キム・ヒソン、新ドラマ「明日」で大胆なイメージチェンジ“皆の慰めになるドラマにしたい”

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写真=MBC「明日」
キム・ヒソンが、既存の死神とは完全に異なる新しい死神ク・リョンのスチールカットを公開した。

韓国で3月に放送がスタートするMBC新金土ドラマ「明日」(演出:キム・テユン、ソン・チウク、脚本:パク・ラン、パク・ジャギョン、キム・ユジン、制作:SUPER MOON PICTURES、STUDIO N)は、“死んだ人”を導いていた死神たちが、これから“死にたい人たち”を助ける“あの世”のオフィスヒューマンファンタジーだ。作家ラマの同名のNAVERウェブ漫画を原作に、様々なシットコム(シチュエーション・コメディー:一話完結で連続放映されるコメディドラマ)を執筆した脚本家のパク・ランと新人のパク・ジャギョン、脚本家のキム・ユジンが執筆を手掛け、新たな魅力を加える予定だ。

さらに映画「再審」「SP 国家情報局:Mr.ZOO」などを演出したキム・テユン監督と、MBC「チェックメイト!~正義の番人~」「カイロス~運命を変える1分~」、tvN「マウス」を演出したソン・チウク監督が共同演出を手掛け、“映画とドラマの出会い”という点で期待を高めている。

キム・ヒソンは「明日」への出演を決めた理由について、「皆の慰めになるドラマをやりたかった。大げさなメッセージを伝えるより『あなたのそばに私もいるんです』と言うように、存在だけでも明日、ひいては毎日の力になるドラマになったら嬉しい」と伝えた。

さらに、彼女は、ク・リョンについて「リョンはツンデレだ」とし、「人生を諦めた人々が自ら立ち上がって、悟りを得られるように、ストレートで強気な言い方をするけど、その中には愛と愛情が込められている。相手を配慮することができるリョンの気持ちがカッコいい」とし、愛情を示した。特にキャラクターとのシンクロ率に対して、「50%だ」と明らかにしたキム・ヒソンは「人々に気を配ることは似ているけど、人々と触れ合うことが好きな私とは違って、リョンは距離を置くという点で違うと思う」と明らかにした。

何よりキム・ヒソンは、ク・リョンのためにピンクのボブヘアに大胆にイメージチェンジをはたし、話題を呼んだ。彼女は「原作を見てビジュアルのシンクロ率をなるべく合わせようとした。それが作品とキャラクターに近くなる最もいい方法だと思った」とし、「20年ぶりのボブヘアはもちろん、全体をブリーチしたのは初めてだ。ピンク色を保つために、2~3日に1回ずつコーティングシャンプーを使って管理している」と明らかにした。これと共に彼女は「原作でビジュアル的に多くのアイデアを得た。ウェブ漫画の中の衣装や小道具を参考にして、直接購入するか持っている衣装を活用して、見る楽しさがあると思う」と述べ、ク・リョンに完璧にイメージチェンジしたキム・ヒソンの姿を期待させた。

そのような中、キム・ヒソンは「今回の作品で初めて会ったけれど、すごく仲良くなった」とし、SF9のロウンとユン・ジオンについて言及した。彼女は「ロウンさんは本当に優しくて一生懸命に頑張る真面目な人だし、ユン・ジオンさんは可愛くて優しくて、私についてきてくれていつも感謝している」とし、劇中で危機管理チームとして集まった2人の俳優に対する称賛を惜しまず、彼らの共演に期待を高めた。続いて「イ・スヒョクさんは『さすがトップモデル』と感心するほどカッコいい。特に洞窟で発する声みたいに、セリフを言うたびに見てしまう」とし、関心を高めた。

また、彼女は最も期待しているシーンに対する質問に「最初のエピソードで、リョンが被害者に代わって、加害者に痛快な一撃をするシーンがある。リョンのすべての行動とセリフが視聴者の気持ちを代弁してくれるんじゃないかと思う」とし、「感動的なエピソードが多いので、本放送で確認してほしい」と伝え、期待を高めた。

また、原作者のラマ作家との初めての出会いを振り返り「ウェブ漫画を楽しく読んでいたので、先生に本当に会いたかったけど、実際に会えて本当に嬉しかった」とし「先生が直接、私の顔を真似したク・リョンも描いてくださって大事にしている」と伝えた。また、彼女は「先生が描いてくださったク・リョンを、最善を尽くして表現する。素敵なキャラクターを作ってくださって感謝している」とし、ラマ作家に対する感謝のコメントも忘れなかった。

最後に彼女は「ク・リョンは、人を救う死神だ。これまで見た死神とは全然違う。“あの世界の異端児”ク・リョンが危機管理チームのジュヌン、リュングと共に人々をどのように救うのか、一緒に応援しながら見てほしい」とし、期待を高めた。

記者 : パク・スイン