「STREET MAN FIGHTER」出演EO-DDAE、競演の感想を明かす“自分が誰かの力になれるんだと思った”

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写真=Mnet
Mnet「STREET MAN FIGHTER」に参加したダンスクルーEO-DDAE(TED、KINKY、BLACK.Q、QUANZ、DUCK、E.JO)が競争を終えた感想を伝えた。BLACK.Qは個人的な事情でインタビューに参加しなかった。

オンラインインタビューに参加したEO-DDAEは「STREET MAN FIGHTER」の出演でクルーが日々成長し、“EO-DDAEらしいもの”が何なのかに気づくきっかけになったと語った。

「STREET MAN FIGHTER」は昨年大きな人気を博した「STREET WOMAN FIGHTER」の後続番組だ。男性ダンスクルー8組(MBITIOUS、JustJerk、We Dem Boyz、BankTwoBrothers、1MILLION、EO-DDAE、YGX、PRIME KINGZ)の競争であるだけに、前回の「STREET WOMAN FIGHTER」とはまた違った競演が展開されたと評価された。

――「STREET MAN FIGHTER」の出演により得たものと、反対に残念だったこともあれば教えてください。

KINKY:僕が、僕たちがこれから良い人間として生きていける原動力を得ました。僕たちを見て喜んでくれるファンがいて、「EO-DDAEを見ると癒やされます。憂鬱な気持ちが吹き飛びました」というような嬉しい言葉も聞きました。僕が誰かの力になってあげられるんだということをたくさん感じました。

残念だと思ったのは、番組の初期にこれは「放送」だと思っていなかったことです。本気だけで挑みました。「これは放送でしょう。ショーでしょう」と思っていたら戦略的に行動して、傷つくのも減ったと思うし、苦労も減ったかもしれません。ですが、その世界にあまりにも本気だったんです。もちろんそれは間違っていません。でも、振り返ると「もう少し賢くやってもよかった」と思ったりしました。

――認知度がかなり上がりましたよね。

E.JO:実感しています。ですので行動も慎重になりました。街を歩いている時に悪口を言ったり、信号を守らなかったりということもあり得るかもしれませんが、今はそういったことに敏感になっています。大スターではないけれど、番組に出て知られるようになったので模範にならないとと思い、最大限礼儀と法律を守りながら生きようと努力しています。誰かに挑発されても我慢しますし、気分が悪くても自分の胸を叩きます(笑)。

――最も努力したステージは何ですか?そして、目標は優勝でしたか?

TED:常に努力しました。全チームそうだと思うけれど、本当に寝ずに準備しました。ダンス人生の中で一番努力しましたし、一番一生懸命でした。おかげで第9回まで進みながら、パフォーマンスが少しずつ良くなりました。

優勝が目標ではありませんでした。「傷つけない」「僕たちのチームを見せる」というのが目標でした。ここに出られただけで幸運だったと思います。この瞬間が過ぎた時、「大変だった」よりは「あの時は本当に良かった」と記憶したいというのが目標でした。

――印象に残っている評価はありますか?

KINKY:「次はもっとEO-DDAEらしいものを見せてください」と言われた時に混乱しました。「僕たちは僕たちのダンスを踊っているのに。何がEO-DDAEらしいものなのか?」と混乱したんです。メガクルーミッションの時に、「これだ!」という審査評価があって、後では「翼がついた」とまで絶賛されました。EO-DDAEらしいものをステージで証明できた感じで嬉しかったです。

―― EO-DDAEの魅力と武器は何だと思いますか?

KINKY:最初、「STREET WOMAN FIGHTER」の出演者たちは、僕たちを「RAINBOW」というキーワードで紹介しました。多彩で多様な魅力があります。本当にそれが僕たちの魅力であり、武器だと思います。持っているダンスのファンデーションが多彩で、性格もそれぞれで、しかしその中で調和されていますし。他のダンサーが入ってもEO-DDAEに馴染ませるような、多様性の中の調和が僕たちの魅力と武器です。

E.JO:僕たちは他のチームに入っても上手くできます。僕がPRIME KINGZに入ったとしても、上手くできます。けれど、誰かがEO-DDAEに入ると僕たちのダンスをこなすのはなかなか難しいと思います。僕たちのダンスはスペクトルが広いんです。

――ジャンルに対する偏見を破ったという言葉についてはいかがですか?

KINKY:このような言葉も無くなるように、僕たちはもっと頑張って踊るべきだと思いました。結局は「破った」です。もっと頑張って「ジャンルを破った」という言葉さえ無くなるように努力したいです。今は「破る」という言葉そのものが、僕たちが何らかの枠に閉じ込められているような感じがします。「EO-DDAEはジェンダーレスを追求するチーム」に留まらないように、このような質問すら無くなるように頑張りたいです。

――ダンサーとして成功するまでには大変な時代もあったはずです。

QUANZ:除隊してアルバイトとダンスの練習、レッスンを並行しました。朝からカフェでアルバイトをしました。朝8時から午後2時までアルバイトをして、終わっては学校に行ってレッスンをしました。1年近くやりましたが、その時すごく痩せました。睡眠も平均4時間くらいしかとれませんでした。練習室でいつの間にか眠りにつき、コンビニでおにぎりを食べて、その時のことを考えるとすごく大変だったと思います。「STREET MAN FIGHTER」をやりながら、「僕はよく頑張っている」と思いながら、昔のことを途中途中で思い浮かべました。

――「STREET MAN FIGHTER」で優勝すると予想していたクルーはどこでしたか?

全員:JustJerk!

KINKY:ファイナル進出者のインタビューの時、JustJerkのリーダーが「ファイナルステージで格の違うステージをお見せします」と話すのを現場で見ましたが、ものすごい意志を遠くからも感じました。「あれくらいなら絶対優勝するだろう」と思いました。

――今後の活動計画を教えてください。

KINKY:「ON THE STAGE」で全国を巡る予定です。その中で、以前のようにレッスンも開く予定です。「STREET MAN FIGHTER」でEO-DDAEの味を見せましたので、僕たちをよりよく見せる方法を研究したいです。

E.JO:幼い頃の夢は俳優でした。モデルも好きです。ですので機会があれば僕たちチーム全員がモデルをやったらどうだろうと思います。みんなで映画も撮りたいです(笑)。

KINKY:関心を持っていただいたので、それが消えないように努力したいです。それはE.JOが言うように他の分野であっても、もともとやっていたダンスであってもいいと思います。EO-DDAEのダンスの大衆化のためにたくさん努力します。

記者 : キム・ヨンジェ