キム・ガンウ&I.O.I出身キム・ソヘら出演、映画「鬼門」バンクーバー・アジアン映画祭の閉幕作に選定

OSEN |

写真=映画のポスター
映画「鬼門」が11月に開催される「第25回バンクーバー・アジアン映画祭」の特別閉幕作に選ばれ、注目を集めている。

時空間の設定を活用したストーリー、俳優たちの熱演、多様なフォーマットで楽しむ体験恐怖など、多彩な見どころで注目されている映画「鬼門」(監督:シム・ドクグン)が11月4日から14日まで開催される「第25回バンクーバー・アジアン映画祭」の特別閉幕作に選ばれた。同映画祭は、カナダ・ブリティッシュ・コロンビア州で開催され、カナダ内のアジア映画祭の中で最も長い歴史を誇る。観客にアジア映画を広く紹介することはもちろん、カナダと北米地域のアジア映画コミュニティへの宣伝に力を入れるなど、アジア映画の地位を高める意味深い映画祭だ。

本日(7日)、「鬼門」の販売会社であるFinecutによると、バンクーバー・アジアン映画祭の国際プログラミングディレクターMeggie Leeは「鬼門」を特別閉幕作に選んだ理由について「未来の技術であるScreenXが時間の中で移動するストーリーを持つホラー映画と完璧に一致した。『鬼門』は観客に幽霊が出る廃ビルの中で逃げている感じではなく、廃ビルが観客の周りで動き続ける全く新しい経験を提供すると思う」と伝えた。

このように没入感のあるホラージャンルと韓国だけの差別化した技術の結合で誕生した同作は、今回のバンクーバー・アジアン映画祭でScreenXフォーマットで上映されるだけでなく、「シークレット・ジョブ 」(2020)、「クローゼット」(2020)、「ミナリ」(201)に続き、同映画祭にノミネートされた韓国映画でさらに意味深い。

1990年代に集団殺人事件が発生した後、閉鎖されたクィサリ修練院に、巫女の血が流れる心霊研究所の所長と、好奇心旺盛な大学生たちが足を踏み入れたことから起こる最高の恐怖を描いた「鬼門」は、企画段階から2DとScreenX、4DXバージョンを同時に制作した初の韓国映画だ。多様なフォーマットを通じて、すべての感覚を刺激する過去最高の体験恐怖でマスコミと観客の肯定的な反応を引き出した。

何より特別館(ScreenX、4DX、4DX Screen)バージョンと2Dバージョンの編集を変え、映画の結末まで変える大胆な試みで、観客にフォーマット別に異なる映画を見るような変わった経験を提供する。

記者 : キム・ボラ