イム・スジョン&イ・ドヒョン主演、新ドラマ「メランコリア」2人の抜群の相性に期待…脚本家が絶賛

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写真=tvN
脚本家のキム・ジウンがtvN水木ドラマ「メランコリア」(脚本:キム・ジウン、演出:キム・サンヒョプ)のビハインドストーリーを公開した。

11月3日から韓国で放送がスタートする「メランコリア」は、不正の温床である私立高校を舞台に、数学教師と数学の天才の通念と偏見を超える、美しいストーリーを描く。

まず、数学を題材に執筆するという点が斬新だ。脚本家のキム・ジウンは偶然に見ることになった数学のドキュメンタリーを通じて、本作が誕生することができたと明かした。

続いて「数学には少しも関心がなかったけれど、“感動と喜悦”を感じる瞬間を経験した。解けるかどうか分からない問題に一生をかける人間の崇高な努力に感銘を受けた」という言葉から、彼女が受けた感動の深さを垣間見ることができた。

劇中で、単なる入試数学を超えて数学者の理論と証明が詳しく描かれるほど、彼女も頭の中が複雑だったと告白した。「私はいわゆる“スポジャ(数学を諦めた人)”だったが、作品を手掛ける中で諮問してくださる方々と一緒に勉強して、問題を作ったり、選ぶ過程に参加した。今は“数学”という単語だけでも胸がワクワクする」と、数学への悩みが激しい努力に変わったことを証明した。

しかし、相変わらず“数学”は難しいという固定観念が、視聴者の間でも少なくない。これについて彼女は「答えを探す過程が、理解できなくてもいい。難しい数学問題を解く喜びよりは、普遍的な意味で“没頭”の喜びを伝えたかった。没頭する対象と自分だけが残って一つになる経験を満喫して交感する、チ・ユンス(イム・スジョン)とペク・スンユ(イ・ドヒョン)の姿を通じて、喜悦と感動を味わうことができると思う」と新しい面白さを提示した。

また、イム・スジョン(チ・ユンス役)、イ・ドヒョン(ペク・スンユ役)のケミ(ケミストリー、相手との相性)が早くも人々の期待を高めている中、彼女も「2人がキャスティングされた時の喜びは、物語の中で難題を解決した時のチ・ユンスとペク・スンユよりももっと大きかった。2人は私の心の中で、キャスティングランキング0位だった」と最高の賛辞を送った。

続いて「2人の声の相性が良くてびっくりした。イム・スジョンさんがチ・ユンスのセリフを言う時、私の想像の中のチ・ユンスが飛び出した気がして鳥肌が立った。イ・ドヒョンさんは台本に書いていない過去のスンユの感情と経験を正確に理解しているという点で、会話すればするほど驚いた」と俳優たちへの信頼と愛情を示した。

最後に彼女は「数学、愛、全く似合わなさそうなキーワードが不思議に感じられるかもしれないけれど、美しい数式と証明で描き出したラブストーリーとして記憶してくれればと思う」と付け加え、期待を高めた。

「メランコリア」は11月3日の午後10時30分から韓国で放送がスタートする。

記者 : カン・ダユン