スヒョン「キマイラ」出演の感想を語る“久しぶりに韓国で撮影…共演者は家族のようだった”

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写真=OCN
女優のスヒョンが、OCNドラマ「キマイラ」出演の感想を伝えた。

韓国で昨年12月に放送が終了したOCNの土日ドラマ「キマイラ」で、スヒョンはプロファイラーのユジン役を務めた。柔らかさと強さを行き来する演技を披露し、好評を得た。

彼女は素晴らしいキャラクターの表現力と、緊張感を与える演技で視聴者を魅了し、作品への没入度を高めた。以下はスヒョンの一問一答である。

写真=OCN
―― 撮影を終えた心境を教えてください。

スヒョン:数々の季節を経て、長い間撮影した作品です。それだけ、私たちと一緒に撮影したスタッフは皆、お互いを頼りにしながら撮影しましたし、絆を深めることができました。素敵な人たちのエネルギーが素敵なシナジー(相乗効果)を生み出し、私にとっても撮影現場で過ごした時間は、幸せで大切な記憶として残ると思います。

―― 俳優のパク・ヘスさん、イ・ヒジュンさんとの相性はいかがでしたか。

スヒョン:おそらくメイキング映像を見れば、撮影現場の雰囲気を感じることができると思います。ドラマのストーリーは重くてシリアスなものでしたが、実際の撮影現場は本当に愉快でした。ヒジュン兄さんは年下の俳優たちを率いてくれて、ヘス兄さんは悩みも聞いてくれるし、時には笑わせてくれる友達のような存在でした。また、ヒョギョン役のチャ・ジュヨンさんも愛嬌のある可愛い末っ子で、まるで家族のようでした。皆が一丸となって悩みを分かち合い、お互いを応援しながら撮影しました。

―― プロファイラーのユジン役を演じてみて、難しく感じたことはありませんでしたか?

スヒョン:ユジンの職業の特性上、専門用語を使うシーンが多かったです。かなりの量のセリフを、視聴者が負担に感じることなく、きちんと理解できるように表現する部分に特に気を配りました。また、落ち着いていて義理堅い姿の中に隠されたユジンの暗く、複雑な内面に近づこうと努力しましたが、その感情がうまく表現されてほしいと願っていました。

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―― 撮影中に記憶に残っているシーンはありますか?

スヒョン:全般的に取り調べのシーンが多かったです。冷静なプロファイラーなので、感情が過剰に表現されてはいけないと思いました。しかし、セリフ一つひとつのテンションを逃すことができなかったので、練習もたくさん必要でしたし、高い集中力も必要とされました。特に撮影監督たちがカン・サングと撮影したシーンでの緊張感を褒めてくださいました。サングと一緒に撮影したシーンは少なかったですが、集中して演技を合わせたことが記憶に残っています。

―― ドラマを見ながら視聴者も一緒に犯人を追跡する楽しさがありましたが、“キマイラ”の予測に成功しましたか?

スヒョン:俳優たちも“キマイラ”が誰なのか分からずに撮影が行われました。演技をしながら、時々一緒に予測をしてよく話を交わしましたが、視聴者にもそのリアルな感情が伝わってほしいと思いました。私たちと一緒に撮影していたスタッフさえも、作品の後半に進めば進むほど、台本を読む度に次回が待ち遠しくなり気になっていました。

写真=OCN
―― 追跡スリラージャンルに挑戦しましたが、これから挑戦してみたい役柄やジャンルはありますか?

スヒョン:新しい姿を見せられる女性を演じてみたいです。強いアクションもやってみたいですし、強烈な悪党の役も面白そうです。ウェス・アンダーソン監督の作品のように、非常に独特なキャラクターも演じてみたいです。極めて自然で、安らかな姿をお見せできるような日常に近いキャラクターも良いと思います。

―― 最後に視聴者の皆さんに一言お願いします。

スヒョン:「キマイラ」を応援してくださって、本当にありがとうございます。海外で活動していた時も皆さんの応援が本当に力になりました。久しぶりに韓国ドラマで挨拶することを待っていましたし、有意義な時間でした。また新しい作品でお会いできることを楽しみにしています。

記者 : カン・ダユン