Vol.1 ― VERIVERY、ついに日本デビュー!2年半ぶりの来日に感無量「いい思い出をたくさん作るつもりです!」

Kstyle |

一糸乱れぬフォーメーションダンスに定評がある実力派グループVERIVERYが、6月22日に日本1stシングル「Undercover (Japanese ver.)」で日本デビューを果たした。

シングルリリースに合わせて2年半ぶりに来日し、ファンミーティングやリリース記念特典会、LINE LIVEなどのスケジュールをこなした彼ら。そんな多忙な中で、Kstyleのインタビューに応じてくれた。前編では日本デビューの心境や意気込み、この2年半の活動についてたっぷりと聞いた。

・Vol.2 ― VERIVERYの魅力に迫る!日本でのTMI&最新ケミに嫉妬も?「僕らの部屋には遊びに来ない(笑)」

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【PHOTO】VERIVERY、日本デビューに意気込み「再び新人になった気持ちで良い姿をお見せします」



ついに日本デビュー!念願の来日に「胸がいっぱい」

――日本デビューおめでとうございます。日本デビューは皆さんにとってどんな意味がありますか?

ケヒョン:コロナ禍の以前に日本でショーケースをしたことがあるのですが、その時はこれから日本でもたくさん活動ができると思っていたのに、それが止まってしまって残念な気持ちが大きかったんです。でも、こうしてデビューすることができて、今からでも日本のVERRER(VERIVERYのファンの名称)たちといい思い出をたくさん作るつもりです!!

ヨンスン:僕らを待ってくれている日本のVERRERがたくさんいることをわかっていたので、本当に日本に行きたかったのですが、このように機会がやってきて日本活動ができるのはとても光栄なことです。実際に日本に来てファンの皆さんと一緒に時間を過ごすことができて胸がいっぱいです。

ドンホン:実は、外国語でレコーディングをした曲をリリースするのは今回が初めてなんです。だから、期待も大きいし、大きな意味のある作業でした。

――JAPAN 1st Single「Undercover (Japanese ver.)」でデビューしますが、ミュージックビデオや衣装が韓国バージョンとはまったく違うようですね。

ホヨン:僕は赤系のスーツを着て、ヘアスタイルをサイドにきっちりと固めて強いイメージを出したのですが、とても気に入りました。なので、注目してくださったらうれしいです。

ドンホン:日本バージョンの衣装は動きやすくてとても楽でした(笑)。

ヨンスン:ボクシングがコンセプトで、韓国バージョンは衣装もハードな感じだったのですが、日本バージョンはもっとライトな感じになっていて、衣装もドンホン兄さんが言ったように楽で動きやすかったです。

――ケヒョンさんは、ショート丈の衣装が印象的でした。

ケヒョン:あ~(笑)。最初は恥ずかしくてお腹を隠して歩いていたのですが、「ただお腹が出ているだけだ」と考えるようにして(笑)、一生懸命にいい映像をお見せすることだけに集中しました。

――他のメンバーの衣装を見てうらやましいと思う時はありますか?

ドンホン:時々ありますね(笑)。「あの衣装、僕が着てみたい」って思うことがありますが、口にはしないです。自分のイメージはこうなんだなって思ったりしますね。実は僕、ケヒョンのショート丈の衣装もうらやましかったです。一度挑戦してみたくて(笑)。

ケヒョン:(爆笑)

カンミン:ミュージックビデオの撮影をした時期は、韓国でアルバムを準備している時期だったので、みんな疲れもあったのですが、それでもメンバーたちで「ウシャ! ウシャ!(韓国語で気合を入れる時の掛け声)」と言いながら頑張ったことが印象に残っています。

ミンチャン:全員で最後のシーンを撮影したのはもう夜中だったのですが、カンミンくんがみんなを笑わせて雰囲気を盛り上げてくれました。だから力がわいて、撮影もよくできました。

――大人になりましたね~。

カンミン:はい! ありがとうございます(笑)。


「自分が書いた歌詞が日本語に…気分がいいです」

――韓国で発表した「Undercover」はホヨンさんが作詞に参加していますが、自分が作詞した曲が日本語の歌詞になって、どんなことを感じましたか?

