「美男堂の事件手帳」ソ・イングク&元gugudan ミナら、心霊現象をでっち上げる【ネタバレあり】

OSEN |

※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=KBS
「美男堂の事件手帳」のソ・イングク&オ・ヨンソが、敵と同僚を行き来するジェットコースターケミ(ケミストリー、相手との相性)を披露した。

韓国で19日に放送されたKBS 2TV月火ドラマ「美男堂の事件手帳」第8話は、視聴率5.0%(ニールセン・コリアの全国基準)を記録し、着実な支持を得ている。

同日の放送ではナム・ハンジュン(ソ・イングク)とハン・ジェヒ(オ・ヨンソ)のドタバタ協力捜査が描かれた。先立って、ナム・ハンジュンとハン・ジェヒは、コプリによる連続殺人の被害者カン・ウネ(キム・ミンソル)が、ジョイスエンターテインメントの練習生だったことを知った。この過程でナム・ハンジュンは、カン・ウネと最後に連絡した人がパク・ジンサン(ベク・スンイク)取締役だという証拠を得て、ハン・ジェヒはカン・ウネと一緒に練習生だった人から送られたSNSメッセージをもらって、怪しい気配に気づいた。2人はそれぞれジョイスエンターテインメントの審査委員と応募者としてオーディションに参加して、ドタバタ潜入捜査に突入したが、トイレに向かったナム・ハンジュンの背中を狙う謎の人物のシルエットが描かれ、手に汗を握らせる展開にした。

しかし、トイレに来たハン・ジェヒのおかげで危機を免れたナム・ハンジュンは、事件の手がかりを共有して彼女と協力した。ハン・ジェヒは、パク・ジンサンの腕に付いた湿布を剥がそうとするナム・ハンジュンの計画に従って、アクション俳優として再びオーディションに参加したが、パク・ジンサンが彼女が足で蹴ったコーヒーを浴びてしまった。さらに、床にこぼしたコーヒーを踏んだ彼が、スピーカーの漏電のため感電する、思いがけない事故が起き、それに乗じて湿布を剥がしたナム・ハンジュンは、コプリにはある火傷の痕が、パク・ジンサンの腕には無いことを確認した。

騒然とした雰囲気の中で、カン・ウネにSNSメッセージを送った演習生がやってきて、捜査が進み始めた。彼女はカン・ウネが練習室で誰かの前で服を脱ぎながら涙を流す場面を密かに撮影していたが、後に怖くなって携帯電話を売ってしまったという。これを聞いた美男堂チームと強力7チームは、携帯の位置情報を追跡してある島へ向かい、巧みな話術で購入者を丸め込んだナム・ハンジュンが携帯電話を手に入れた。しかし、彼らは証拠物を死守するために揉め合い、全員が入り乱れて乱闘を繰り広げて、爆笑を誘った。

激戦を繰り広げていた彼らは結局、船に乗り遅れて、島で一夜を過ごすことになった。ナム・ハンジュンは、焚き火の前に一人で座っていたハン・ジェヒに「後悔するだけで充分大変だから、お互いに申し訳なく思うのは止めよう」という慰めの言葉をかけ、妙な雰囲気を醸し出した。しかし、翌日になっても相変わらずいがみ合う幼稚な姿で、視聴者たちを爆笑させた。

それぞれの場所で捜査をしていた美男堂チームと強力7チームは、麻薬や売春斡旋など、凶悪犯罪を働く闇金業者チョン・ギョンチョル(ホン・ワンピョ)が背後にいることに気付いた。美男堂チームは、一歩先に到着して、不気味な幽霊騒ぎでヤクザたちを撃退した。鈴を振りながらとぼけた表情で占いの結果を並べるナム・ハンジュンと、現場にスモークマシンを撒いたコン・スチョル(クァク・シヤン)、被害者の声をAIで再現したナム・ヘジュン(元gugudanのミナ)、白い幽霊の服装で現れたジョナサン(ペク・ソフ)が抜群のチームワークで幽霊騒ぎをでっち上げたのだ。

続いてナム・ハンジュンは、暴力団を打ちのめしたコン・スチョルのおかげでチョン・ギョンチョルと向き合うことに成功した。しかし、ナム・ハンジュンは現場に現れたハン・ジェヒが撃ったスタンガンに撃たれて倒れ、果たして彼が無事にコプリの正体を暴くことが出来るのか、好奇心を刺激した。

このように「美男堂の事件手帳」は、激しく真実を追う人々の物語でスリルを与え、常識を越えるユニークでコミカルな捜査記で、お茶の間に笑いを届けた。終盤に差し掛かったストーリーがどのように展開されるのか、視聴者から期待の声が寄せられている。

記者 : ヨン・フィソン