f(x) クリスタル、新ドラマ「クレイジーラブ」スチールカットを公開…伝説の秘書に変身

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写真=ARC MEDIA
「クレイジーラブ」に出演するf(x)のクリスタルが、ガールクラッシュ(女性が女性に憧れること)を脱ぎ捨てて、イメージチェンジを図る。

KBS 2TV新月火ドラマ「クレイジーラブ」(脚本:キム・ボギョム、演出:キム・ジョンヒョン)でクリスタルは、スーパーボスのノ・ゴジン(キム・ジェウク)の秘書イ・シナ役を務める。誰も3ヶ月以上耐えた者はいないという、気難しくデリケートなゴジンの秘書を1年も耐えた秘書界の伝説的な人物だ。

彼女もキャラクターについて「シナの最高の武器は、粘り強さと誠実さです」と表現した。そしてこのような忍耐強さの源は、必ず人気講師になりたいという夢があったからだという。「自分の夢のために現在の幸せをしばし先延ばしにして、未来に向かって黙々と走っていく、とても現実的な人物です」という説明も付け加えられた。

このような性格について、クリスタルは「これまでの作品で演じたキャラクターとは違う部分です」と分析した。カリスマ性というよりは隣にいる友達のような親近感、ガールクラッシュよりはラブリーな魅力が際立ち、笑いを取るつもりのない行動が笑いを誘うという。そのためスタイリングにも変化を図った。華やかさを強調する代わりに、シンプルなジャケット、ベスト、シャツ、タートルネックなど、端正で心地よい雰囲気にした。

しかし、いつも我慢するばかりだったイ・シナの人生を変える決定的な出来事が起こる。余命が1年足らずだという青天の霹靂のような余命宣言を受けたのた。そしてそれによる怒りは、自分を苦しめたボスのノ・ゴジンに向かう。

同時に公開されたキャラクターポスターからも分かるように、歯を食いしばって殺伐とした雰囲気で誰かをにらみつけている彼女は「私はこのままでは死なない。ノ・ゴジン、ただでは置かない」と決心する。クリスタルは「シナが余命宣言をきっかけに変わっていく過程が印象的でした。自分の感情に率直ながらも、優しくて心弱くて、誰よりもゴジンのことを心配する一面が面白かったです。一言で定義できない立体感がシナの魅力だと思います」と明らかにした。

続けて、彼女は「殺人予告を受けた男性と、余命を宣言された女性のロマンスというユニークな設定を愉快に描いていく展開が、本当に面白かったです」と台本を初めて受け取った当時の心境を明かした。「現場で笑いを我慢するのが一番大変でした」とし、「視聴者の皆さんが『クレイジーラブ』を見ている時間だけは、気楽に笑ってくださったら嬉しいです。楽しさを与えてくれたドラマとして記憶されたらいいなと思います」と願いを伝えた。

記者 : キム・ミョンミ