PURPLE KISS、4thミニアルバム「Geekyland」で高速カムバック“第4世代のトップボーカルグループになりたい”

OSEN |

写真=RBW
PURPLE KISSが、一段とアップグレードして“魔女”の世界観と共に戻ってきた。

PURPLE KISSは最近、RBWの社屋で4thミニアルバム「Geekyland」の発売記念インタビューを行い、ニューアルバムについて話した。

3月に発売した3rdミニアルバム「memeM」から、4ヶ月で超高速カムバックした彼女たちは「いつにも増して早く戻ってきてファンの方々の前に立ちますが、お見せしたいものが多くて4ヶ月でカムバックしました。良い楽曲とパフォーマンスを準備したので、多くの関心をお願いしたいです」と語った。

続いて「準備期間中、これまでの活動をモニタリングして一生懸命自己啓発をしたので、さらに素敵な活動になると思います。関心と愛をお願いします。パーキー(PURPLE KISS)の世界観が拡張されたアルバムです。音楽も様々になったので、たくさんの方々に喜んでいただければ嬉しいです。短い時間でしたが、メンバーたちが一丸となって準備したアルバムですので、良い成果が出てほしいです」と付け加えた。

ニューアルバム「Geekyland」は、“変わり者たちが生きる世界”という意味であり、人と違うという理由で疎外された存在が、世の中に一歩進むという物語だ。前作「memeM」で人々の前に姿を現した7人の“パーキー魔女”たちが、変わり者たちと一緒に堂々と自分たちの価値を世の中に見せる予定だ。

率直で堂々とした“パーキー魔女”の世界観を通じて、自分たちだけのユニークな描写をしているPURPLE KISSは、世界観に関して「前回のアルバムでも、魔女のストーリーが登場しますが、魔女たちの存在に対して説明する内容が多かったです。今回は魔女たちの過去の話もありますし、どのようなことをするのかが盛り込まれており、内容が違います」とし、「今後のストーリーは正確に決まったものはないですが、個人的には疎外された人々を率いて、どのように展開されていくのかというストーリーも面白いと思います」と説明した。

今回のタイトル曲「Nerdy」は、クセになるベースサウンドと対比されるストリングサウンドが合わさり、ユニークな雰囲気を醸し出すアップテンポの楽曲だ。世の中のすべての変わり者たちを代弁するPURPLE KISSの堂々としたメッセージが込められており、「誰に何と言われようと、誰よりも自分を愛して、自分らしく生きる」という特別なストーリーを、彼女たちだけのスタイルで描いた。

チェインは、新曲について「前作は、明るいかダークか、というギャップのある楽曲でしたが、今回の新曲は2曲の調和が取れていて、明るいながらもダークな雰囲気が同時に出ています。メンバーたち皆が喜んでいて、私たちの色をしっかり見せられると思います。すべてのジャンルを多彩に全部見せられるメンバーなので、こういうものがすべて集結している楽曲が『Nerdy』だと思います」と話した。

また、ドシは「この曲を初めて聴いた時、この曲に使われた楽器が聞き慣れなかったです。クラシックな楽器がたくさん使われていて、パフォーマンスがどのように構成されるか不安でしたが、好奇心はありました。結果、振り付けの完成度は高く、PURPLE KISSだけのパワフルなパフォーマンスに仕上がりました。一般的な姿から抜け出している雰囲気があり、特別だと思います。“変わり者”というキーワードを通じて、変だけどカッコいい、一風変わった私たちだけの魅力を披露できる楽曲です」と、自信を示した。

「『他人とは違う』と考えてみたことがありますか?」という質問に、スアンは自身の音色を挙げ「今はたくさん練習して本来の色を見つけましたが、アイドルを始めた時は、全然足りず音色が短所だと言われたこともありましたし『アイドルらしくない』という評価を受けました。でも長所に変えるために努力しました」と答えた。

また、PURPLE KISSは自分たちだけの強みとして、ライブ能力やボーカル能力の高さを挙げ、自信を示した。パク・ジウンは「最近、優れた能力を持つアイドルの方々が多いですが、私たちだけの強みはライブだと思います。いかなる状況でも素晴らしいライブを披露できるように、研究して練習しています」と話した。イレも「PURPLE KISSの魅力は、7人のそれぞれの音色とボーカル能力の高さだと思います。メインボーカルのカバー映像もたくさん愛されましたし、スアンが『覆面歌王』で良い成果を収めるなど、私たちの実力を多くの方々に知らせることができるチャンスが増えて嬉しいです」と伝えた。

今回の活動の目標は、音楽番組で1位をとることだと明らかにしたメンバーたちは「事務所にトロフィーを置く場所があります。まだ私たちのものが1つもなくて、そこを見るたびに『置きたい』と言っていますが、今回の活動でトロフィーを獲得して、その後ろにすっと並べたいです」と、願いを語った。

昨年デビューした新人グループであるにもかかわらず、ボーカルやダンスの能力はもちろん、作詞、作曲、振付の創作でも卓越した才能を見せ、“バランスドル(バランス+アイドル)”というニックネームを得たPURPLE KISS。付けて欲しいニックネームについて「最近、PURPLE KISSを“ミッドゥッ(信頼して聴くことができる)パーキー”と呼んでくださる方々がいるのですが、私たちはパフォーマンスも上手なので、“ミッドゥッボ(信頼して見て聴くことができる)パーキー”というニックネームにしたいです。また、ありがたいことに、“第4世代アイドルのトップボーカル”と呼んでくださるのですが、そのニックネームを確固たるものにできる活動になったら嬉しいです」と明かした。

記者 : チ・ミンギョン