「ブレインズ ~頭脳共助~」CNBLUE ジョン・ヨンファ&チャ・テヒョン、再び協力して事件解決に挑む【ネタバレあり】

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=KBS 2TV「ブレインズ」放送画面キャプチャー
「ブレインズ」のCNBLUEのジョン・ヨンファ、チャ・テヒョンが再び協力すると同時に奮闘の末、真犯人を見つけ出した。

韓国で、今月6日に放送されたKBS 2TV月火ドラマ「ブレインズ」(脚本:パク・ギョンソン、演出:イ・ジンソ、ク・ソンジュン)第9話では、シン・ハル(ジョン・ヨンファ)とクム・ミョンセ(チャ・テヒョン)が再び協力することになった状況で、登山道殺人事件の真犯人が記憶がリセットされる男ではなく、彼の弟であることを明かした。

まず50代の女性が殺害される登山道殺人事件が発生し、直接警察に通報して自首した被害者の長男キム・ジュニョン(イ・ウォンジョン)が有力な容疑者として特定された状況。しかし5年間、自分の部屋でだけ生活した引きこもりであり、ゲーム依存症だったキム・ジュニョンは調査室へ呼ばれた後、自分の年を実際に22歳ではなく17歳と言ったり、同じ状況を繰り返して質問するなど記憶がリセットされる、脳に問題がある様子を見せた。これに捜査が難航していた神経科学チームのチーム員たちは、同時に脳に詳しいシン・ハルを思い出した。

結局、クム・ミョンセは偶然のようにシン・ハルに会うため、彼の家の付近で帽子を被って運動し、ちょうどジョギングをしていたシン・ハルと対面した。クム・ミョンセは「いや、こんな偶然が? 怪しい事件がまた起こったんだ」と、登山道殺人事件について言及したが、シン・ハルはただではできないと断った。そうするとクム・ミョンセはシン・ハルが最も関心が多い“脳の提供”を条件として掲げ、シン・ハルはクム・ミョンセを「ブレインハブ」に連れていき、クム・ミョンセが脳の提供の同意書を作成して、やっと神経科学チームへ復帰した。

警察署の調査室でシン・ハルは、キム・ジュニョンが30分ごとに「僕がなぜここにいるのですか? 弟のホヨンはどこにいるんですか? お母さんは死んだんですか?」と同じ質問を繰り返すと、キム・ジュニョンの脳に異常があることを感知、脳のMRIを行った。検査結果、彼は過去、脳の損傷による出血で前向性健忘(新しい物事を覚えることができない希少脳疾患)になり、17歳以降の時間が止まっている状態であることが明らかになった。

またシン・ハルとクム・ミョンセは、キム・ジュニョンの腹違いの弟キム・ホヨン(パク・サンフン)に会って、兄の記憶に問題があることを知らなかったのか確認したが、キム・ホヨンは知らなかったと答え、キム・ジュニョンの最後の記憶である水泳レッスンを欠席して母親に自分とともに叱られた状況についてもごまかした。またキム・ホヨンの手の甲の傷を発見したシン・ハルが刺激すると、キム・ホヨンはラーメンを作る過程でできた傷だと解明、何も知らないと主張した。

その後、シン・ハルとクム・ミョンセはキム・ホヨンが嘘をついているとし、記憶に問題があるキム・ジュニョンに濡れ衣を着せていると推測した。特にシン・ハルは監視カメラの中の容疑者を見て、30分ごとに記憶がリセットされる、5年間引きこもり生活をしたキム・ジュニョンが迷わず行動する姿が怪しいと疑問を抱いた。

クム・ミョンセとソル・ソジョン(クァク・ソニョン)は、弟のキム・ホヨンより兄のキム・ジュニョンが犯行の動機がはっきりしていると主張したが、シン・ハルは30分ごとに記憶がリセットされるキム・ジュニョンが、事件が発生して1時間後に通報した点を言及して疑い続けた。これに、神経科学チームはキム・ジュニョンの記憶が30分内にリセットされるのかテストしたが、キム・ジュニョンがまるで記憶をしているように行動して正確な結果を得ることができなかった。目撃者の催眠捜査でも、意味のある結果が出せず捜査は難航した。

翌日、自白という確実な証拠によりキム・ジュニョンは検察へ送致され、シン・ハルは「記憶の問題で5年間、外出できなかった患者が迅速に殺人して、証拠をなくして自白をすると? これができると思うんですか?」と改めて疑問を示した。この時、クム・ミョンセは自白をひっくり返す証拠がないと気の毒に思い、シン・ハルに匂いに関する個人的な話を伝えた。そこからヒントを得たシン・ハルは目撃者を再び召喚し、匂いを使った催眠捜査を行った。そしてソル・ソジョンを中心に行われた催眠捜査で、目撃者に準備しておいたブールの水の匂いを嗅ぐようにすると、目撃者は鮮明に思い浮かぶよう激烈な反応を見せて皆を驚かせた。 

またこの日のエンディングでは、催眠捜査を見守っていたシン・ハルとクム・ミョンセが、目撃者の陳述であるプールの匂いと手の甲の傷を組み合わせて、弟のキム・ホヨンが犯人であることを確実視するシーンが描かれた。プールの脱衣室で血の付いた刃物を引き出して涙ぐむキム・ホヨン、「プールの匂い、手の甲の傷」と言うクム・ミョンセ、「犯人は弟のキム・ホヨンです」と言うシン・ハルが意味深長な眼差しを交わす姿が交差し、一体どんな事情が込められているか緊張感を高めた。 

記者 : パク・ソヨン