麻薬使用の疑いを否定した俳優のイ・サンボが逮捕直後、病院で受けた麻薬検査の結果で麻薬成分が検出されなかったことが分かった。

15日、YTNは「イ・サンボが逮捕当日に病院で受けた麻薬検査の結果を確保したが、麻薬成分が検出されなかったことが分かった」と単独で報道した。

報道によると、彼は当時、病院の麻薬検査でベンゾジアゼピンと三環系抗うつ薬だけが唯一陽性反応が出たという。YTNは「ベンゾジアゼピンは不安症の治療のための神経安定剤として、三環系抗うつ薬はうつ病治療薬物として主に使われる。両成分とも向精神薬に分類され、病院で処方される」と説明した。

これに先立って今月10日、イ・サンボはソウルソウル論硯洞（ノンヒョンドン）一帯を徘徊中に、通報を受けて出動した警察によって逮捕された。警察の試薬検査で陽性反応が出たが、彼は「絶対に麻薬を使用していない」とし、抗うつ薬に少量の麻薬成分が含まれているためだと主張した。

イ・サンボは2006年に韓国で放送されたKBS 2TVドラマ「透明人間チェ・ジャンス」でデビュー後、ドラマ「RUGAL/ルーガル」「プライバシー戦争」「ミス・モンテクリスト」などに出演した。