「スイッチ」クォン・サンウ“幸せな家族の物語…息子や娘にも絶対に観てほしい作品”

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写真=ロッテエンターテインメント
クォン・サンウが普段から親しいというイ・ミンジョンと夫婦の演技をした感想を明かした。

映画「スイッチ」(監督:マ・デユン)に出演したクォン・サンウは、ソウル鍾路(チョンノ)区某所で行われたマスコミのインタビューを通じて映画公開の感想などを明かした。

韓国で1月に公開された「スイッチ」は、キャスティング“0順位”で観客1,000万人を動員した映画の俳優であり、自他共に認めるスキャンダルメーカーで、華やかなシングルライフを満喫していたトップスターのパク・ガン(クォン・サンウ)が、クリスマスに人生が180度変わる瞬間を迎えることから繰り広げられる物語を描く。一夜にしてトップスターとマネージャーの人生が変わるという奇想天外な設定に基づき、笑いと感動、共感できるリアルなストーリーが合わさり、誰もが楽しめる映画の誕生を予告した。

クォン・サンウが傍若無人なトップスターとマネージャーを行き来するパク・ガン役を務め、特有のコミカルで親近感あふれる魅力をアピールする。

「僕にぴったりなジャンルの映画」と話を始めたクォン・サンウは「後半部では思わず涙が出たりもしました。イ・ミンジョンさんも泣き出して、2人で泣きながら観ました」と話した。

彼は今作でイ・ミンジョンと夫婦役として共演した。クォン・サンウはイ・ビョンホン&イ・ミンジョン夫婦と普段から親しい。「クリスマスイブにイ・ビョンホン兄さんや他の知人たちと夕食を食べたんです」と話したクォン・サンウは「イ・ミンジョンさんがビョンホン兄さんに『スイッチ』の台本を見せたら、『サンウ一人でこれもあれもする、そんな映画じゃないか?』『サンウばかり出ているのではないか』と言われたようです」と笑いながら話した。続いて「韓国の俳優の中では一番上のお兄さんですが、映画をどのように観てくれるか反応が気になりますね」と伝えた。

普段イ・ミンジョンさんを呼ぶ時は「ミンジョンさん」と「兄嫁」を混用するというクォン・サンウは「イ・ミンジョンさんはルックスとは違って、男らしいところがあります。おかげで水が流れるように楽しく撮影しました」とし「イ・ミンジョンさんは目がキラキラしていてとても綺麗です。韓国で最も綺麗な女優の一人です。さらに実際子供を育てている母親なので、リアルな妻役も淡白かつ面白くやってくれたと思います」と感謝を伝えた。

トップスターの演技をこなしたことについてクォン・サンウは「映画だから誇張された部分がありますが、実際と大きくは変わりません」とし「映画のように非人間的ではないですが、映画の中の物語がものすごく非現実的でもないと思います。あり得る話ですね」と話した。

そんなトップスターパク・ガンについて「かわいそうで寂しい人」と説明したクォン・サンウは「僕も他人からは有名な俳優だと思われると思いますが、休んでいる時は一人でテレビを見て、ラーメンを作って食べます。パク・ガンからも華やかな生活を送るトップスターのイメージや、空虚な生活を送っている時の寂しさが感じられました」と話した。

家族愛を収めた今回の映画を撮りながら、父親を考えたというクォン・サンウ。彼は「スイッチ」について「楽しくて幸せな家族ドラマですので、年初からハッピーウイルスをもらうことができるでしょう」と自信を表した。続いて「僕の息子と娘に見せることができる、ぜひ見せたいというそんな作品」とつけ加えた。

14歳の息子にはすでに思春期がやって来たとし、「先日久しぶりに通話したのですが、変声期が来て声が変わりました」とし「夏休みの時は身長が170cmだったのに、すでに173cmになりました」とし、また「息子がロールモデルにお父さんを挙げたんです」と話しながら喜んだ。

最近、YouTubeで20年前のドラマ「天国の階段」のハイライトをユーモラスに編集した映像が人気を集めた。クォン・サンウは「冗談半分、本気半分で僕が制作会社を務め、『天国の階段』のチャ・ソンジュの20年後の話をやってみたらどうだろうかと考えたことがあります」と明かした。チャ・ソンジュは劇中でクォン・サンウが演じた役の名前だ。

ネットユーザーたちのウィットに富んだコメントも「すべて見ました」と話したクォン・サンウは「そんな風に関心を持っていただき感謝しています。ずっと前の作品が継続して思い出される俳優は数少ないと思いますが、私はラッキーです」と話した。

記者 : ペ・ヒョジュ