ソ・ジソブ、新ドラマ「ドクター弁護士」で医師と弁護士の2つの職業に挑戦“本当に難しい”

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写真=MBC
ソ・ジソブが「ドクター弁護士」を通じて2種類の専門職に挑戦する。

本日(3日)、MBCの新金土ドラマ「ドクター弁護士」(脚本:チャン・ホンチョル、演出:イ・ヨンソク)の制作発表会がオンラインで行われた。この日は監督のイ・ヨンソク、俳優ソ・ジソブ、シン・ソンロク、イム・スヒャンが出席した。

「ドクター弁護士」は仕組まれた手術によりすべてを奪われ、弁護士になった天才外科医と医療犯罪専門検事のメディカルサスペンスドラマだ。医療ドラマと法廷ドラマの結合で関心が高まっている。

ソ・ジソブは同作で医師で弁護士である主人公ハン・イハン役を演じる。劇中、ハン・イハンは仕組まれた手術をきっかけにジェットコースターのような人生を生きる人物。一瞬にして奈落の底に落ちた彼は、医療訴訟専門弁護士になって帰ってくる。ソ・ジソブはキャラクターを演じるため、医学用語と法律用語を勉強したという。

特に同作は、ソ・ジソブがMBCドラマに復帰したことで話題になっている。「2018 MBC演技大賞」を受賞したソ・ジソブは、4年ぶりにMBCに復帰することになった。2020年4月、彼は17歳年下のリポーターチョ・ウンジョンと結婚し、家庭を築いた。一人の女性の夫になった彼がどのような姿で視聴者と出会うことになるだろうか、関心が高まっている。

この日、ソ・ジソブは「この作品のどのような点に惹かれたか」という質問に「台本も魅力的でしたが、医師と弁護士という2つの職業を持っているキャラクターが魅力的でした」とし「実際に撮影してみると、違うようで同じような部分が多くありました。医師は手術室で人の命を救って、弁護士は法廷で人々の人生を救う。出演を決めてよかったと思いました」と語った。

続けて、彼は「2つの専門職を演じていますが、本当に難しくて、難しいです」とし「不自然に感じられないように、本当にたくさん練習しました。実際にたくさん聞いて、練習して、聞いて、悩んで、練習して、確認する過程を繰り返しました」と話した。また「僕は若い頃、図書室に行くことはありませんでしたが、図書室に行って勉強するくらい、一生懸命台本を覚えました」と打ち明けた。

イ・ヨンソク監督はソ・ジソブ、シン・ソンロク、イム・スヒャンについて「みんな性格が良いです。他のドラマは僕が船長として引っ張っていかなければならないという負担がありますが、このドラマは皆が自らやってくれました」とし「僕は長い間演出を行ってきましたが、今が一番楽で楽しく行えています」と話した。

これに対し、ソ・ジソブは「ああいうふうにおっしゃっていますが、ドラマでは法廷と医学を一緒に扱います。だから、隠れて一生懸命勉強されているんです。僕たちは気になることがある度に聞くのに、知らないと答えられないじゃないですか。本当にたくさんの努力を裏でしていらっしゃると思います」と伝えた。

また、ソ・ジソブは「俳優たちとの共演はどうだったのか」という質問に「イム・スヒャンさんは没入感が良くて、涙が乾かない泉のようにずっと出てきてとても驚きました」とし「シン・ソンロクさんは台本に少し鳥肌が立ったり、ダサい台詞があっても素敵にしてくれるんです。他の俳優だったらダメだったと思います」と話した。

これに対し、シン・ソンロクは「ジソブさんだけを信じていました。僕たち後輩にも気楽に接してくれました」とし「楽で自由に演じることが出来ました」と伝えた。また、「スヒャンさんは現場で見ると、目がとても正直に見えます。個人的に話してもとても透明なんです。魅力をたくさん感じました」と付け加えた。

イム・スヒャンもソ・ジソブ、シン・ソンロクとの共演について「先輩たちと一緒に出演できることだけで光栄です。演技もたくさん学んでいますが、現場でのアティテュードもたくさん学んでいると思います」と話した。また、イム・スヒャンは「ジソブ先輩は本人だけでなく、ドラマに出てくるすべての俳優たちに気と使ってくれるんです。ソンロク先輩は本当に『あのキャラクターは先輩にしかできない』と思うほど没入感を与えます。学ぶことがたくさんです」と付け加えた。

最後にイ・ヨンソク監督はイム・スヒャン、イ・ギョンヨンの重複出演について語った。先日、SBSは「社内お見合い」の後番組として前面に出せる作品がなく、OTTに編成する予定だったイム・スヒャン、ソンフン主演の「私たちは今日から」を突然編成し、MBCから激しく抗議された。現在「私たちは今日から」はSBS月火ドラマに編成され、放送されている。それだけでなく、「ドクター弁護士」に出演するイ・ギョンヨンも同じ日に放送がスタートする「なぜオ・スジェなのか」に出演する。

これに対し、イ・ヨンソク監督は「僕が編成についてあれこれ言う立場じゃない。キャスティングする時、いつも考えるのが『俳優の演技力が立派なのか』『劇中人物に適しているか』『現場での態度はどうか』だ」とし「重複出演の問題は実は僕が何と話す前に俳優たちが先に決める条件だ。不幸にも編成の変化によって重複出演になっただけで、誰かを非難したりする問題ではないと思う」と話した。それと共に「ただ作品に参加した俳優たちの情熱やドラマの内容に関心を持ってほしい」と付け加えた。韓国で3日午後9時50分に放送がスタートする。

記者 : キム・ミョンミ