※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
イ・ソンギョンとキム・ヨンデのロマンスが本格化した。

韓国で4月23日に放送されたtvN金土ドラマ「流れ星」の第2話では、1年ぶりに再会したオ・ハンビョル（イ・ソンギョン）とコン・テソン（キム・ヨンデ）の、壮絶なオフィスライフが始まった。また、トップスターの帰還とともに、キャスティング戦争も繰り広げられた。

テソンのカムバックは、プロフェッショナルで順調だったハンビョルの生計ライフを脅かした。登場と同時にハンビョルに「気分が良いみたいだね。気に入らないな」と、背筋が伸びる耳打ちしたテソンは、ついに広報チームの事務室に出勤してハンビョルと一挙手一投足を共にし始めた。テソンは、勤務中のハンビョルの隣に座って一日中気を使わせたり、広報チームの会議にこれ見よがしに同席してプレッシャーを与えた。ついにカフェインの摂取量まで管理するテソンの監視体制に、ハンビョルは怒りが込み上げたが、“天下のスター”コン・テソンの前では、髪の毛をかきむしりながら耐えるしかなかった。

広報チームの職員たちは、一日中ハンビョルにくっついて目を見張るテソンの姿を見ながら「いじめているようだが、妙に愛情が感じられる」と疑いの目を向け始めた。また、2人が喧嘩をする理由に疑問を抱いたが、この過程でハンビョルとテソンの間に起こった衝撃的な事件が明らかになり、注目を集めた。

かつてハンビョルが新入社員時代、報道資料でミスを犯し、“考古学者役”で映画にキャスティングされたテソンを“国民鼓子（男性器を持たない男性のこと）”にしてしまったのだ。このような失敗談を知った広報チームの職員たちは、ようやくハンビョルとテソンの尋常ではない関係性に納得した。

一方、テソンのカムバックとともに、次期作の選択が要となった。ハンビョルをはじめとするスターフォースの職員たちが推薦した作品は、スター作家シン・ユンヒの次期作「星の世界」だった。しかし、テソンは「推薦するハンビョルの表情が気に食わない」だと主張し、出演を拒否し、このニュースはまたたく間にドラマ班に広まった。これに自社俳優を「星の世界」の主人公にするためのマネージャーらのキャスティング戦争に火がついた。ホヨン（キム・ユンヒェ）とデス（キム・デゴン）は、インターネットコミュニティに理想のキャストを掲載し、世論を導き、ついにホヨンは作家の関心を引こうと、元恋人を通じてBTSのコンサートチケットを入手した。

しかし、最終的な勝者はユソン（ユン・ジョンフン）だった。これは、出演を拒否したテソンの考えを利用し、女性主人公の座まで自社俳優であるダヒェ（ジャン・ヒリョン）にするための仕掛けだった。彼は、無理にやらせたら絶対に言うことを聞かないテソンの性格を利用して、彼が自然に作品をアクセスするようにひそかに餌を設置しておいたり、切実な思いが込められた手紙でシン・ユンヒ作家の心を揺さぶったのだ。

また、この日の放送ではハンビョルに向けたテソンの愛情がこっそり現れ、ときめきを刺激した。「コン・テソン国民鼓子事件」の当時、ハンビョルの解雇を阻止した張本人がテソンだという事実が明らかになるなど、後ろからハンビョルを密かに守っていた行動が明らかになったのだ。

また、「俳優コン・テソンが演じる『星たちの世界』が気になっていた」というハンビョルの一言が、テソンの出演を決める決定的なきっかけになり、テソンにとってハンビョルが特別な存在であることを伺わせた。

これと共に、ドラマの終盤には、インターネットコミュニティに「コン・テソン、彼女との写真」という内容でカップルのように見えるハンビョルとテソンの過去の写真が流出した。そして、テソンが帰国後、ハンビョルをいじめた理由が、テソンのアフリカ行きが実はハンビョルと関連があり、それでも彼女が1年間一度も連絡がなかったことに対する寂しさのせいだったことが明らかになった。これに対し、2人が本当に決別した恋人同士なのか、そしてお互いへの気持ちが現在進行形なのかに好奇心が高まり、愛憎が入り乱れている2人のロマンスの行方に注目が集まった。

同日の放送でも、芸能界の最前線で繰り広げられる臨場感溢れる些細なエピソードが関心を高めた。報道資料に誤字を出して“8頭身俳優”を“8等身俳優”にしてしまった事件から、無邪気なポジティブの性格と悪口を言うヘビースモーカーの本性を行き来する資本主義型芸能人ハッピー（キム・スルギ）の姿は、視聴者に笑いをもたらした。また、このような“ハッピー”の二面性を見事な演技で披露したカメオ出演のキム・スルギの活躍も、「流れ星」の中のカメオパレードに向けた期待値を高めた。