最終回「サウンドトラック#1」パク・ヒョンシク&ハン・ソヒ、2人の出した答えは?【ネタバレあり】

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=ウォルト・ディズニー・カンパニー・コリア
Disney+オリジナルシリーズ「サウンドトラック#1」でパク・ヒョンシク、ハン・ソヒの絵に描いたようなロマンスがハッピーエンドで終わった。

同作は20年来の親友である2人の男女が2週間、一家に暮らしながらお互いの気持ちを知っていく物語を描いた恋愛ミュージックドラマだ。パク・ヒョンシクとハン・ソヒの共演、「ヴィンチェンツォ」のキム・ヒウォン監督の感覚的な演出、作品の感性を倍増させるミュージック恋愛ジャンルなどで話題を集めた。

このような中、13日に最終話が公開された。第3話でハン・ソヌ(パク・ヒョンシク)はイ・ウンス(ハン・ソヒ)への気持ちを告白する代わりに、1人で海外に離れた。ハン・ソヌの気持ちを知りながらも、自分の気持ちに確信が持てなくて彼を見送るしかなかったイ・ウンスは、1人で残って涙を流した。そして公開された最終話では、2人の間の物理的な距離が遠くなってから1年後の時間が描かれた。

平気なふりをしてお互いに連絡を取り合いながら1年を過ごしたハン・ソヌとイ・ウンス。その間、イ・ウンスは作詞家として成功の道を歩み始め、ハン・ソヌも写真家として認められた。しかし、ハン・ソヌのいない毎日を生きるイ・ウンスの心には寂しさが残っていた。時間が経つにつれて、彼女はハン・ソヌに対する自分の気持ちが何なのか、彼がどれほど大切な存在なのかを大きく感じるようになった。

そんな中、ハン・ソヌが突然のスケジュール変更で韓国に帰国した。前触れもなく突然現れた彼を見たイ・ウンスは、驚きながらも喜びを隠せなかった。しかし、ハン・ソヌのそばには彼に想いを寄せるもう1人の女性がいた。彼女の自然なアタックにイ・ウンスは緊張感を感じた。これをきっかけに、彼女はハン・ソヌに対する自分の気持ちを告白することを決心した。

結局、ハン・ソヌとイ・ウンスを繋げたのは、2人が一緒に作った歌の歌詞だった。イ・ウンスはハン・ソヌを思い浮かべながら書いた、最後の部分が未完成である曲の歌詞を取り出した。ハン・ソヌは自分の気持ちを込めて、曲の歌詞の最後を完成させた。その歌詞は「いつまでも私のそばにいてください。愛してます」。そのようにお互いの気持ちを確認した2人は、甘いキスをした。20年来の友人から恋人になり、「サウンドトラック#1」は完璧なハッピーエンドで終了した。

同作は、「愛と友情の間」を時には可愛く時には切なく描き、視聴者の共感を得た。パク・ヒョンシクは深い眼差しや繊細な感情の演技で、“恋愛ドラマ皇太子”の底力を証明。ハン・ソヒはラブリーな魅力をアピールし、キラキラ輝いた。そして、一緒にいるだけで眩しいほど美しい2人のケミストリー(相手との相性)は、視聴者の絶賛を得てストーリーに引き込ませた。

キム・ヒウォン監督の繊細な演出は、ストーリーにときめきを与え、ミュージックロマンスというジャンルにふさわしく、適材適所で活用された音楽はストーリーに感性を加えた。4部作であることが残念に思えるほどすべてが完璧だった、絵に描いたように美しく愛らしい恋愛ドラマだった。耳元を離れない良い歌のように「サウンドトラック#1」も長らく視聴者の胸に余韻を残すものとみられる。

記者 : カン・ソジョン