line」「So Gravity」の日本語ver.も初収録された日本オリジナル構成のシングルとなっている。

1月には大阪と東京で日本初のコンサートも開催し、日本でも活発に活動している彼らに、Kstyleは東京公演の翌日、直撃インタビューを敢行。前編ではコンサートの感想や近況、日本滞在中のエピソードについてたっぷりとお届けする。

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待望の日本初コンサートを開催「もっと多くの都市でも…」

――1月に大阪・東京で日本初のコンサート「2023 VERIVERY 1st CONCERT PAGE : O ASIA IN JAPAN」を開催しましたがいかがでしたか?

ヨンホ:これまで日本ではショーケースやファンミーティングをしてきましたが、MCの方がいない、僕らだけでやるコンサートは初めてだったので緊張しました。でも、ファンの皆さんが熱く応援をしてくださって、声援もたくさん送ってくださったので緊張が解けて、とても楽しかったです。

ヨンスン:久しぶりに日本に来てVERRER(VERIVERYのファンの名称)の皆さんと熱気を分かち合うことができて、とても良かったです。大阪も東京も熱気がすごくて、機会があったらもっと多くの都市でもコンサートをしたいなと思いました。

カンミン:これまで日本で何度か公演をしてきましたが、今回のコンサートでVERRERの皆さんと僕らが、より親しくなれた気がしました。

ドンホン:日本では初めての単独コンサートなので、最初はやはり緊張してしまったのですが、ファンの方々が楽しんでくださっている様子を見たら緊張が早く解けて、楽しい公演ができたのではないかと思います。

ケヒョン:僕は早く日本でコンサートがしたいとずっと思っていたんです。これまでお見せできていなかったステージを披露する機会になってとてもよかったです。

ホヨン:これまでのショーケースやファンミーティングでは、日本のVERRERの皆さんは少しおとなしい印象があったんです。でも今回はコンサートだったからか、とても情熱的で一生懸命に応援してくださる姿を見て、さらにうれしかったです。

――日本のファンを楽しませようと、手をピストルに見立てて撃つマネをしファンを倒れさせるギャグや、映画「今夜、世界からこの恋が消えても」の寸劇をやったりと工夫をしていましたが、メンバーで考えたのですか?

ヨンスン:はい。日本にはそんな文化があると聞いて、日本のVERRERの皆さんに少しでも近づこうという気持ちで、メンバーで話し合って決めました。

――ヨンホさんは「ポムポムプリンです」と自己紹介をしていましたね。

ヨンホ:日本のVERRERの皆さんが僕のことを「ポムポムプリンに似ている」とおっしゃるので、せっかく日本でコンサートをやるのだから日本のキャラクターで自己紹介をしてみようと思ったんです。

――去年の夏に新たに誕生した公式ペンライトが、今回日本でも販売されました。ファンが公式ペンライトを振る姿をステージから見て、どんな感じがしましたか?

ヨンホ:去年の6月に「VERY SCHOOL」(ファンミーティング)をした時は、まだプレート型のペンライトでした。今回は新たに公式のペンライトができて、それをみんなが揺らしている姿を見たら、一層キラキラと輝いている気がしました。

カンミン:すごくきれいでした。本当に!!

ドンホン:「Candle」という曲の中に「世界を照らしてくれた君は特別なプレゼントみたいだ」という歌詞があるのですが、そのフレーズの時にステージから客席を見たら、すごくきれいで感動的でした。

ケヒョン:僕らのペンライトの色はとても明るいんですね。だからすごくキラキラ輝いていて、それをステージから見ると力がみなぎる、そんな効果があると思いました。


ユニットステージではback numberのカバーも!

――ユニットステージもありました。ケヒョンさんとヨンホさんのボーカルユニットはback numberの「ハッピーエンド」を、ダンスユニットのドンホンさんとホヨンさんは「No Time Like Christmas」、ヨンスンさんとカンミンさんは「Feel Good Inc」をそれぞれ披露し、4人による「Let me」のダンスステージもありましたが、練習秘話や感想をお聞かせください。

ヨンホ:スタッフの方に日本で有名な曲を何曲か集めていただき、その中から2人が気に入った曲を選びました。

ケヒョン:最初に曲を聴いた時は甘い雰囲気の曲だと思ったのですが、実際に歌ってみたら休むポイントがなくて、呼吸の整理をしないといけない難しい曲でした。またヨンホと2人で歌うので曲の構成を変えるのに最初は苦労したのですが、結果的にはうまくできたのではないかと思います。

