元Baby Boo ダユル、まるで奴隷契約?驚きの過去を語る「地下鉄で音楽番組へ…セクハラされた経験も」(動画あり)

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写真=「近況オリンピック」YouTubeチャンネルキャプチャー
“奴隷ガールズグループ”と呼ばれた元Baby Booのダユルが、活動当時の苦労や近況を公開した。

最近、YouTubeチャンネル「近況オリンピック」には、「ダユルに会う。『実話探査隊』のあのガールズグループ。騒動から4年ぶりの近況」というタイトルの動画が公開された。

Baby Booは、厳しい生活環境だけでなく、活動期間中に全く給料をもらえず、過去MBC「実話探査隊」で“奴隷ガールズグループ”と紹介された。「実話探査隊」でメンバーは「イベントに500回以上出演したが、一度もお金をもらったことがない」と話して衝撃を与えた。

ダユルは当時の宿舎について「窓の間に体が入るほどの防犯の水準だった。お父さんが来て全部塞いでくれた。スケジュールに行かなければならないのに、水も出ない状態で準備ができなかった。向かいが理髪店だったので、『申し訳ないんですけど、髪を洗っていってもいいですか?』と頼んだ。電気代、水道料金、家賃が滞って、大家さんから早く部屋を開けるようにと催促の連絡がたくさん来た。いつ宿舎から追い出されるか分からなかったので、いつも荷物をまとめておいた。地下鉄に乗って音楽番組に行って、終わったらまた地下鉄で帰った」と話した。

また、KBS 2TVのアイドルオーディション番組「The Unit」出演当時を思い浮かべながら「他の参加者たちにはスタッフの方々がついているのに、私はいつも1人だった。みんな撮影だからきれいにしているけれど、私はヘアメイク、衣装を全部自分でやらなければならなかったので悲しかった」と吐露した。

さらに「アイドルスター選手権大会(アイドル陸上大会)」に出演した時はとても寂しかったという。メンバーやマネージャーなしに、1人で参加したというダユルは、「私たちはあまり有名なチームでもなかった。待機している時、他のアイドルはメンバーがいたり、スタッフの方々がいてお世話をしてくれるけれど、私には1人もいなかった。たくさんの人の中で私1人でいなければならない状況だった。居場所がなかった。だから『家に帰りたい』と思いながらトイレにいた。ご飯は食べなければならないけど、ちょうどその時にPPLでサンドイッチが来た。それを食べようとしたけど、それを食べたら消化不良になりそうだったので捨てた。事務所にお世話をしてくれる人がいなかったら、どこに行ってもこうなるしかないと思った」とし、涙を見せた。

また彼女は「地方のイベントに行った時は、近くのモーテルでしばらく寝てシャワーをして準備をした後、再びイベント会場に向かった。サービスエリアで準備をして行ったことも多い。ホームレスの方々のためのイベントをしたことがあるけれど、マイクが人数分なくて、パートごとにメンバーが交互にマイクを使わなければならない状況もあった。(ホームレスたちが)お酒を飲んだら気分が良くなって、マッコリを投げながら『出ていけ』と悪口を言って脅かしたこともあった。記念写真を撮る時、関係者の方々にお尻を触られたことがあった。それを(事務所の社長に)話したら、『またイベントに呼んでくれる関係者たちだから、そんなこと言うな』と言われたこともある。他のメンバーには、太ももに触りながらキスしようとしたこともある。そういうことから全然守ってもらえない状況だった」とし、セクハラを受けた経験も打ち明けた。

お金はもらえなかったが、「望むことはない。私たちをただ解放してほしい(契約を解除してほしい)と言った」というダユルは、「契約関連の訴訟の問題は、ほぼ終わっている状態なので、再び活動できるようになった」と話しながらも、心配したであろう両親のことを考えて再び涙を流した。

「ステージに上がりたかったけれど、上がるステージがなかった。大会に出るということはステージに上がれるということなので、グループを脱退してからは、いろいろな大会に出場した。2019年に『ミスコリア』に挑戦し、『ベストエンターテイナー選抜大会』では1位を獲得した」と明かした。そして今は「メンバーたちとダリアというチーム名で新曲を準備している」と計画を明かした。

記者 : パク・スイン