イ・スヨン、タイトル曲「Uranus」のMVを公開…13年ぶりのフルアルバム!

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写真=NEW ERA PROJECT
歌手のイ・スヨンがバラード曲を発売し、13年ぶりにカムバックした。

イ・スヨンは17日午後6時、各音楽配信サイトで10thフルアルバム「SORY」を発売した。

今回のアルバムは彼女が2009年に発売した9thフルアルバム「DAZLE」以来、13年ぶりに披露したフルアルバムだ。これまでKBS 2TV「赤道の男」、SBS「ファントム」、KBS 2TV「世界のどこにもない優しい男」、SBS「チャン・オクチョン、愛に生きる」、KBS 2TV「たった一人の私の味方」、MBC「コンデインターン」など各ドラマのOST(劇中歌)や、シングル「私を見つけて」、さらに自身のヒット曲のリメイクプロジェクトの音源を発売してきたが、フルアルバムを発売するには実に13年ぶりである。

2010年に結婚した後、育児に専念し、空白期間を過ごした彼女は、長い間、歌手イ・スヨンを待ってくれた音楽ファンのために、今回のアルバムの制作に力を注いだ。良い曲を選別し、レコーディングするだけで3年もの月日がかかったという。

アルバム名「SORY」は、イ・スヨンがファンに感じた申し訳ない気持ち(Sorry)を声(Voice)で表現した話(Story)という意味だ。実物に、アルバムの最初のページには「この音楽で、私の申し訳ない気持ちを伝えます」というメッセージが書かれており、最後のページには「この音楽を通じて、私の話を歌います」と綴られている。

アルバムは全8曲で構成されている。歌手のアン・イェウンが作詞・作曲した「Uranus」をはじめ、約束を象徴する虹を中心に目の前に絵が描かれるように描写した「After the rain」、感性的なメロディーと歌詞が際立つ「Dear April」、過去を忘れたいが、手放したくないという正反対の気持ちを口内炎に喩えた「Sore」、自ら独りぼっちの老若男女に本質的な愛を伝える「Close the door」、作詞家キム・イナの言葉で描いた自分らしさをイ・スヨンの声色で完成させた「About me」、イ・スヨンの象徴とも言える“哀切さ”がそのまま感じられる「Like you」、収録曲に登場した“虹”を愛の7色で再解釈した「Rainbow」など、イ・スヨンに合ったバラードナンバーが収録されている。

タイトル曲に選ばれた「Uranus」は、オリエンタルバラードという語源の始まりであるイ・スヨンにぴったりな魅力的なバラードナンバーだ。「数千回の春と/数千回の夏を/過ぎても/留まっている。いつもここで/今日も私は永遠に生きる」などの歌詞は、特別な存在に太陽のような愛を求めるが、遠く離れていて、刹那の瞬間だけ感じる切なさを天王星に喩えた歌詞が印象的だ。

記者 : ファン・ヘジン