「狎鴎亭」マ・ドンソク“8年前に企画し長い間準備してきた作品…ついに公開されて嬉しい”

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写真=SHOWBOX
俳優のマ・ドンソクが、観客動員数1000万人を突破した映画「犯罪都市2」に続き、新作「狎鴎亭」でカムバックした心境を語った。

最近韓国で公開された「狎鴎亭」(監督:イム・ジンスン)は、湧き出る事業アイデアで、口だけが達者な狎鴎亭デグク(マ・ドンソク)が、腕のいい美容整形外科医ジウ(チョン・ギョンホ)と手を組んで、“K-ビューティーの元祖”の元祖になる物語だ。

マ・ドンソクは劇中、デグク役で熱演を繰り広げた。また作品の企画と制作、シナリオの脚色にも参加した。

彼は作品について「8年前、初めて企画をはじめ、長い間準備してきた作品」と紹介し、「『犯罪都市2』とは異なるコメディジャンルです。楽しみにしていただきたいです」と語った。以下はマ・ソンドクの一問一答である。

――昨年上半期に「犯罪都市2」が大ヒットしました。「狎鴎亭」への期待も高いものでしたが、公開の感想はいかがですか?

マ・ドンソク:8年前、初めて企画をはじめ、長い間準備してきた作品です。ついに観客の皆さんに公開することになって嬉しく、感謝しています。犯罪アクション映画「犯罪都市2」とは異なるコメディジャンルを披露しますが、楽しんでいただきたいです。

――最近、役者たちが演技だけでなく、企画や演出まで務める作品が多くなっています。この作品も企画段階から制作、脚色に参加し、タイトルまで名付けたと聞きましたが、準備過程について紹介してください。

マ・ドンソク:いつも様々なジャンルの作品を作りたいと思っているので、いつも周りから題材を探そうと努力しています。この作品を企画する時、愉快なコメディジャンルの作品を作りたいと思ったんです。昔から様々な台本の制作を一緒にやってきたイム・ジンスン監督に提案しました。長年親交があった仲間ですので、台本を書いて脚色する過程も息が合って、何より本当に楽しかったです。タイトルは、コメディジャンルに合っていながらも、観客の皆さんが簡単に呼べる短い言葉を悩みましたが、作品の中心舞台である狎鴎亭から決めました。

――作品の舞台を狎鴎亭一帯に設定した特別な理由はありますか?

マ・ドンソク:子どもの時から狎鴎亭は高級車、美味しい料理が多いところだと思っていました。狎鴎亭で働きながら多くの人々に出会いましたが、その中で成功した人々に会って成功するため、その人々の周りをうろうろする人々も多かったんです。狎鴎亭という地域を通じて“成功”“欲望”というキーワードを愉快に描き出すことができると思って、成功への欲望を持つキャラクターたちが狎鴎亭で集まって作り出すストーリーを描こうと思いました。

――最近の作品では拳で活躍する“辛味”のキャラクターを披露したとしたら、この作品では久しぶりに“マブリー(マ・ドンソク+ラブリー)”の魅力をアピールするキャラクターを披露します。“MCU(マ・ドンソクシネマティックユニバース)”の拡張と言えますが、キャラクターについて紹介をお願いします。

マ・ドンソク:「犯罪都市2」ではパワフルな拳のアクションがあったとしたら、この作品ではデグクの“口のアクション”がある。デグクには実際に周りの多くの知人を反映させ、彼らのユニークな特徴を組み合わせて作り出したキャラクターです。おせっかいで様々な事業アイデアを持っていますが、なんだか上手く進まないキャラクターで、彼の口数が多い姿が笑いを誘います。私は普段口数が少ないので、デグクのたくさんのセリフをこなすのが新しくて面白かったです。デグクのシグネチャーになるセリフと言える「俺が言ってること分かるよね?」というセリフに、デグクの性格が込められていると言えますが、このセリフも知人の口癖からアイデアを得ました。

――デグクの目を捉えるビジュアルも印象的だ。ファッションから堂々としたアティテュードまで、様々な魅力を持つ人物ですが、キャラクター構築のため力を入れた部分は何ですか?

マ・ドンソク:愉快な性格の狎鴎亭の“インサ(人気者)”らしい姿を表現するため、ヘアスタイル、ファッション、小道具などに気を使いました。ヘアスタイルもカラフルなのですが、撮影中に髪を染めてスプレーをかけるなど、スタイルを維持するのが簡単ではありませんでした。これまでやった映画の中で、最もたくさんの衣装を着た作品でもあります。このような変身により、観客の皆さんもこれまで私が演じてきたキャラクターとは違うと感じたはずです。

――チョン・ギョンホ(ジウ役)、オ・ナラ(ミジョン役)などの俳優とのアンサンブルがよかったです。セリフのティキタカ(相性が良く、ポンポンとやり取りする様子)などが作品の大きな魅力だと思われますが、彼らとの共演はどうでしたか?

マ・ドンソク:2人とも長い付き合いの、親しい仲間です。この作品で共演できて感慨深かったですし、大きな役割を果たしてくれて感謝しています。チョン・ギョンホさんとの撮影シーンが最も多かったのですが、演技がうまいだけでなくセンスがあって、ユーモアもあるので、撮影する時間が楽しかったです。一緒に現場でリズム感やリアルさを強調するため頑張りましたし、ケミ(ケミストリー、相手との相性)は最高でした。また別の作品で共演したいと話しました。オ・ナラさんも、映画のトーンに本当によく合う演技でキャラクターをうまく表現してくれました。ミジョンは“女版カン・デグク”のような人物ですが、撮影現場で強力なシナジー(相乗効果)を発揮してくれたと思います。この作品はシナリオを書く段階からキャラクターが生き生きしていて、俳優たちが魅力的に見えたらいいなと思っていたのですが、そのような部分がうまく表現されたと思います。楽しんで観ていただきたいです。

――年末年始の劇場街で「狎鴎亭」は、唯一のコメディジャンルの韓国映画だと思います。観客にどんな作品として記憶されたいですか。

マ・ドンソク:観客の皆さんが劇場を訪れ明るく笑って、楽しく観て、ストレスを吹き飛ばしてほしい、という気持ちで作りました。作品が面白かったという反応は、本当に大きな勇気になります。素敵な俳優たちが集まって魅力的で、明るくて、愉快なエネルギーを届ける作品ですので、老若男女を問わず誰でも気軽に楽しめる、新鮮な作品になりそうです。

記者 : キム・ナラ