“日本でも活躍”歌手ヤン・スギョン、大切な父と妹と夫を亡くした過去を告白「約2000万円の借金返済も」

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写真=TV朝鮮「食客ホ・ヨンマンの白飯紀行」放送画面キャプチャー
歌手のヤン・スギョンが大切な人を失い、つらかった過去を振り返った。

最近韓国で放送されたTV朝鮮「食客ホ・ヨンマンの白飯紀行」第146回では、永遠のディーバであるヤン・スギョンが、全羅南道(チョンラナムド)順天(スンチョン)での旅行に参加した。

この日、ホ・ヨンマンは、ヤン・スギョンに「小さい頃から歌手が夢だったのか?」と聞いた。これに彼女は「実家はとても貧しかったそうだ。私は覚えていないけれど、母親にいつも“私が歌手になっておうちを買ってあげる”と言っていたそうだ。子供のころ、“私は歌手にならなきゃ。それもただの歌手じゃなくて、スターにならなきゃ”と思って生きていた」と答えた。

ホ・ヨンマンは「それで家を買ってあげるという約束は守ったのか?」と聞き、ヤン・スギョンは「守った。大きな家を買った」と話した。

彼女は父親、妹、夫を順に亡くし、つらい時期を過ごしたという。夫の死後、夫の借金約2億ウォン(約2000万円)を代わりに返済しなければならないという裁判所の判決を受けたりもした。

ヤン・スギョンは「少し大変な時期があった。洞窟まで行って、ここが終わりかと思ったらまた終わりがあって、またあって。10年目だった。私みたいに誰かにつらい思いをしてほしくないと思った。誰にも私のようなつらさを味わってほしくなかった」とこれまでの苦労を明かした。

そんな彼女にホ・ヨンマンは「トンネルにもいつも終わりがある」と慰めた。するとヤン・スギョンは「ところが今年からは、春風が吹くように、私にも良い話が来ている」とポジティブな気持ちを明かし、ホ・ヨンマンは「僕に会ったから、ずっと良い話が来るでしょう」と話し、笑いを誘った。

ヤン・スギョンは1990年代初頭に日本進出を果たし、フジテレビ系列で放送された田村正和主演のドラマ「過ぎし日のセレナーデ」の主題歌「愛されてセレナーデ」を歌い、ロングヒットを記録した。「第32回日本レコード大賞」では最優秀歌謡曲新人賞を受賞するなど、当時日本で活躍した。

記者 : ソ・ユナ