ENHYPEN、日テレ「MUSIC BLOOD」に出演!先輩BTS(防弾少年団)のカバーも披露“本当にたくさん練習した”

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写真=BELIFT LAB
毎週1組のアーティストを迎え、彼らの中に今も血液として脈々と流れる思い入れのある音楽や、背中を追い続けるアーティストにまつわるトークを交えつつ、ライヴ映像で紐解く新感覚の音楽番組「MUSIC BLOOD」。今回のゲストはENHYPENだった。

トークでは、メンバー同士の仲の良さやオーディション時の思い、世界で注目を集める彼らのダンス力のすごさ、さらにはメンバーのプライベートな表情などが垣間見えた。ライヴでは「Given-Taken [Japanese ver.]」「Boy In Luv」ともに、熱のこもったパフォーマンスを披露してくれるなど、全てにおいて見どころ満載。ここでは残念ながら放送に入りきらなかったトークの裏側をレポートしていく!

ENHYPENは、全世界181の国と地域の人々が投票、4300万人が視聴する超大型プロジェクト「I-LAND」にて、選ばれた7人のメンバーにより2020年に誕生。デビューわずか2ヶ月で韓国の年間の新人賞4冠を達成し、アメリカ・ビルボードのメインアルバムチャートでは新人としては異例の18位を記録するなど、今大注目のアーティストだ。今回はメンバーであるヤン・ジョンウォン、イ・ヒスン、ジェイ、ジェイク、パク・ソンフン、キム・ソヌ、ニキが、韓国からのリモート中継で出演してくれた。

「雄大、この番組もグローバルになってきたね!」と、先日のBTS(防弾少年団)に続いての海外アーティストがゲストであることを暗にほのめかしつつ、のっけからテンション高めな田中圭。「スパンが早いし(笑)」と、田中の発言に千葉雄大も乗っかる。そしていつものごとく、田中が「今日のゲストのヒントを! 雄大!」と無茶振りを発動。すると真剣な表情でカメラに向かって、「Given-Taken」のポージングをする千葉。田中から「何そのドヤ顔?」と訊ねられると「今日のゲストかっこいいのでキリッと」と、ドヤ顔で語る千葉だった。

そして今回のゲストであるENHYPENの皆さんと、リモートトークがスタート。メンバーの自己紹介を終えると、田中は、冒頭で千葉がヒントとして見せた「Given-Taken」のポーズに言及。するとイ・ヒスンから「あっています! かっこいいです」の感想が。それを聞いた二人は「優しいね」と、しみじみ。続いて話題は「I-LAND」に出演した経緯について。日本人メンバーであるニキは「13歳、中2の時に韓国に行きました。一人で暮らすのは本当に大変でしたが、小学校6年生の頃からずっとK-POPが好きで、K-POPアーティストになりたいと思って心を決めて韓国に行きました」と明かした。この話に、MCの二人はただただ感心するばかり。

唯一の日本人メンバーであるニキとよく話すのがジェイで、たまに日本語でも会話をするそう。「ジェイくんなんで日本語喋れるの?」と田中が訊ねると、「幼い時に最初に日本のラジオを聴いて、興味がわいて日本語を自分で勉強しました」と答えてくれた。そんな日本語が喋れるジェイに、ENHYPENの中で流行っているものを教えてもらうことに。すると「僕たちはいつも『レッツゴー』という単語を、可愛く言って『レッチュゴー』と発音をしたりしています」とジェイ。これには「超かわいい(笑)!」と、MC二人も悶絶(笑)。

そして日本デビュー曲「Given-Taken [Japanese ver.]」についての話に。アメリカのメディアは「Given-Taken」でのダンスを「キレがあり滑らかで、全メンバーの動きが全体の一部であり、集団だからからこそ表現できるダンスである」と絶賛。そしてYouTubeにアップされた彼らのダンスプラクティス動画を見ることに。それを見たMC二人は感嘆。