ドンホン:VERIVERYとしてはセクシーなコンセプトの曲をすることがあまりないのですが、今回のユニットでセクシーな姿をお見せすることができてよかったです。

ホヨン:きちんと整った群舞よりも、自由に表現できるのがダンスユニットの魅力だと思います。今回は3曲を2人、2人、4人という形式でやって、それぞれのステージごとに違った魅力を表現できたので、準備をしながらとても楽しかったです。

ヨンスン:僕とカンミンがやったステージの振付けは、これまでやった中で一番と言ってもいいくらい難しかったんです。練習をしながら難しさを体感して「曲を変えなくてはいけないのではないか」とも思ったのですが、頑張って練習して少しずつ形になっていったので、本番のステージでは自信をもってやれました。

カンミン:振り付けは難しかったのですが、最大限楽しんでやろうと話していました。ステージを見て、僕らが楽しんでいる姿をファンの皆さんが感じてくださったらいいなと思いました。それさえ伝われば、これまで悩んだことはいい悩みだったのだと思えますし、自分としてはとても満足しています。


来日中のTMIを公開!仲良しエピソード続々

――前回インタビューした時に日本滞在中のTMI(Too Much Information)を話していただいたのが好評でした。今回もTMIを教えてください。

ヨンスン:僕は親知らずが痛くて鎮痛剤を飲んでいました。韓国に帰ったらすぐに抜く予定です。

ヨンホ:今まで日本のコンビニのご飯をそんなには食べたことがなかったのですが、今回みんなが夕食を食べに出かけたて僕はホテルに残った日があって、その時にコンビニでいろいろなものを買って食べました。豚肉のサムギョプサルみたいなものがとてもおいしかったです。

カンミン:パフォーマンス中に腰の筋肉がつってしまって焦りました。

ケヒョン:僕はドンホン兄さんとルームメイトですが、今回はとても疲れていたのか、寝言がとてもひどかったです。昨日は誰かと会話をしていたし、身体もめちゃくちゃ動いてしました。それで僕は明け方に起きてしまったというTMIがあります。

ドンホン:(笑)。僕は焼き肉を食べたのですが、ホヨンとヨンホはホテルで休んでいて一緒に行かなかったんです。だから僕が2人の分もたくさん食べました。

ホヨン:僕らが嫉妬するように、「今まで日本で食べた焼き肉の中で一番おいしい」って、焼き肉の写真をたくさん送ってきました(笑)。

ドンホン:(笑)本当においしかったんです!!

ホヨン:僕は昨日、ライブの打ち上げの後、早めに部屋に帰ってシャワーを浴びて寝ようとしたのですが、ケヒョンとヨンホが話をしていたんですね。だから僕も加わって、チームについての真面目な話を明け方4時までしました。コンサートが終わったばかりだから余韻もあったし、感情が高まっていたから、いろんな話をしたんです。


「Tap Tap」で初の1位獲得“泣かないと思っていたのに…”

――2023年3月22日に日本2ndシングル「Tap Tap (Japanese ver.)」をリリースしますが、この曲は初めて韓国の音楽番組で1位を獲得した曲ですね。改めて感想を聞かせてください。

ドンホン:正直言って、1位にノミネートはされたけれど、きっとダメだろうと思っていました。1位になった瞬間、泣かないと思っていたのに泣いてしまいましたね。練習生の時にソウルに上京して、4年間メンバーたちと一緒に過ごしてきた日々が頭に浮かんだんです。

ヨンスン:ずっと1位を獲れなかったから、1位に期待する気持ちが薄れていた状態でした。だから一層うれしくて、幸せでした。その瞬間はずっと忘れられないと思います。その日、メンバーみんなで集まって「この1位をきっかけに、より一生懸命に頑張ろう」という話をたくさんしました。

――昨日、ケヒョンさんがファンに向かって「皆さんは1位になったグループのファンだ」と言ったのが印象的でした。どんな気持ちでそのように言ったのですか?

ケヒョン:VERRERたちが自尊心を持ってくれたらいいなと思いました。今、僕たちがこのようにうまくやれているのはVERRERたちのおかげだということを伝えたかったし、VERRERたちがどこにいってもVERIVERYというチームのファンだということを堂々と自信を持って言えるようなグループになりたいと思ってそう言いました。

――「Tap Tap」が1位になった理由は、どんなところにあると思いますか?

ホヨン:僕らの最大の長所のひとつがチームワークとメンバー間のケミストリー(相性)だと思うのですが、そういった部分と、明るくてエネルギッシュな姿をステージでうまく見せられたからだと思います。そして、久しぶりに清涼感のある曲で活動したのですが、VERRERたちが待っていた姿を見せられたことも理由ではないかと思います。

――世界中からも反響があったと思いますが、いかがですか?

