チョン・ドンウォン、タイトル曲「カスミソウ」MV公開…人々を慰める叙情詩のような楽曲

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写真=Show Playエンターテインメント
歌手のチョン・ドンウォンが1篇の叙情詩のような新曲でカムバックした。

25日午後6時、各音楽配信サイトを通じてニューミニアルバム「直筆手紙」がリリースされた。

今回のアルバムは、彼が昨年11月17日に発売した1stフルアルバム「懐かしさ、惜しみなく与える木」以来、約5ヶ月ぶりに披露する新譜だ。

1stフルアルバムを通じてダブルタイトル曲「さようなら僕の愛」「忘れな草」で訴えるようなボーカルを披露したチョン・ドンウォンは、ニューアルバムの各トラックに心と慰め、応援のメッセージなどを収めた。この多彩なジャンルのメロディーと物語を手書きで綴ったように丁寧に作ったという。

タイトル曲「カスミソウ」は、私たちが忘れて生きてきた純粋さと人間に対する愛を語る一編の叙情詩。春になると名も知らぬ野草の間に黄色く咲く「カスミソウ」の花言葉は「無垢の愛」だ。華やかではないが、小さくシンプルな色と形が身近な家族、友達、恋人を連想させる。

所属事務所は「ドラマチックな構成とストーリーがない代わりに、母が泣く子をなだめながら低い声で歌ってあげる動揺、子守唄に似た歌だ。子どもが泣き止んで平和に眠れるようにする童謡のように叙情的な雰囲気を最大化したことが特徴だ」とし「『島の家の赤ちゃん』と『故郷の春』のようにいつでも聴けて、子どもはもちろん、人生に疲れた大人たちの心まで穏やかに撫でる歌が作りたかった」と説明した。

“トロット(韓国の演歌)天才少年”から“信じて聞くミュージシャン”として着実に成長しているチョン・ドンウォンは「きれいな君が渡したカスミソウ / 僕の心に座ってゆらゆらする / 黄色い星の群れ 夜空にきらきら / 僕に手を出すようにキラキラ輝くと / 暖かい春のような彼の手を握って / ふわふわと雲の上を飛び回りたい / 君の歩みを照らす灯台になる / 月のようにそのそばにいる / 大変で疲れたら僕に寄りかかって / 雨が降って雪が降ってもいつも守ってあげる」など、作詞家のチョ・ウニとイム・ソンヒョンが書いた歌詞を持ち前の切なく甘い声と感性でこなした。

今回のニューアルバムにはトロットだけでなく、ファンキーなサウンドのセミトロット「若くても知っていることは知っています」、早いテンポのロックジャンル「私はピーターパン」など多彩なジャンルの歌も収録され、歌手チョン・ドンウォンの音楽的成長を実感できるとみられる。チュ・ビョンソンの原曲がチョン・ドンウォンの感性で生まれ変わったリメイク曲「野花」、各音源の伴奏まで全8トラックが収録された。

ニューアルバムでカムバックした彼は、5月に「2nd JEONG DONG WON'S TALK CONCERT」を通じて釜山(プサン)、広州(クァンジュ)、ソウル、大邱(テグ)の4都市で公演を開催する。

今回の公演では、ニューアルバム「直筆手紙」のタイトル曲と収録曲のステージなどを披露し、観客と一層近くでコミュニケーションする計画だ。コンサートにファンの期待も高まっている。

記者 : ファン・ヘジン