ムン・グニョン、監督として富川国際ファンタスティック映画祭に参加…短編映画3本が上映

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写真=cré company
ムン・グニョンが、「第26回富川(プチョン)国際ファンタスティック映画祭」で自身が演出を手掛けた3本の短編映画を披露する。

7月7日に開幕する「第26回富川国際ファンタスティック映画祭(BIFAN)」で、ムン・グニョンが率いるバチ創作グループの短編「深淵」「現在進行形」「夢に来て」がXLセクションで上映される。

これに先立って、YouTubeにてバチ創作グループ初のプロジェクト「私の話 x Yolk」の一環として先行公開された3本の映画は今年、富川国際ファンタスティック映画祭を通じて大スクリーンでも鑑賞できることになった。

まず「深淵(Abyss)」は、必死で限界を超えようとしている一人の女性が、一筋の希望を見つけた瞬間、さらに深く暗い深淵に沈み、再び限界を乗り越えなければならなくなる、果てしないしがらみを描く作品だ。方向も分からずに闇の中に吸い込まれ、どうしようもなく泳ぐムン・グニョンの水中での演技に注目だ。

次に、「現在進行形(The Stage)」では、舞台から抜け出したくても抜け出すことができない芸術家の内面が、モノクロ画面で巧みに描かれている。いくら頑張っても自身を照らすスポットライトから抜け出すことができない男性の未練が、深い残像と圧倒的な没入感を与える。

「夢に来て(Be In My Dream)」は、大切な人との別れを描く。この瞬間が永遠に続くことを願い、懐かしさに身を寄せて繰り広げる男性の舞踊が、平穏な夢の中のようで居心地の良さを感じさせる。

ムン・グニョンは上映後、映画に関するトークイベントGV(観客との会話)にも出席予定で、さらに期待が高まっている。10日の午後2時、CGVソプン10館で行われる。

記者 : ペ・ヒョジュ