「STREET MAN FIGHTER」出演1MILLION、SUPER JUNIOR ウニョクと共演も“親交があることを表に出せなかった”

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写真=Mnet
ケーブルチャンネルMnet「STREET MAN FIGHTER」で、K-POPコレオジャンルの頂点を見せつけた1MILLION(ペク・グヨン、チェ・ヨンジュン、ニノ、イェチャン、アレックス、ユメキ、ルート)。有名なクルーだっただけに、彼らの決勝進出を予想した視聴者も多かった。

残念ながらファイナルを目前にして脱落してしまった1MILLIONの6人。彼らは最近、オンラインで行われたインタビューで「STREET MAN FIGHTER」に出演したきっかけ、競争の過程で得たもの、「STREET MAN FIGHTER」競演のビハインドなどを率直に語った。ユメキは個人的な事情により同日のインタビューに参加できなった。

――「STREET MAN FIGHTER」に出演した感想、良かったこと、残念だったことを教えてください。

ペク・グヨン:多くのダンサーとの交流がとても良かったです。残念だったことは、制限時間内に最高の姿をお見せするには限界があり、作品を作った時、その作品への歯がゆさは少し感じました。

チェ・ヨンジュン:最も良かったのは、学べたことです。出演できて本当に良かったと思っています。他のダンサーたちと交流し、もっと勉強できたらと思いました。

ニノ:昨年の「STREET WOMAN FIGHTER」からはじめ、“ダンサー”という職業への認識が良くなっていると感じました。僕たちだけでなく、次の世代への動機づけにもなりそうです。残念だったことは、まだお見せできていないものが多いということです。

イェチャン:最高のダンサーたちと一緒にミッションを行い、互いに親しくなりました。縁というのは大切です。「STREET WOMAN FIGHTER」を見て、男性バージョンも絶対にあるだろうと、あるなら絶対に出て自分を見せたいと思っていました。「STREET MAN FIGHTER」を1MILLIONと共にできて光栄でした。

アレックス:実力が伸びたと思います。素晴らしいダンサーたちの間で多くを学び、他のチームの動きや作品を見ながら(自分は)未熟だと思いました。毎回のミッションで、もっと頑張るべきだったのではと思い、残念さも残っています。あとで映像を見て振り返ったらそう感じました。

ルート:人脈を広げられました。数ヶ月間、苦楽を共にし、「STREET MAN FIGHTER」」の中で力を合わせて闘争しながら得たものがあります。人生の先輩である1MILLIONの兄さんたちがどう考え、難関を乗り越えていくのかを見て、人生で得たものが多いです。常に硬くなってしまい、楽しめなかった気がして少し残念です。

――優勝が目標でしたか? また、どんなステージを作りたかったのか、最も1MILLIONらしかったステージも教えてください。

ニノ:優勝が目標じゃなかったとしたら嘘になります。参加チームは全員そうだったと思います。最初、チームの悩みは「色が薄い」ことでした。振付中心で、そっちのキャリアが多かったチームです。だけど、ミッションを行いながら色が濃くなりました。1MILLIONの色を見せたのはRAIN(ピ)の「Domestic」の試案でした。その時、色がぐんと濃くなったと思います。僕たちもステージの後、「よくできた」と満足しました。大衆受けも一番良かったです。

チェ・ヨンジュン:僕たちはステージを作る時に、ストーリーテリングに集中します。ダンスを踊るだけでなく、メッセージを伝えようとしています。僕たちが持っている最も大きな長所です。これが上手く溶け込めたステージは、メガクルーミッションだったと思います。

――認知度の高いチームなので、プレッシャーを感じたのではないですか?

チェ・ヨンジュン:個人的にとてもプレッシャーを感じました。僕は39歳で、プレイヤーをやらなくなって結構経ちました。キャリアも多く、(番組に)出るんだったら上手くできないといけないです。1MILLIONの多くの振付師の中で7人だけが出れました。会社を代表する振付師ということで、とても荷が重かったです。だけど出演を決めた理由は、この中で発展と学びがあってダンサーとして、振付師としてスペクトルを広げられる重要な機会だったからです。個人的に、上手いダンサーたちと戦ってみたい本能がありました。

――1MILLIONだけの魅力と武器は何ですか?

ルート:僕たちのチームはリーダー、サブリーダー、ミドル、ルーキーを含めて、メンバー全員がステージの演出、構成、アーティストの振付担当経験があります。すべてのパフォーマンスを作る時に、チーム員の意見を全部反映することに時間がかかりました。だけどその分、作品性と完成度が高かったと思います。ストーリーテリング、構成などで完成度が高いというのが魅力であって、ミッションでの武器でした。特にRAIN(ピ)のダンス試案の時は、メンバーそれぞれ60秒くらいのステージを作って確認し合い、リーダーのディレクティンを経て振付を完成させていきました。

チェ・ヨンジュン:作品を作っていると、主観が合わない時もあるけどそれよりは互いに尊重するほうです。7人全員がプレイヤーで振付師、ディレクターとしての能力が素晴らしいというのが武器です。

――親交もありファイトジャッジでもあったSUPER JUNIORのウニョクとはどんなことを話しましたか? また寂しいとは感じなかったですか?

ニノ:最初は親交があることを表に出せなかったです。それが少し寂しかったりしました。だけど、終わってからウニョク兄さんのほうから僕たちの所に来て「ご苦労さま」と言ってくれました。控室にも来て良い話もしてくれました。(放送の時は)連絡をするのも少し気を遣い連絡できなかったです。状況が状況だったので、互いに慎んでいました。放送後は、良い話をしながら締めくくりました。

――思い出に残っているコメントはありますか?

イェチャン:1MILLIONを応援してくださるファンたちがSNSを通じてたくさん応援してくれています。思い出に残っているのは、「踊ってくれてありがとう」です。ダンサーとしてすごく感動しました。ニノ兄さんが受けたメッセージの中で「高校3年生の受験生ですが、モノクロの人生が1MILLIONのおかげでカラフルになった」という言葉が印象深かったです。ミッションを行いながら「1MILLIONはミッションごとに作品を作っている。クオリティが違う」という反応に胸がいっぱいになりました。

チェ・ヨンジュン:僕たちの得意なダンスでファンを勇気づけることができて感動的です。彼らの力になることで僕たちの力にもなります。なのでもっと頑張ることができます。

――他の参加クルーを見て驚いたことはありましたか?

アレックス:すべてのミッションでBankTwoBrothers、PRIME KINGZに不利だと思いました。一番先に脱落すると思いましたが、その2チームが一生懸命やって、振付のミッションを乗り越えるのを見て、とても反省しました。

ニノ:BankTwoBrothersが大好きです。兄さんたちはダンス歴が長いのに今も純粋にダンスに触れていることに驚きましたし、勉強になりました。僕もそういう頃がありましたが、現実にぶつかって純粋な面が減ったのは事実です。BankTwoBrothersを見て、ダンスに対して今もあんなに純粋で本気であることができるんだと、自分を省みるきっかけになりました。

記者 : パク・ソリ