元STELLARのチョンユルが、グループ脱退後の近況を公開した。

最近、YouTubeチャンネル「近況オリンピック」には「STELLARのチョンユルと会った。グループ脱退後の驚くべき近況。ガールズグループのボディクイーンに会いました」というタイトルの映像が掲載された。

映像の中でチョンユルは、STELLARとして活動した、大変だった時期を思い出した。2011年にデビューした彼女は「当時、活動していた時は大変だったけれど、今映像を見たらとても初々しくてきれいだった」と話した。

続けて、2014年に「MARIONETTE」で活動していた時、扇情的だという議論があったことに対し「コンセプト的な部分なのに、それだけが話題になるのは残念だった。あまりにも若かったし、何も知らなくて言われた通りにしたが、そのような部分で事務所と対立もあった。今はその映像を見られない。もう大人になって知るべきことを知っている今は、『こういうことをどうやってしていたのか』と思う」と伝えた。

振付の先生もいない練習室で苦労して準備した「MARIONETTE」は、扇情性問題で番組出演停止処分を受けた。これについて彼女は「とても残念だった。次の活動の時は派手じゃない衣装だったが、規制が多かった。先入観が生じたようだ。本当に辛い時は（メンバーたちにも）言えない。刺激的な写真で話題になり、一人で泣いたりした。母に電話して『私、結婚できなかったらどうしよう』と話した」と辛かった時期を振り返った。

グループから脱退した後、彼女には何も残っていなかった。彼女は「精算がきちんと行われたことがない。通信・交通費を出すため代表に言うと、50万ウォン（約5万円）ほど貸してくれて、『こんなにいい人が世の中にいるのか』と思った。しかし、活動直後には何も残っていなかった。グループから出てSTELLARを検索しても私の名前が出てこなかった。7年間苦労したのに、お金も、名誉もなかった。現実を受け入れてバイトをしに行った」と話した。

そしてチョンユルは「『これから何をして暮らそうか』とたくさん悩んだ。まず、自分にできる仕事をしてみようと思ってトッポッキの店でバイトを始めた。その前は靴屋で働いていたが、よく売れて常連もできた。お客さんが満足するのが嬉しかった。一生懸命に売って、月の売上が1000万ウォン（約100万円）になった。社長が時給も多くくれたし、インセンティブもくれてお金を貯めた」と伝えた。

そうして貯めたお金でチョンユルはアルバムを発売した。彼女は「バイトをして集めたお金で事務所なしにソロアルバムを制作した。CD製作所を訪ねたところ、歌手が来たのは初めてだと言った。音楽番組に出演するためにマネージャーだけが参加するグループトークにも入った。でも、個人だから厳しかったし、結局できなかった」と残念な気持ちを伝えた。

一時は扇情性問題で萎縮していたという。彼女は「アルバイトや他の仕事をするとき、身分を隠した。色眼鏡で見られそうだったし、話題になったことだけを見た人々が『あのグループ、いやらしいんじゃないか？』と言ったとき、息が詰まった。STELLARを誇りに思いながら、何度も隠す自分を見つけて、まるで私の7年間が否定されるような感じだった」とし「恥ずかしがるのが悔しかった。アルバムを出し続ければ、私を通じてSTELLARを知って『素敵な子たちだな』『頑張ってる子たちだな』というふうに認識が変わるじゃないか。それが私の目標だ」と意気込んだ。

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