イ・ドンウク、新ドラマ「バッド・アンド・クレイジー」キャラクター映像を公開…出世のために奮闘

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写真=tvN
イ・ドンウクが権力だけを追う人物に変身する。

韓国で12月17日に放送がスタートするtvN新金土ドラマ「バッド・アンド・クレイジー」(脚本:キム・セボム、演出:ユ・ソンドン)は、有能だが悪い奴のスヨル(イ・ドンウク)が、正義感溢れる変わった奴K(ウィ・ハジュン)に出会って、人間的な成長を遂げるヒーロードラマだ。イ・ドンウク、ウィ・ハジュン、ハン・ジウン、VIXXのエンなど存在感のある個性的な俳優たちと、OCNドラマ「悪霊狩猟団:カウンターズ」の制作陣が出会い、今まで見たことのない愉快で華やかなヒーロー物語を披露する。

「バッド・アンド・クレイジー」は11月19日、超高速昇進のために権力に媚びを売る図々しい処世術で、賢い職場生活を続けているイ・ドンウク(リュ・スヨル役)のキャラクター映像を公開した。

公開された映像でイ・ドンウクは、権力者にすり寄る人がどのような生き方をするか、出世志向の結果主義刑事の素顔を見せる。イ・ドンウクの「僕、リュ・スヨルですよ」という言葉のように、分厚い白い封筒を渡せば、特別管理対象にして何でも解決してくれそうな自信満々な笑顔が見る人の笑いを誘う。

これと共に激しい生存競争で生き残るためのイ・ドンウクの奮闘が目を引く。「僕が昇進のためにこんなことすると思いますか?」という威張りとは違って、彼は何とか権力者の目に入るために高額の酒の接待で媚を売って愛嬌を振りまくのは基本で、床に頭が届きそうな深々のお辞儀まで、礼儀を尽くしている。しかし帰宅したイ・ドンウクの暗い表情から、「今日一日も一生懸命に頑張った」と言わんばかりの哀歓が垣間見える。

そんなイ・ドンウクに、思いがけない危機がやってくる。誰かに追われていた彼が、巨体の青年たちに一人で立ち向かうことになったのだ。「ぶん殴りたいけど、僕が今ちょっと忙しくてね」と虚勢を張りながらウィンクをする愛嬌が、リュ・スヨルというキャラクターの魅力を倍増させ、様々なジャンルを行き来しながら自分だけの色で演技を披露してきたイ・ドンウクが描く出世志向の結果主義刑事への好奇心を刺激する。

「バッド・アンド・クレイジー」の制作陣は、「劇中でスヨルは、愉快で痛快な人間性回復のチームプレーに、ウィットや緊張感まで逃さず、人々を引っ張っていかなければならない人物だ」とし、「リュ・スヨルに完璧に同化したイ・ドンウクが、今まで見たことのない刑事のキャラクターで視聴者を魅了する準備を終えた。期待しても良い」と伝えた。韓国で12月17日の午後10時40分に放送がスタートする。

記者 : イ・ミンジ