BTS(防弾少年団) ジョングクの遺失物を約100万円で…中古取引サイトで販売を試みた外交部の職員、警察に自首

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写真=TVレポート DB
BTS(防弾少年団)のジョングクが紛失した帽子を販売すると投稿したネットユーザーの愚行が、国会の総合監査で取り扱われた中、当事者がすでに警察に自首したことが明らかになった。

昨日(25日)、ハンギョレ新聞によると、自身を外交部の職員だと明かし、BTSのジョングクが着用していた帽子を販売しようとしたA氏は議論が起きると翌日の18日、警察に自首した。

これに先立ち17日、外交部の公務員証を認証したA氏は「BTSが外交官パスポートを作りに旅券課に極秘で訪問した際に、待機場所に置いていった」とし、中古取引サイトにジョングクの帽子を掲載した。

A氏は「お金を出しても求められない品だ。世界的に有名な歌手なので、価値はさらに上がると予想される。未来には現在の価格以上の価値があると思う」とこの帽子の価格を1000万ウォン(約104万円)とし、議論を巻き起こした。

特にA氏は「紛失物申告から6ヶ月間、問い合わせの電話や訪問がなかったため、取得者が所有権を獲得する」とし、帽子の持ち主が誰なのか知っているのになぜ返してあげなかったのかという世間の批判を受けた。遺失物法によると、6ヶ月後に取得者が物の所有権を取得するためには取得した人がその事実を7日以内に警察署に届け出、物を提出しなければならないが、一部ネットユーザーらはA氏が取得後、警察にその事実を知らせたのか疑問を提議した。

A氏は通報するという書き込みに、自分はすでに外交部から退社した状態だと主張し、この書き込みは削除された。

これに23日、警察庁は「共に民主党」のイ・ジェジョン議員室に提出した資料によると、ジョングクが外交部を訪れた昨年9月14日当時、置いていった帽子に関する申告内訳は別途なかった。外交部も、当時の紛失物記録台帳には、この帽子が登録されていなかったと明かした。

A氏がジョングクの帽子を取得したにも関わらず、申告していないことが明かされ、彼に占有離脱物横領罪が成立するという主張もあった。流失物を申告しないで横領した人は、刑法上1年以下の懲役、もしくは300万ウォン(約31万円)以下の罰金に処される。A氏に窃盗罪が適用されるという意見もある。帽子の持ち主が忘れた場所を認知していたら窃盗が認められ、6年以下の懲役もしくは1000万ウォン以下の罰金刑に処される可能性があるという。

そのような中、パク・ジン外交部長官は24日、国会外交統一委員会の総合監査でこの事件を調査しており、「報道内容が事実であることが確認される場合、関連規定に従って厳正に処理する予定」と話した。

ハンギョレ新聞によると現在A氏は、京畿(キョンギ)龍仁(ヨンイン)の派出所で自首し、帽子も提出したという。龍仁から事件を引き継いだ瑞草(ソチョ)警察署は実際ジョングクが帽子を紛失したのかなど、立件前の調査を行っている。

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記者 : キム・ヨンジェ