ケンタ&B.A.P出身ジョンアプら、音楽映画「アイドルレシピ」でスクリーンデビュー!“初挑戦に不安もあった”(総合)

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写真=OSEN DB
本日(10日)、ソウル龍山(ヨンサン)二村洞(イチョンドン)CGVのアイパークモールにて、映画「アイドルレシピ」のマスコミ向け試写会が行われ、イ・ホソン監督とDal★Shabetのウヒ、ケンタ(髙田健太)、B.A.P出身のジョンアプ、NOIRのユ・ホヨン、SONAMOO出身のナヒョンらアイドル出身の俳優たちが出席した。

同作は、解散の危機に直面した無名の男女混合アイドルグループの“ベラ”と、彼らを他の事務所に売ろうとするマネージャーが対立の末にワンチームになって、新たな挑戦に挑む青春ミュージックドラマ映画だ。

同日、イ・ホソン監督は「韓国映画は基本的にストーリーを追っていく形式をとる。私はストーリーではなく、音楽、記憶(キャラクターの感情)など、新しい形を追っていく映画を作ろうとしてみた。それを観客にどのように受け止めてもらえるかわからないが、若い観客層に合わせてみた」とし、企画の意図を伝えた。

15年間マネージャーの仕事をしている彼らの分身のようなアイドルグループの一夜の大騒動を描いた映画「アイドルレシピ」は、実際に20年間エンターテインメント産業に携わったイ・ホソン監督の実際の経験をもとに企画されたという。

イ・ホソン監督は「ドラマの内容を見るとシナリオ上、12月31日と1月1日を行ったり来たりしている」とし「ストーリーの進行順がごちゃごちゃに混ざっているため、特にイ・ジフンは繊細な演技をするのが難しかったと思う。良い俳優たちが一生懸命に準備してくると思ったけど、こんなに難しいことを(撮りながら)知った。ストーリー上、時間がひっくり返っていて難しかったが、それにもかかわらず俳優たちが上手に演技してくれたと思う」と評価した。

監督として重点を置いた部分については「(キャラクターが)忘れてしまった記憶を探していきながら、その記憶の中で人間が持っていた善良さ、そんな部分を感覚的に表現したかった。起承転結に従って説明するのではなく、(二日酔いの状態で)記憶をたどっていく試みをしてみた」とし「キャラクターたちを一人ひとり説明しなかった。彼らの感情を、セリフではなく1つのミュージックビデオで表現したかった」とし、人物が感じる感情と感覚を音楽で伝えたかったと強調した。

また「結末を描きたくなかった」という彼は「でもエンディングである程度、結末は見せなければならないと思った。だから彼らが(夢に向かって)挑戦して実を結ぶようにして、ある程度結末を演出した」と語った。

歌手兼ミュージカル俳優のイ・ジフンが、マネージャーのペ・ジェソン役、Dal★Shabetのウヒがソロ歌手のケリ役を務めた。また、ELRISのキム・ソヒがソン・ジアン役、SONAMOO出身のナヒョンがジェニア役、ケンタがレジ役、ジョンアプがチャン・ジュン役、ユ・ホヨンがカン・ドヨン役を務めて、歌手として積み上げたパフォーマンスの実力をアピールした。

出演した歌手たちは作品に対する愛情を表した。ウヒは「撮影して少し時間が経っている。ここで記者の方々と話をしている状況に実感が沸かない。楽しく見ていただいたかどうかわからないけど、本当に苦労した」とし、公開を控えた感想を語った。また「アイドル出身として、アイドル役を演じた。今回の作品を通じて、今後さらに演技をしたいという思いより、もっと一生懸命に頑張りたいと思っている」と話した。

レジ役のケンタは「今回が初めての映画だ。気まずい時もあったけど、俳優たちと共に一生懸命に準備した。たくさん愛して、応援していただけたら嬉しい。初めての映画だったので、上手にできるのか不安もあった。すごく楽しみにしながら撮影したが、自分のもともとの性格とレジのキャラクターが合っていた。何か準備をしなくもよかったので、楽しみながら撮影した」と明らかにした。

「僕も初の作品であり、わくわくして楽しみだ」というジョンアプは「撮影しながら苦労したが、今日を見ながらその記憶が蘇ってきた。温かく見守ってほしい。初の作品であり、たくさんのことを学び、俳優の仕事が魅力的だと思った。機会をいただけるなら、もっと演技をしてみたいし、最善を尽くして頑張ってみたい」と意気込みを語った。

ナヒョンは明るく「老若男女問わず、みんなが楽しめる映画だ」と評価した。

「アイドルレシピ」は韓国で3月に公開される。

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記者 : キム・ボラ