TOMORROW X TOGETHER、デビュー後初のユニット曲に「最初は違和感を感じた」(総合)

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TOMORROW X TOGETHERが別れを経験し、黒化する少年の姿で9ヶ月ぶりに帰ってきた。

5月9日の午後3時、ソウル広津(クァンジン)区YES24ライブホールで4thミニアルバム「minisode 2: Thursday's Child」の発売記念ショーケースが開催された。

この日、ヒュニンカイは「9ヶ月ぶりにカムバックしました。新しいアルバムを披露するまで、本当に長い時間が掛かりました。僕たちを信じて待ってくれたファンに感謝しています」とし「準備期間が長かったぶん、一生懸命に準備したので楽しみにしてほしいです」とカムバックの感想を伝え、ヨンジュンも「今回のアルバムも僕たちの個性がたくさん表現できるように一生懸命に準備しました。より成長した姿をお見せするので、期待してほしいです」と付け加えた。

「minisode 2: Thursday's Child」は、「夢の章」と「混沌の章」に続き、次のシリーズに移る前に発売するアルバムで、初めて別れを経験したことで感じる少年の複雑な感情、、そしてこれを通じて自身と自身を巡る世界が少し知っていく様子を描く。

スビンは「初めて別れを経験した少年が感じる想いを、様々なジャンルに盛り込みました。木曜日ってなぜか週末のような感じるじゃないですか。子供と大人の間の過敏な時期に、初めて別れを経験する少年の感情に焦点を合わせました」と説明した。

タイトル曲「Good Boy Gone Bad」は、永遠のようだった初恋が終わった後、純粋だった少年が怒りと喪失の感情に包まれる姿を盛り込んだ楽曲で、ロックサウンドを加えたハードコアヒップホップナンバーだ。ヨンジュンは「LO$ER=LO♡ER」に続き、もう一度ラップメイキングに参加した。メンバーたちはドラマや映画を参考にし、どうしようもない怒りを表現することに集中したという。

ヨンジュンは「僕がしたい話をたくさん伝える機会ができて光栄です。やったことのないジャンルなので、積極的に準備しました。完成度の高い音楽を披露したいと思って着実に研究しました。歌詞を見ると、前作と繋がっている部分があります。今まで僕が制作したラップの中で、最も満足度の高いパートです」と明かした。

ヒュニンカイは「コンセプトを聞いて『ついに来るべきものが来たんだ』と思いました。いつかこのコンセプトをすると思っていました。別れのテーマも、成長する過程で欠かせないと思っています。新しいコンセプトをしながら、知らなかった自分の姿を見つけ、さらに成長できたと思います」と付け加えた。

ボムギュも「普通、別れの歌なら去っていった恋人を恋しがる歌を考えますが、僕たちは違うイメージの新しい別れの歌をつくってみました。別れに怒りを感じる姿を、率直に表現しました。新しいコンセプトなので、心配もしていますが、いつかファンに見せたかった強いコンセプトなので、心配よりも期待のほうが大きいです」と話した。

今回のアルバムには「Opening Sequence」と「Trust Fund Baby」、そして初めてのユニット曲「Lonely Boy(4番目の指の上にタトゥー)」「Thursday's Child Has Far To Go」の全5曲が収録されている。メンバーたちはアルバムの全曲の作詞・作曲などに参加し、音楽面での成長を証明した。

ボムギュは「今回、音楽によく似合うメンバーたちが集まって曲を制作しました。最初はひとつの楽曲に5人の声が聞こえないことに違和感を感じました。完成した曲を聴くと、誰が聴いてもTOMORROW X TOGETHERの歌だと感じる曲だったので不思議でした。別々に準備をしたのに、僕たちの個性がこんなに明確になったんだなと思って嬉しかったです」と感想を語った。

2021年に発売された「混沌の章」シリーズは、海外の有名メディアが絶賛し、「2021年、K-POPを代表する名アルバム」に認められた。今回のアルバムは韓国国内外で先行注文が146万枚以上を記録し、自己最高記録を更新した。メンバーたちは今回のアルバムも「名アルバム」と呼ばれ、認められたいと意気込んでいる。

テヒョンは「『混沌の章』シリーズを名アルバムと言ってくださったことに、メンバーたち全員がプライドを感じています。今回も名アルバムと呼ばれてほしいです。TOMORROW X TOGETHERの歌はいい曲だと保証されていて、ステージは素晴らしいと、見る前から保証されていることを証明できる活動になってほしいです」と話した。続けてヨンジュンは、グレードアップしたメンバーたちのビジュアルについて言及し、“K-POPの第4世代のリーダー”と呼ばれたいと語った。

最後にメンバーたちは、「今回、できればビルボード200で1位を獲得したいです。そうならなくても、ランキングに拘らず、一生懸命に活動します」と覚悟を語った。

記者 : イ・ハナ