放送終了「明日」キム・ヒソン&イ・スヒョク&SF9 ロウンら、前世を知った危機管理チームの結末は?【ネタバレあり】

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=MBC「明日」放送画面キャプチャー
SF9のロウンが、“走馬灯”の危機管理チームの業務を終えて、この世で目覚めた。

21日に韓国で放送されたMBC金土ドラマ「明日」最終回では、前世の記憶を思い出したパク・ジュンギル(イ・スヒョク)がク・リョン(キム・ヒソン)を助けた。

この日、リョンとジュンギルの出会いが公開された。オクファン(キム・ヘスク)の提案であの世の独占企業“走馬灯”に入社したリョンは、最初の上司としてジュンギルに会った。オクファンは「あの男はあなたが知っている彼ではない。顔が同じだけで、すでに2回よみがえりをした人だ」とし「魂の深くに刻まれた傷が、2回のよみがえりでも消されなかったので、その責任から自由ではないだろう」と話した。

ジュンギルは地獄出身のリョンのことが気に食わず「どんな仕事でもする」という彼女に「犯罪者を引導しなさい。この世で大きな罪を犯した者たちを地獄に引導せよ」と指示した。チェ・ジュヌン(ロウン)がオクファンに助けを求めたが、すでに閻魔大王のハ・デス(パク・フン)は、リョンを逮捕するために乗り出し、ジュヌンとイム・リュング(ユン・ジオン)は他のチームに配属された。これを受け、リョンの前世を知るジュヌンは、ジュンギルのところに行き「ク・リョンチーム長を助けて」と話した。

「ク・リョンは僕を騙した。やってはならないことをした犯罪者をそばに置いた僕の過ちだ」というジュンギルの言葉にカッとなったジュヌンは「あんた、本当に悪い奴だ。チーム長がなぜこうなったのか!」と叫んだ。怒ったジュンギルに胸倉をつかまれた状態でもジュヌンは「チーム長が、あなたが、なぜ自殺した人を嫌うようになったのか知ってるのか。その悪夢に自ら入って見てください」と煽った。

夢の中に入ったジュンギルはリョンとの前世を見て涙を流した。ジュヌンとリュングは相変わらず暴走中のリョンを止めた。ジュヌンは「僕はチーム長、代理と最後まで危機管理チームでいたい」とし「僕たち、まだ失敗していない。リュ・チョヒ(キム・シウン)さんを助けなければならない。チーム長の大切な縁、唯一の友達じゃないか」と説得した。

リョンを見つけたデスは「地獄に連れていく」と脅かした。危機のリョンを助けたのは、他ではなくジュンギルだった。「走馬灯のことは、走馬灯で解決します。早く行ってあの子を助けて」とリョンと危機管理チームが逃げられるようにしたジュンギルは、血まみれになるほど、デスの足首をつかみ、道を防いだ。

リョンはオクファンがジュヌンに過去を教え、ジュンギルは自分の意思で前世の記憶を見た事実を確認した。目覚めたチョヒは再び自殺しようとし、リョンは「人々が石を投げるように放っておかない。事実と偽りを必ず明かす」とぎゅっと抱きしめて慰めた。リョンはジュヌンに「チョヒのそばを守って」と話した。自分との縁は前世で終わったが、この世でジュヌンとの絆を意味する赤い糸が見えたためだった。

チョヒを助けたリョンは遅れて「どんな懲戒でも受ける」とオクファンのところに行った。しかし、オクファンは「そうする必要はない。ジュンギルが、あなたの代わりにすべての荷物を背負った」とし「ジュンギルの選択に手助けはしたが、私は傍観者にすぎない。使者でも人間でも、すべての決定は当事者がするものだ」と話した。

デスはリョンの逃走を助けたジュンギルに罰を与えようとし、オクファンは走馬灯のチーム長たちを動員し「パクチーム長は危機管理チームのことが嫌いだった」と主張した。つまり、使者の責任保証を使ったのは危機管理チームをダメにしようとしたわけで、リョンの悪質なコメントをつけるネットユーザーへの膺懲も仕事の延長だということだった。これにオクファンは上級者に逆らい、紊乱を起こしたことについてジュンギルに1ヶ月間、現在の体の状態で過ごし、6ヶ月間平社員に降任させた。

リョンは前世の縁を隠した理由について「私たちが夫婦ではあったが縁は途切れ、感情が残っていても何百年もの時間が過ぎたのに、何が言えるだろう」と話した。これにジュンギルは「君を助けに行ったのは感情の問題ではなく、プライドだった。君を誤解し、愚かな行動をした僕のプライド」とし「今は危機管理チームを理解することができる」と話した。

ハ代表が危機管理チームをダシに走馬灯を手に入れようとした本音を把握していたオクファンは「私の口であなたを救うことができないので、“最後の希望”であるジュヌンを通じてリョンを救ったのだ」と説明した。その過程で計画になかったジュンギルまで巻き込んだのだ。むしろ消滅した方がよいと思ったリョンは「私自身が不幸なのに、他の人を助けることに何の意味があるのか」というジュヌンの言葉に「私自身を救える人は、私しかいないことに気づいた」と話した。これにオクファンは、それが危機管理チームの存在理由と強調した。

リョンは危機管理チームの正式チームへの昇格とイム代理の課長昇進、チーム員補充を要求した。さらにオクファンはジュヌンの早期帰宅を決定した。

「ここで言ったことは何も覚えていないだろう。帰る時間」という急なリョンの言葉にジュヌンは困惑した様子を見せた。リュングは「サヨナラ。いきなり来たから、そうやって帰るんだ」と最初で最後のハイタッチをし、リョンは「この世のすべての縁は、好きでも嫌いでも一度は別れる」とし「これまでお疲れ様」と挨拶した。

そうしてこの世に戻ったジュヌンは昏睡状態から目覚め、スーパーパスで大企業に入社し、平穏な日常を過ごしていた。ジュヌンは相変わらずなおせっかいで自殺願望者を助け、ちょうどやってきたリョン、リュング、ジュンギルを見ても気づかなかった。リョンは「後50年だけ待とうね」とし、正体を聞くジュヌンに「私たちは死神」と明かし、笑顔を見せた。

記者 : キム・ウンジョン