ホヨン:久しぶりに作詞に参加したのですが、自分で歌詞をかけばうまく表現できるような気がしたので挑戦しました。久しぶりに書いた歌詞が日本語バージョンにまでなって、気分がいいです。僕が直接日本語の歌詞を書くことはできませんが、これからも僕が書いた歌詞がまた日本語になればいいなと思いました。自分のパートの部分の歌詞を書いたのですが、日本語バージョンになったら、テンポがよくてすごく歌いやすかったです

――印象的だった日本語の歌詞はありますか?

ミンチャン:「始めよう僕と V Connection」という部分です。韓国語では「受け入れて僕とのV Connection」だったので、少し表現が変わるのがおもしろいなと思いました。

カンミン:「闇の中探しても無駄さ」という歌詞が一番気に入りました。

ドンホン:その部分は、韓国語ではかっこいい感じだったのが、日本語で「闇」になったらかわいい感じの響きに変わっておもしろかったです。

――カップリング曲の「Get Away」「TRIGGER」「O」も含めて、すべてSERIES 'O'の世界観を表現した曲を今回リリースしましたが、改めてSERIES 'O'の世界観について説明をお願いします。

ミンチャン:自分の闇との戦いがテーマになっていて、最後のROUND 3は自分の中の闇を守ろうとする人と、闇と闘おうとする人の対立に関わるストーリーです。

――4曲の中で日本語バージョンのレコーディングに一番苦労した曲は?

ヨンホ:「TRIGGER」は韓国語でも難しい曲だったのですが、日本語バージョンになったら発音やニュアンス、高音パートでつっかかる場所が多くて、とても難しかったです。

ドンホン:ラップは韓国語でも早くてタイトだから難しいのですが、日本語バージョンはもっと大変で舌がもつれました。特に「TRIGGER」はミスを多発して、苦笑しながらレコーディングしました(笑)。

ケヒョン:僕は「Undercover」を韓国語でレコーディングした時、自分のパートのDメロが雰囲気をうまく生かしきれなかった気がしたのですが、日本語バージョンではパッチム(ハングルで一音節末に来る子音)がないからか、うまくレコーディングができて満足しています。


大阪でファンミーティング開催…グルメ&買い物を満喫

――19日には久しぶりに日本の大阪でファンミーティングをしましたが、いかがでしたか?

ヨンホ:2年半ぶりに日本に来たので、とてもドキドキワクワクしていたのですが、ファンの皆さんにお会いできて、とても喜んでいただけたようなので気分がとってもよかったです。

ミンチャン:久しぶりに日本のVERRERの皆さんと一緒に思い出を作ることができて本当にうれしかったです。この大切な思い出を一生大事にしようと思いました。

――ステージで楽しかったことはありましたか?

ケヒョン:ユニットステージを準備したのですが、僕はボーカルチームで「ドライフラワー」(優里)を歌って、ダンスチームはカバーダンスのステージをしました。一生懸命に準備したことをお見せすることができて、皆さんがとてもよかったと言ってくださったので、楽しくて幸せでした。

――大阪では、どんなものを食べたり買ったりしましたか?

ホヨン:おいしいものをたくさん食べました!

ヨンホ:たこ焼き、お好み焼き、すき焼きも食べたし、焼き肉も食べました。

ケヒョン:火鍋、天丼!

ミンチャン:たくさん食べました。

――そんなにいろいろ食べたのですね。なにが一番おいしかったですか?

ドンホン:焼きそばです。普段から好きでよく食べるのですが、日本で食べたら本当においしかったです。

ケヒョン:2年前に食べてとてもおいしかったのに名前を忘れてしまったのですが、今度はちゃんと覚えました。“しゃぶしゃぶ温野菜”です(笑)。すき焼き風と火鍋風が一緒に食べられてとてもおいしかったです。

カンミン:(目を輝かせながら)僕もすき焼きが本当においしかったです。

ドンホン:カンミンは本当にたくさん食べていましたよ(笑)。

ヨンスン:僕は天丼です。日本に来て初めて食べたのが天丼だったので、初印象が良かったようです(笑)。

ホヨン:僕も天丼です。日本に来る前から食べたいとずっと言っていたので、来るなり食べました。タレがとてもおいしいです。

ヨンホ:僕はお好み焼きです。普段から好きなのですが、大阪のお好み焼きがおいしかったです。

――買ったものはありますか?