「ダンスはキレがあって全員が揃っていましたが、どれくらい練習しているのですか?」と田中。すると「僕たちは、長い時で10時間くらい練習するので、その練習量のおかげでもあると思います」とイ・ヒスン。「僕はフィギュアスケートをしていたのですが、舞踊的な動作が多いです」とパク・ソンフン。「僕は練習生時代に、海外のダンサーさんたちの方のダンスコピーをジェイさんとたくさんしていて、コピーしながら遊んでいたことを覚えています」とヤン・ジョンウォン。ただダンスの膨大な練習量だけでなく、いかにダンスが日常に溶け込んでいたかが伺える。またイ・ヒスンは、ダンスで分からないことがあると、ダンスに詳しいニキに訊ねるようにしているそう。これを受けてMC二人から「ニキくんすげえ!」と、尊敬されるニキだった。

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そんなグループNO.1のダンススキルを誇るニキだけでなく、彼らのダンスブラッドとなるのはマイケル・ジャクソン。ニキは3歳の頃に父親がマイケル・ジャクソンのDVDを見せてくれたことから、ダンスにのめり込んでいったそう。中でも「Thriller」のMVには衝撃を受けたという。田中は「3歳から独学でマイケル・ジャクソンコピーするってどういうこと?」と、ただただ驚嘆するばかり。そしてニキにとって最も印象に残っているという、1992年にルーマニア・ブカレストで行なわれた伝説のライブの映像を観ることに。そして観賞後、テンションの上がったニキがムーンウォークを披露し、かなり盛り上がった。

さらにENHYPENには、他にもダンスのブラッドとなったアーティストがいるそう。その一人が韓国のボーイズグループ、EXOのメンバーであるカイ。パク・ソンフンが「フィジカルやきれいなダンスのライン、カリスマ性のある表情がかっこいいと思います」と語れば、ジェイも「映像で見ても感じられるエネルギーが強烈」と尊敬の言葉が続いた。さらにもう一人のブラッドが、同じく韓国のボーイズグループSHINeeのメンバーであるテミン。ニキが「ダンスの最中のラインがきれい。セクシーでしなやかなダンスは、本当にマイケル・ジャクソンと似ているなって思います」と話す。

ただ、ダンスに対するこだわりは、先輩グループにも引けをとらないENHYPEN。田中からダンスをする上でのこだわりを訊かれると「ダンスのラインや、アクションの強弱の調節も大事だと思いますが、表情も大きな影響を与えるので、表情を重要視しています」と、キム・ソヌ。さらに「僕は個人的に指先や髪の先まで意識することを意識しています」というニキのコメントを受け、「みんな聞いた? 髪の先まで意識よ」と、ここでも驚かされる田中。「やっぱり(僕のダンスの)先生です」と、納得するパク・ソンフンが印象的だった。

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そして、新たにリリースする楽曲「Given-Taken [Japanese ver.]」でもポイントとなる“弓矢ダンス”を全員で披露してもらった後、千葉による恒例の曲紹介。イ・ヒスンから「ダンサブルな感じでお願いします」とオーダーを受け、千葉はテンパリつつもなんとか踊ってみせると、ENHYPENの皆さんから温かい拍手が。「みんな優しい!」と、ここでも感激しきりの千葉だった。

さらに、ENHYPENが憧れを抱いているというグループの話に。そのグループは事務所の先輩であるBTS。「僕はBTS先輩を見てアイドルという夢が出来ました。それくらい、尊敬する先輩です」と、パク・ソンフン。「僕もオーストラリアに住んでいた時、BTS先輩のアメリカ公演を見て、初めてK-POPというものを知って少しずつ夢を育んでいったんです」とジェイク。「他(のグループ)とは違うものを感じました。影響をたくさん受けていると思います」とヤン・ジョンウォン。皆さん本当に心の底から敬愛している様子だった。

そんなENHYPENにとってのBLOOD SONGは「Boy In Luv」。これはBTS初期の人気曲。田中が「BTS先輩の曲をやるってなったらみんなめちゃくちゃ練習したんじゃないですか?」と訊くと、「僕たち本当に一生懸命に練習しましたし、BTS先輩の映像をたくさん見ました。本当に最大限、同じようにできるように映像を見ながら一生懸命練習しました」と、ジェイク。そしてニキも「ちょっとアクロバティックな振り付けが一つあるんですけど、そこが僕たちもたくさん練習したポイントなのでよく見てくださると嬉しいです」と、最後にしっかりと見どころも教えてくれた。

■関連リンク
「MUSIC BLOOD」番組公式ホームページ:https://www.ntv.co.jp/musicblood/

記者 : Kstyle編集部