企画会社の知人を名乗って詐欺・脅迫か…歌手キム・ヒジェの一部ファンを名誉棄損と業務妨害などで告訴

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公演企画会社のモコENTが、歌手キム・ヒジェの一部のファンを名誉毀損と業務妨害、詐欺などの疑いで告訴、告発した。

モコENTは本日(13日)、報道資料を通じて「キム・ヒジェの一部のファンを、モコENT、Mountain Movementの代表に対する業務妨害と詐欺の疑いで告訴・告発し、ファンのA氏に対しては名誉毀損の疑いで告訴状を提出した」と明らかにした。また、「コンサートのボイコットを主導した情況も発見され、関連性を調査している」と伝えた。

訴状では「被告人(キム・ヒジェの一部のファン)たちは、告訴人(モコENTの代表)の地位、及び被告訴人のA氏と告訴人との虚偽の親交関係などを利用し、ファンからサポーターズ活動のための募金を集めた。また、非公式のグループコミュニケーションアプリ『NAVER BAND』を利用しているファンに、まるで告訴人側から公認されているかのように振る舞い、サポーターズ活動のための金銭を支払ってもらうなどの行為で数多くの苦情が寄せられるなど、企画事務所のマネジメント業務を妨害した」と摘示している。

また、「被告訴人は、告訴人たちとの親交、それによる企画事務所からの承認などの虚偽事実の流布で、上記NAVER BANDの利用者を騙して、サポーターズ活動のための募金を募った詐欺の疑いがある」と明らかにした。

モコENTは「一部のファンが、自身がモコENTの代表と親しいという詐欺を働き、ファンからお金を巻き上げて、ガスライティング(被害者に些細な嫌がらせを行ったり、わざと誤った情報を提示し、被害者が自身の記憶、知覚、正気を疑うよう仕向ける手法)をした情況証拠を確保した」とし、「コンサートのボイコットはもちろん、その他に脅迫まで働いたことが確認されている」と伝えた。

最後に「事務所はもちろん、善良なファンが被害を受ける可能性が大きいと判断して、断固とした法的措置に乗り出した」とし、告訴・告発の理由を伝えた。

先立ってキム・ヒジェは9日、全国ツアーを開催する予定だったが、モコENTと彼の所属事務所であるSKY ENMの間でトラブルが発生し、公演を無期限延期することになった。

SKY ENMは、モコENTが出演料を歌手に支払わなかったとし、6月27日に契約無効訴訟をソウル東部地方裁判所に提出。これにモコENTは「当社が出演料を払っていない状況でチケットの販売を始めたという主張は事実ではなく、チケットの販売に関することは、全てSKY ENMの同意のもとで行われた」と主張し、「SKY ENMに支払った計8公演の支給額2億8千万ウォン(約2800万円)に対する返事は拒否し、一方的に報道資料でコンサートの中止を発表したSKY ENMに、法的責任を問う」と明かした。

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記者 : キム・ミョンミ