NewJeansから今年デビューの新人BABYMONSTERまで、続く第4世代ガールズグループ合戦から目が離せない!

OSEN |

第4世代ガールズグループの全盛期が到来した。ここ数年間デビューしたガールズグループたちが、それぞれの音楽と個性で世界の音楽ファンを魅了している。

BLACKPINKとTWICEなど第3世代ガールズグループが、韓国を超えて世界を股にかけて活躍している中、デビューと同時に注目を集めた新人ガールズグループたちが多数登場し、音楽業界に新風を巻き起こしている。

ガールズグループは、ボーイズグループに比べてファンダム(特定のファンの集まり)のパワーが弱いという固定観念を完全に壊してしまった第4世代ガールズグループは、ファンダムはもちろん幅広い大衆にも愛され、音楽配信チャートやアルバムチャートでいずれも成功を収めた。まさにガールズグループ全盛時代が再び到来したのだ。2022年の音楽業界を席巻した彼女たちは、2023年にも活躍を予告して期待を集めている。さらに今年は新たなグループの登場にも注目が集まっている。

2019年にデビューしたITZYは、デビュー曲「DALLA DALLA」から「ICY」「WANNABE」「Not Shy」「マ.フィ.ア.In the morning」「LOCO」「SNEAKERS」など、発売した全ての楽曲がヒットを記録して、人気ガールズグループとなった。

特に、昨年ITZYは7月に発売した5thミニアルバム「CHECKMATE」で、累計出荷枚数100万枚を突破。ミリオンセラーを獲得し、米ビルボードのメインチャートである「ビルボード200」で8位を記録する成果を収めた。また初のワールドツアー「ITZY THE 1ST WORLD TOUR」の幕を開けたITZYは今年もツアーを続け、活発な活動を予告した。

SMエンターテインメントがRed Velvet以降6年ぶりにローンチしたガールズグループaespaは、デビュー曲「Black Mabma」を皮切りに、「Next Level」「Savage」などを連続ヒットさせ、存在感を見せた。メタバースの世界観とアバターたちを打ち出した新しい試みは、音楽業界に新鮮な衝撃を与えた。

昨年4月には、米国最大規模の野外音楽フェスティバルである「コーチェラ・ヴァレー・ミュージック・アンド・アーツ・フェスティバル(Coachella Valley Music and Arts Festival)」でステージを披露して強い印象を残した。またaespaが昨年8月に発売した2ndミニアルバム「Girls」は、発売初週に142万枚を売上げ、K-POPガールズグループの歴代初動売上1位を記録し、「ビルボード200」で3位にもランクインし、世界的な人気と話題性を証明した。

IVEは2021年12月1日、デビューシングル「ELEVEN」で華やかにデビューしたIVE。彼女たちは昨年、2ndシングル「LOVE DIVE」と3rdシングル「After LIKE」をリリース。シングル3枚で計260万枚以上の販売数を記録して3連続ヒットに成功し、名実共に人気ガールズグループとして浮上した。

音楽番組37冠からあらゆる音楽配信チャートの席巻、ビルボードへのチャートイン、そしてバラエティ番組やMCなど、2022年に幅広い活躍を繰り広げたIVE。特に彼女たちは新人としては異例に、様々な授賞式で大賞を獲得し、今後の活躍を期待させた。

昨年5月にデビューしたLE SSERAFIMは、自分たちの実力を存分に披露し、揺れない覚悟をパフォーマンスで見せた。デビュー曲「FEARLESS」に続いて「ANTIFRAGILE」まで連続ヒットに成功し、最近日本デビューも果たしたLE SSERAFIMは、パワフルな群舞と歌の実力をアピールし、“ガールズグループパフォーマンスの最強者“という修飾語を得た。

昨年7月、音楽業界に彗星のごとく登場したNewJeansは、ガールズグループの流れを変えた。ミン・ヒジン代表がHYBEでADORを立ち上げ、初めて披露したNewJeansは、高い関心の中でデビューし、期待以上の成果を収めた。

デビューアルバムにして「Attention」「Hype boy」「Cookies」まで、異例に3曲のタイトル曲を披露したNewJeansは、クセになる洗練された音楽で一気にファンを魅了した。ファッションからダンスまで、爆発的な人気を集めたNewJeansは、1stシングル「OMG」で2023年をスタートさせ、シンドロームを続けている。

その他にもJYPの新人ガールズグループとして昨年デビューしたNMIXXは、2つ以上のジャンルを一曲に融合させ、様々な魅力を同時に感じることができる「MIXX POP」ジャンルを披露し、ダンス、ボーカル、ビジュアル、すべてを兼ね備えた“全員エースグループ”として世界中のファンから関心を集めている。

また2021年、Mnet「Girls Planet 999:少女祭典」を通じて選抜された9人のメンバーで構成され、昨年1月にデビューしたKep1erは、「WA DA DA」で韓国はもちろん、日本などでも大人気を博し、存在感を見せつけている。

このように昨年音楽業界を席巻した第4世代ガールズグループの人気は、2023年にも冷めない見通しだ。そして今年も大型新人ガールズグループが出撃を控えており、ガールズグループの戦いはさらに激化する予定だ。

今年最も注目されているグループは、YG ENTERTAINMENTでBLACKPINK以降7年ぶりに披露する新人ガールズグループだ。YGは元旦に7人組の新人ガールズグループBABYMONSTERの紹介映像を公開し、世界中の音楽ファンの関心を集めた。BABYMONSTERのメンバーたちは、それぞれ数千倍の競争を勝ち抜いてYGの練習生となり、4年間受けた専門トレーニングを受けた精鋭メンバーだ。

メンバーは韓国人3人(アヒョン、ハラム、ローラ)、タイ人2人(ファリタ、チキタ)、日本人2人(ルカ、アサ)という多国籍で構成された。YGがグローバル市場を狙って準備した新人で、「韓国ではなかなか出にくいタイプの歌手」「一気に心を掴んでしまう」「今までここまで上手な人たちは多くなかったような気がする」など、YGの先輩たちの称賛が、早くも多くの音楽ファンの好奇心を刺激している。

他にも今年は“メタアイドル”MAVE:がデビューし、tripleSの10人のユニットでデビューし、早くも注目を集めている。2023年にも続くガールズグループ合戦で、果たしてどのようなグループが頭角を現わすのか関心が高まっている。

記者 : チ・ミンギョン