クォン・ユル、ドラマ「ミョヌラギ2」放送終了の感想を語る“現実的な成長を表現したかった”

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写真=Kakaoエンターテインメント
俳優のクォン・ユルが「ミョヌラギ2」終了の感想を語った。

クォン・ユルは、Kakao TVオリジナル「ミョヌラギ2」で、妻のミン・サリン(パク・ハソン)の苦しみを理解してかばってあげる“ユニコーン夫”のム・グヨン役を務めて、優しい魅力をアピールした。

劇中で彼は、誕生日祝いの食事を準備して、法事の準備をするなど、シーズン1の新米夫から抜け出して、成長した姿で「ミョヌラギ2」のストーリーを興味深く完成させた。このようなキャラクターの変化を魅力的に描いた彼が、「ミョヌラギ2」の放送終了を迎えて、所属事務所SARAMエンターテインメントを通じて感想とともに、作品に関する一問一答を伝えた。

―― 「ミョヌラギ2」が、毎週300万回前後の高いアクセス数を記録して多くの支持を受けました。終了の感想はいかがですか?

クォン・ユル:シーズン1でたくさん愛された作品なので、シーズン2に対する負担感と不安、そしてもっと頑張らなければいけないというプレッシャーもありました。しかし、このように「ミョヌラギ」というコンテンツを期待してくださり、多くの方々に好評していただいて、俳優としてこのような作品に参加できたのが、本当に光栄で幸せな時間でした。

―― シーズン1より成長した“ユニコーン夫”ム・グヨン役を演じていかがだったでしょうか? 演技をする上で難しかった点や気を使った部分はありますか?

クォン・ユル:まずグヨンがシーズン2で成長を遂げました。人は誰でも経験していなかったことを経験して、劇的にまでではなくても成長するんですが、グヨンがまさにそうだったんです。シーズン1よりシーズン2で、大きくはないんですが、少しながら成長した一面を見せようと努力したと思います。だから何か劇的な変化というよりは現実的な成長、努力に対する部分をよく表現してみたかったです。経験したことのない状況なので難しい部分もあったんですが、相手の立場を考えてみることができました。演技をする上で難しかった点や気を使った部分といえば、自分が経験したことのない瞬間です。子供ができたという感情は、ひとつの感情で表現するよりは複合的な感情が必要だったんです。僕(グヨン)が感じる、子供がやってきた状況の感情と、サリンが感じる感情の違いをお互いに理解して、また理解できない状況に対しては、適切な距離を維持することに最も重点を置いて、気を使って最後まで忘れないようにしました。

―― シーズン1とシーズン2のム・グヨン、共通点と違いは何ですか?

クォン・ユル:ム・グヨンという人は、ただム・グヨンです。大きくは変わりません。ただ、僕クォン・ユルも、今年と来年で変わってくると思いますし、自分という人は変わらないままだと思いますが、自ら成長していって、様々な状況の中で変わっていきます。ム・グヨンも同じく、状況と成長に従って変わっていく姿が、シーズン1とシーズン2の違いであると思います。

―― 一番記憶に残っているシーンや印象深い台詞は何ですか?

クォン・ユル:シーズン2の初登場シーンが記憶に残っています。グヨンが母の誕生日を祝うために誕生日の食事を準備して、「お母さんの誕生日でしょう。当然子供の私たちが準備しないと」と言うセリフは、シーズン1より成長したことを実感させる部分で、一番記憶に残っています。

―― 現場の雰囲気や仲間の俳優たちとのケミ(ケミストリー、相手との相性)や呼吸はどうでしたか?

クォン・ユル:ご存知のようにシーズン1でたくさん愛されて、シーズン2にもそのメンバーのままで、スタッフの方々をはじめすべての方々が現場で呼吸を合わせたので、同窓会の雰囲気のように、ただただ幸せで楽しく撮影しました。また、一生懸命に仕事に集中する時は、皆と一緒に気持ちを集めて、最年少のスタッフから最年長の先生、監督まで一緒に、ワンシーンワンシーンを一生懸命に丁寧に作りました。

―― コメントや知人からの反応の中で、一番記憶に残っている言葉は何ですか?

クォン・ユル:「現実を反映したストーリーだったので、すごく共感できたし、慰められた」という話が一番記憶に残っています。

―― 最後にム・グヨンに言ってあげたい言葉は何ですか?

クォン・ユル:何かを迎えるのは、グヨンにとって新しいことなので、まだ未熟ですが、これからも今のようにお互いに理解し合って、大切にして、自ら成長していってほしいと思います。グヨン、ファイト!

―― 「ミョヌラギ2」を愛してくださった視聴者に最後に一言お願いします。

クォン・ユル:僕が出演する作品は、多くの方々が観てくださる今回の作品のような場合もありますし、関心が低い作品もあります。どれも僕には大事な作品ですし、重要な作品ですが、このようにたくさんの方々が関心を持ってくださって、反応してくださって、俳優として元気が出るし、エネルギーをもらえる時間でした。最後に、「ミョヌラギ」がお互いに対する立場の違いや隔たりを広げる作品ではなく、お互いにもう少し理解して、もっと大切に思って、1つになるドラマになったら嬉しいです。

記者 : イ・ミンジ