Click-B オ・ジョンヒョク主演、映画「オオカミたち」韓国で4月に公開決定…ハードボイルドアクションに期待

OSEN |

写真=Treefilm
映画「ウエイト 呪われし存在の重さ」で「第69回ベネチア国際映画祭」でクィア獅子賞を受賞したチョン・ギュファン監督の新作「オオカミたち」が、韓国で4月の劇場公開を確定した。

Click-Bのオ・ジョンヒョクが主演を務める映画「オオカミたち」(制作・配給:Treefilm)は、連続殺人犯を追う刑事とギャング団が繰り広げるハードボイルドアクションだ。

今回公開されたミュージックビデオで、最も印象深い部分は、ハードボイルドアクション映画にふさわしく作曲された主題歌。ポップを連想させる映画のテーマ曲にアコースティックピアノ曲を準備したチョン・ギュファン監督は、シネフィルになる前に幼少時代から音楽、美術、ファッションなど様々な芸術分野に関心が多く、これまで自分の映画にクラシック、ジャズ、ポップなどを選曲してきたという。

公開されたミュージックビデオを見ると、主題歌が流れる中、済州島(チェジュド)で活動するヤクザ組織の第2人者のドフン(オ・ジョンヒョク)が自分の区域を侵犯した高麗人マフィア組織員を相手に報復し、血なまぐさい戦争を宣言する様子が収められている。

その頃、連続殺人犯によって女性たちが犠牲になる事件が発生し、ソウルで刑事が派遣されるなど警察が大々的な捜査に乗り出していた。一方でドフンの一撃を受けた高麗人マフィア勢力の復讐が始まり、ヤクザのボスの娘まで拉致され、事件は取り返しのつかない渦に巻き込まれる。済州島の美しい風景と歌が絶妙に調和し、映画に対する期待を高めている。

チョン・ギュファン監督は、「モーツァルトタウン」「アニマルタウン」「ダンスタウン」の社会派ドラマ3部作、痴情恋愛「不倫の時代」、ファンタジー映画「ウエイト 呪われし存在の重さ」、ヒューマンドラマ「マイボーイ」、ハードボイルドアクション「怒った画家」、ドラマ「いい女」など様々なジャンルの映画を披露してきた。彼の映画はベルリン、ベネチア映画祭をはじめ、海外有数の映画祭で作品賞、監督賞、審査委員大賞、批評家賞、観客賞などを受賞し、自分だけのユニークな世界を人々に知らせた。

記者 : キム・ボラ