ケヒョン:みんなでドンキ(ドン・キホーテ)に行って、各自で食べるものとか、いろいろ買いました。僕とカンミンは、なにか記念になるものを買いたいと思ってサングラスを買いました。

ヨンスン:両親になにかお土産を買いたいなと思って、ドンキでチョコレートを買いました。

ホヨン:僕もお土産にうまい棒とチョコレート、マグネットなどを買いました。

ヨンホ:僕はコンビニで特茶をたくさん買いました。おいしいし、食事の時に飲んだら消化にいい気がして。

ドンホン:日本酒を一度飲んでみたくて買ったのですが、まだ飲んでいません。日本でのスケジュールをすべて終えたら飲みたいと思います。


「Road to Kingdom」のビハインドストーリーを公開!

――これまで「Ring Ring Ring」のようなキュートな楽曲から、「Lay Back」のようなセクシーな楽曲、「Undercover」のような強めのヒップホップ曲まで、さまざまなコンセプトを披露してきた皆さんですが、自分の魅力が一番生かされている曲を1曲あげるならば?

ヨンホ:デビューした時は「Ring Ring Ring」のような曲は僕に合うかなと心配に思ったこともあったのですが、今は僕の笑顔や明るいエネルギーが一番見せられる曲ではないかと思うようになりました。

ドンホン:「Undercover」はセクシーでありながらもヒップホップのような雰囲気で活動的なエネルギーが感じられる曲なので、僕の魅力が一番表現されている気がします。

ミンチャン:「Thunder」です。その時のヘアスタイルとかメイクの雰囲気が僕のスタイルによく似合っていると思うからです。

カンミン:僕は「O」です。“さまよう青春”をテーマにした曲だから、やっぱり一番青春に近い僕が似合うと思うからです。

全員:(爆笑)

ドンホン:まだみんな青春だろ!!

カンミン:僕はそう思います(笑)。

全員:(ブーイング)

ホヨン:僕も「O」です。3年ぶりに黒髪にしたのですが、ファンの皆さんがとてもいいと言ってくださったので、自分に一番似合う曲なのかなと思いました。

ケヒョン:ファンの皆さんが僕の声色が魅力的だとよく言ってくださるのですが、「Get Away」が僕の声色が一番生かされている曲だと思います。

ヨンスン:僕も「Get Away」です。曲のテンポや表情など、僕が自然と表現できる雰囲気なので選びました。

――ボーイズグループ7組が熾烈な戦いを繰り広げた「Road to Kingdom」は、皆さんのパフォーマンスの実力を世に知らしめた番組だったと思います。特に印象に残っているステージと、練習時のビハインドストーリーを教えてください。

ヨンホ:いろいろなステージを披露しましたが、僕が個人的に印象に残っているのはMAMAMOO先輩の「gogobebe」です。とても楽しくステージをした記憶があります。

ケヒョン:対面式の90秒パフォーマンスです。他の方々と競争をするというのが初めてだったのでとても緊張しましたし、緊張の分、練習もたくさんしました。汗をかきすぎて練習室の鏡が曇るぐらい練習しましたが、その甲斐があって、他のグループから良い点数をつけていただきました。「頑張ったら、いいグループだと認められるんだな」ということを初めて実感したステージでした。

ドンホン:対面式は緊張しすぎて倒れるかと思いました(笑)。

ホヨン:僕はBTS(防弾少年団)先輩の「ON」です。コラボステージだったので、とても気を遣いましたし、転機になるポイントだと思ったので、本当に頑張りました。

――「ON」はTO1(当時はTOOとして活動)の皆さんとの大人数のパフォーマンスが圧巻でしたね。練習はどのようにしたのですか?

ドンホン:やっぱり大変でしたね。彼らとたくさん話をしましたし、練習時間が終わってからも、別に練習室を用意してもらって一緒に練習をしました。僕が年長だったので、全員の前で「こんな覚悟でやってほしい」などの話もしました。「どんなステージを作ろうか」「今、僕らの気持ちはこうだけど、君たちの気持ちはどう?」とか、とにかくたくさん話し合いながらステージを作っていきました。

――「Road to Kingdom」は、皆さんにとってどんな経験になりましたか?

