ソン・ガンホ&f(x) クリスタルら、キム・ジウン監督の新作映画「クモの巣」に出演決定…3月にクランクイン

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写真=各事務所
キム・ジウン監督の新作映画「クモの巣」にソン・ガンホ、イム・スジョン、オ・ジョンセ、チョン・ヨビン、f(x)のクリスタルが出演する。

映画「クモの巣」(監督:キム・ジウン)は1970年代、撮り終えた映画「クモの巣」の結末を撮り直せばもっと良くなるという強迫観念が強いキム監督(ソン・ガンホ)が、検閲当局の妨害と変わった内容が理解できない俳優、制作者など、頭がおかしくなる一歩手前と言えるほどの悪条件の中、撮影を敢行したことで起きる悲しく面白い出来事を描く映画だ。

背景は1970年代、韓国映画が邦画と呼ばれ、厳しい検閲をパスしてやっと映画の撮影が可能だった時代だ。韓国の現代映画史の流れを変えた多くの作品を通じて、韓国を代表する俳優となったソン・ガンホが、映画「クモの巣」を必ず傑作にしなければならないという欲望に囚われたキム監督を演じる。

現場に常駐する文化公報部の職員による検閲、変わった台本を理解するどころか、無理やり連れてこられた俳優の非協力的な態度、制作者の反対と「星の故郷」の撮影のため、空けてあげなければならないセット場など、あらゆる難しい状況に直面しているキム監督を通して、ソン・ガンホが新たに見せてくれる立体的な演技に期待が高まっている。

「クワイエット・ファミリー」「反則王」「グッド・バッド・ウィアード」「密偵」など時代とジャンルを横断し、一緒に最高の作品を作ってきたキム・ジウン監督との5回目の協業で、新しい映画とキャラクターの誕生を予感させる。

イム・スジョンは映画の中の映画「クモの巣」でカン・ホセの妻役を演じるベテラン女優イ・ミンジャを演じる。最も印象的な作品の一つである「箪笥」で共にしたキム・ジウン監督と久しぶりに出会い、彼女がどのようなイメージチェンジを見せるのか、期待が高まっている。

オ・ジョンセは劇中、「クモの巣」の男性主人公で人気者のプレイボーイ、所帯持ちの俳優カン・ホセ役を演じる。チョン・ヨビンは映画「クモの巣」を制作するシンソンフィルムの財政担当で、日本に留学中のシン・ミド役を演じる。特に、制作者である叔母の反対に立ち向かい、キム監督が傑作を作ると確信し、何があっても支持するミドはキム監督と共に悪戦苦闘の中、面白く悲しい瞬間を描く予定だ。キム監督の映画「クモの巣」のストーリーのカギを握る人気急上昇中の新人女優ハン・ユリム役にはf(x)のクリスタルが出演する。

韓国で2022年3月にクランクインする。

記者 : ペ・ヒョジュ