ドンホン:去年、ワールドツアーをしましたが、初めていった国でも多くの方が熱く歓迎してくれるのを見て、僕らが知らないところにも僕らを好きになって応援してくれるファンがたくさんいらっしゃるんだなということを感じました。

――「Tap Tap」は、今までのVERIVERYならではのキレのあるカル群舞(体を曲げる角度から指先まで完璧に合わせ、刃物のようにキレのあるダンス)とはまた違って、ハツラツとした印象を受けました。ステージではどんな気分でしたか?

ヨンホ:コロナ禍が落ち着いて、久しぶりに音楽番組でファンの皆さんと直接お会いして声援を聞くことができましたし、明るい曲だったこともあって、とても楽しくステージができたようです。

ヨンスン:その前までは、ダークなコンセプトの曲を続けてやってきたので、僕らの間でも「少しでも若いうちにまたかわいい曲もやりたいね」という話もしていたんです(笑)。だから「Tap Tap」という明るい曲でかわいい姿をお見せできたことがうれしかったです。


「SHOW CHAMPION」のMCを卒業“とても成長を感じた”

――カンミンさんは2年8ヶ月MCを務めた「SHOW CHAMPION」で初の1位を獲ったことで特別な思いがあったと思いますが、いかがでしたか?

カンミン:僕も正直、1位にはなれないだろうと思っていました。放送局によってシステムが違いますが、「SHOW CHAMPION」は僕らが1位を獲るのが難しい番組だと思っていたんです。メンバーたちともそのような話をしていたから、1位という僕たちにとって奇跡のような瞬間をVERRERの皆さんがプレゼントしてくれたようで、とてもありがたかったです。

――スタッフの方々からもお祝いされましたか?

カンミン:プロデューサーや放送作家の皆さんが、まるでメンバーみたいに喜んで、泣きながらお祝いの言葉をかけてくださったので、とても感動しました。

ドンホン:本当に自分たちのことみたいに喜んでくださいました。

――MCを卒業したことについても感想を聞かせてください。

カンミン:やるだけのことはやったという気持ちです。足りない部分がたくさんあったと思いますが、それでも僕を信じてくださったことがとてもありがたいです。そして、また次に違う場所でチャンスをもらえたら、もっとうまくやれたらいいなと思います。

――他のメンバーから見て、カンミンさんのMCについて感じたことは?

ホヨン:カンミンが話し上手になったのを感じました。今まではチームの末っ子、幼い子というイメージでしたが、MCをしながら話すのが上手くなって、とても成長を感じました。



取材:安部裕子 / 撮影:朝岡英輔

■リリース情報
日本2ndシングル「Tap Tap (Japanese ver.)」
発売日:2023年3月22日(水)
形態・価格:全3形態

【初回限定盤】AUPCH-7644
¥1,540(税込)
1CD(全2曲収録)
1.Tap Tap (Japanese ver.)
2.Love Line (Japanese ver.)

<封入特典>
・フォトブックレットA Ver.(16P)
・トレーディングカードA Ver.(ソロ6種のうち1種 / ランダム)
・シリアルナンバー入り「特典会応募券」

【初回限定盤B】UPCH-7645
¥1,540(税込)
1CD(全2曲収録)
1.Tap Tap (Japanese ver.)
2.So Gravity (Japanese ver.)

<封入特典>
・フォトブックレットB Ver.(16P)
・トレーディングカードB Ver.(ソロ6種のうち1種 / ランダム)
・シリアルナンバー入り「特典会応募券」

【通常盤(初回プレス)】UPCH-7646
¥1,320(税込)
1CD(全3曲収録)
1.Tap Tap (Japanese ver.)
2.Love Line (Japanese ver.)
3.So Gravity (Japanese ver.)

<封入特典>
・トレーディングカード通常 ver.(ソロ6種のうち1種/ランダム)
・シリアルナンバー入り「特典会応募券」

CD予約はこちら:https://store.universal-music.co.jp/artist/verivery/(UNIVERSAL MUSIC STORE)

別購入者特典の詳細はこちら:https://verivery.jp/information/?id=617

●リリース記念特典会
開催日程:2023年4月8日(土)
会場:TFTホール1000

シリアルナンバー入り「応募特典券」詳細:https://verivery.jp/information/?id=625

■関連リンク
・日本2ndシングル「Tap Tap (Japanese ver.)」特設サイト:https://verivery.jp/event/verivery_JP2ndSingle_TapTap/
・VERIVERY公式ファンクラブ「VERRER JAPAN」:https://verivery.jp/

記者 : Kstyle編集部