ケヒョン:短期間で早く成長させてくれた番組だと思います。それまではステージで決められたことをやっているだけでも緊張していましたが、番組を経験してからはどんな状況でも対応できる余裕ができて、メンバーみんなの表情がすごくよくなったと思います。


初アメリカツアーが大盛況「純粋に音楽を楽しんでいて…」

――昨年は初のアメリカツアー「2021 VERIVERY 1st TOUR IN U.S.」を行って大盛況でしたが、観客の反響をどう感じましたか?

ヨンホ:バスで移動するツアーだったので、メンバーと一緒に生活をしながらライブができて楽しかったです。韓国ではコロナの状況のため感じられなかった観客の熱気を直接感じることができて幸せでしたし、アメリカの方々が温かく迎えてくれて感謝の気持ちが大きかったです。

ホヨン:大きな歓声を送ってくださったり、一緒に歌を歌ってくださったので、僕らも楽しくてテンションが上がりました。

ドンホン:僕らを好きという気持ちと同時に、純粋に音楽を楽しんでいる気持ちが伝わってきて、自然と僕らも力をもらいました。

――ライブ以外には、どんなことが印象に残っていますか?

ヨンホ:ホテルのプールで泳いだり、ベッドのあるバスで寝泊まりしながら、寝る前にメンバーが集まって話したことが印象に残っています。

カンミン:自由時間はほとんどなかったのですが、少し空いた時間にみんなでプールで泳いだり、ショッピングをしたりしたのがとても楽しかったです。

ケヒョン:Dave's Hot Chickenという店のチキンがとてもおいしかったです。次にまた行く機会があれば、真っ先に食べたいです(笑)。

――アメリカの風景はどうでしたか?

ヨンホ:やっぱり大きいなと思いました。建物も大きいし、僕らが乗っていたバスも大きいし、生えている木も大きかったです。高速道路も広かった。

ドンホン:終わりのない広大な大地を見るのが初めてで、そのスケールに驚きました。

――ちなみに日本の風景はどう感じますか?

ホヨン:間違いなく日本だけの雰囲気があります。僕が日本の映画やアニメが好きだからかもしれませんが、儚くてときめくような感じ。桜の花びらが舞っているような雰囲気があっ
て、日本に来るたびに気分がいいです。



取材:安部裕子 / 撮影:朝岡英輔

■リリース情報
日本1stシングル「Undercover (Japanese ver.)」
好評発売中

配信サービス一覧:https://lnk.to/Undercoverjp

①初回限定盤(A Ver.) / UPCH-7612 / ¥1,650円(税込)
1CD(全2曲収録)
・Undercover (Japanese ver.)
・O (Japanese ver.)
 
封入特典
・フォトブックレット24P
・ホログラムトレーディングカード(全7種のうち1種 / ランダム)

②初回限定盤(B Ver.) / UPCH-7613 / ¥1,100円(税込)
1CD(全2曲収録)
・Undercover (Japanese ver.)
・Get Away (Japanese ver.)
 
封入特典
・トレーディングカードB ver.(全7種のうち1種 / ランダム)
 
③初回限定盤(C Ver.) / UPCH-7614 / ¥1,100円(税込)
1CD(全2曲収録)
・Undercover (Japanese ver.)
・TRIGGER (Japanese ver.)
 
封入特典
・トレーディングカードC ver.(全7種のうち1種 / ランダム)
 
④通常盤(初回プレス分) / UPCH-7624 / ¥1,100円(税込)
1CD(全2曲収録)
・Undercover (Japanese ver.)
・O (Japanese ver.)
 
封入特典
・トレーディングカード通常 ver.(全7種のうち1種 / ランダム)

⑤通常盤 / UPCH-5986 / ¥1,100円(税込)
1CD(全2曲収録)
・Undercover (Japanese ver.)
・O (Japanese ver.)

■関連リンク
・VERIVERY日本公式ファンクラブ「VERRER JAPAN」:https://verivery.jp/
・VERIVERY日本公式Twitter:@the_verivery_jp
・UNIVERSAL MUSIC JAPAN VERIVERY OFFICIAL HP:https://www.universal-music.co.jp/verivery/

記者 : Kstyle編集部