ソン・ジュンギ、新ドラマ「財閥家の末息子」で真面目な秘書と財閥家の末息子に変身…初のスチールカット公開

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写真=SLL、レモンレイン、「財閥家の末息子」文化産業専門会社
俳優のソン・ジュンギが復讐劇でドラマに復帰する。

JTBCの新金土日ドラマ「財閥家の末息子」(演出:チョン・デユン、脚本:キム・テヒ、チャン・ウンジェ)は8日、2度目の人生を迎えたソン・ジュンギの初のスチールカットを公開した。

「財閥家の末息子」は財閥一家のリスク管理をしていた秘書のユン・ヒョヌ(ソン・ジュンギ)が、財閥家の末息子チン・ドジュン(ソン・ジュンギ)となって、2度目の人生を生きるファンタジードラマだ。

ソン・ジュンギは財閥家の真面目な秘書ユン・ヒョヌと財閥家の末息子チン・ドジュンを演じる。未来資産管理チームに所属するユン・ヒョヌの主な業務は「未来資産」、すなわちオーナーである一家の数多くのスキャンダルを管理することだ。スキャンダルの多い財閥家の人々をすぐそばで補佐するだけに、一寸の乱れもないビジュアルと冷静な雰囲気が彼の有能さを物語る。

公開されたスチールカットで、レコードを手にして余裕のある表情を浮かべる青年は、ユン・ヒョヌと同じ顔をしているが、全く別人のように見える。彼の正体は、スンヤングループのチン・ヤンチョル会長(イ・ソンミン)の孫チン・ドジュン。しかし、彼はスンヤン家によって濡れ衣を着せられ捨てられたユン・ヒョヌが生まれ変わった人物だ。間近に迫った人生2度目のチャンス。彼は2人の顔を持つ末息子として動き、自身を崖っぷちに追い込んだスンヤン家に復讐する計画だ。財閥家で繰り広げられる激しい継承戦争で、チン・ドジュンが果たしてどのような方法で戦っていくのか、これからが注目される。

ソン・ジュンギは同作を選んだ理由として、脚本家のキム・テヒとの縁、そして興味深い世界観を挙げ「単純に輪廻転生のファンタジーで終わるわけではなく、劇中の人物の繊細な感情が題材とよく調和していて、本当に面白かった」と話した。

真面目な秘書ユン・ヒョヌと財閥家の末息子チン・ドジュン、極端な状況に置かれた人物を描き出すソン・ジュンギのイメージチェンジにも関心が高まっている。これに対し、ソン・ジュンギは「名前も、生きる時代も違うので、2人に見えるかもしれないが、内面は同じなので1人だと思いながら演技した」と述べた。

続けて「与えられた環境と生きていく人生が違うので、それぞれの魅力が違うことは明らかだ。ユン・ヒョヌは周りでよく見られる人で家族への欠乏が成功を夢見る野望につながった人物だ。その平凡さと共感を呼ぶところが大きな魅力だと思う」と説明した。また、チン・ドジュンについては「逆に周りでよく見られる財閥家の息子だ。僕たちが経験できなかった複雑な環境でどのように生き残って判断し、選択するのか、そのような姿が新鮮だと思った」と付け加えた。

「財閥家の末息子」は、韓国で11月18日に放送がスタートする。

記者 : パク・アルム