“世界中でヒット”韓国の童謡「サメのかぞく」著作権をめぐる訴訟で制作会社が勝訴

Newsen |

写真=「PINKFONG」
韓国の童謡「サメのかぞく」が著作権をめぐる訴訟で勝訴した。

ソウル中央地方裁判所は23日、アメリカの童謡作曲家のジョナサン・ロバーツ・ライトが、「サメのかぞく」の制作会社であるスマートスタディを相手取って提起した損害賠償請求訴訟で、原告敗訴の判決を言い渡した。

ジョナサン・ロバーツ・ライトは「サメのかぞく」が、口伝童謡に固有の特性を与えてリメイクした自身の「ベイビーシャーク」の盗作であるとし、2019年3月にスマートスタディを相手取って著作権侵害による損害賠償訴訟を提起した。

スマートスタディ側は「『ベイビーシャーク』ではなく、北米の口伝童謡をリメイクしたものであり、同童謡は作者未詳、著作権満了などの理由により著作物の制限がない」と反論した。

宣告の前に、原告側は訴訟取り下げの申請書を提出したが、スマートスタディは取り下げに同意せず、判決を通じて盗作でないことを証明するという立場を見せた。

「サメのかぞく」は2015年に幼児教育コンテンツ「PINKFONG(ピンクフォン)」で公開された韓国の童謡であり、世界的な人気を博した。YouTubeでの再生回数は現在までに約90億回に上る。

記者 : イ・ミンジ