PENOMECO、ニューシングル「Organic」を公開…ヤン・ドングンと韓国初のナイジェリアンポップを披露

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写真=P NATION
PENOMECOが歌手のヤン・ドングンとタッグを組んで、韓国で初めてナイジェリアンポップを発売した。

PENOMECOは8月25日の午後6時、音楽配信サイトを通じてニューシングル「Organic」を発売した。

「Organic」は、PENOMECOが4月20日に発売したミニアルバム「Dry Flower」以来、4ヶ月ぶりに発売したニューアルバムだ。彼は4月に歌手兼プロデューサーPSYが率いるP NATIONに移籍した後、精力的に活動している。

デビュー後、高品質な自作曲を数多く発表してきたPENOMECOは、「Organic」に収録されたタイトル曲「Shy(eh o)」と収録曲「BOLO」も自ら作詞・作曲した。

注目すべきことは、今回のシングルを通じて、韓国歌手として初めてナイジェリアンポップという新しいジャンルにチャレンジし、音楽の幅を広げたことだ。PENOMECOはナイジェリア出身のアーティストから様々なインスピレーションを受け、今回の新曲を制作した。韓国歌手の音楽ではなかなか見られないオリエンタルな雰囲気の楽曲が、ヒップホップシーンに新鮮な風を吹き込むとみられている。

PENOMECOは「Shy(eh o)」で「そんなにきれいな君 どこに行く / 僕はまだ言いたいことが多い / そんなにきれいな君 / どこへ行く / こっそり聞いているじゃないか」「ああ、今何が大事なわけ」などの歌詞を通じて、惹かれるが、恥ずかしがり屋の相手に慎重に近付く語り手の話を描いた。韓国では馴染みの薄い音楽だが、クセになるドラムリズムと楽器が調和し、聞きやすい音楽が誕生した。

収録曲「BOLO」には自他共に認めるヒップホップ第1世代の伝説のラッパーヤン・ドングンがフィーチャリングとして参加し、完成度を高めた。曲名である「BOLO」は、ナイジェリア語で「バカ」を意味する。

PENOMECOとヤン・ドングンは、ナイジェリアン音楽色の強いアフロフュージョンメロディーに合わせて、魅力的な声色とラップを繰り広げた。「BABY DON'T ACT LIKE A BOLO / 君だけが知らないSO BOLO / 近づいて頬にキス」「PENOMECO YDG / BIGGITY BIG COLLABORATION / IT'S THE DANCEHALLを知らない? / 知っている人はみんな知ってる / 今この瞬間だけが / もっぱら君だけが僕の彼女」など、ロマンチックな歌詞も耳を魅了する。

2014年に1stシングル「Right There」でデビューしたPENOMECOは、これまで多数のシングルとアルバムを発売し、自身だけの安定した音楽の世界観を築いた。トラップだけでなく、ブーンバップ、シンギングなど多彩なスタイルのラップを披露し、オールラウンドアーティストの姿を見せつけた。

記者 : ファン・ヘジン