DAY6(Even of Day)、タイトル曲「Right Through Me」MV公開…切ない雰囲気

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写真=JYPエンターテインメント
ユニットも“信頼して聴くDAY6”だ。DAY6(Even of Day)がカムバックした。

DAY6(Even of Day)は7月5日午後6時、韓国国内外の音楽配信サイトを通じて2ndニアルバム「Right Through Me」を発売した。

今回のアルバムはDAY6(Even of Day)が10ヶ月ぶりに披露したニューアルバムだ。2015年にDAY6として音楽界にデビューしたYoung K、ウォンピル、ドウンは、メンバー揃っての活動だけでなく、昨年8月31日に公開した1stミニアルバム「The Book of Us:Gluon-Nothing can tear us apart」を皮切りにユニット活動も着実に続けている。4月19日にリリースしたソンジンとJaeも参加した完全体での7thミニアルバム「The Book of Us:Negentropy-Chaos swallowed up in love」に続いて、2ndユニットアルバムまで披露して活躍を見せた。

新しいユニットアルバムには、タイトル曲「Right Through Me」を皮切りに「僕たちは」「WALK」「君が願っていたこと」「悲劇の結末で」「僕一人で家に」「LOVE PARADE」まで、7曲の新曲が収録された。DAY6のデビューアルバムからほとんどのタイトル曲と収録曲の作詞・作曲に参加してきたYoung Kとウォンピルは、ニューアルバムの制作過程でも全曲の作詞・作曲者として活躍し、特出した音楽的な才能をアピールした。

何よりも音楽的な挑戦が際立つアルバムだという点も注目に値する。アルバムのテーマを明確に決めるよりは、枠から抜け出して自分たちが伝えたい話を表現するために努力した。これまで書いたことのないスタイルの歌詞を自由に書いていき、サウンド的にもより一層巨大な規模を実現し、新しいDAY6(Even of Day)だけの色を見つけたのだ。1stユニットアルバムの制作当時、ギターサウンドの空席をベース演奏で満たしたとすれば、今回のアルバムでは楽器の構成に変化を与えた。ベースをエレキギターに変えたのだ。

新曲「Right Through Me」は直観的なタイトルのように強烈なサウンドが際立つ楽曲だ。DAY6(Even of Day)は、今回の新曲のメロディーラインに90年代のイースト・コースト・ヒップホップリズム、ジャズ風コード展開で90年代韓国バラードのような雰囲気を表現した。Young Kとウォンピルが、ユニットデビューアルバムのタイトル曲「波が終わるところまで」に続いて、「Right Through Me」の作詞・作曲も担当した。

強烈なメロディーと対比される切ない雰囲気の歌詞は、リスナーたちを新しい魅力で惹き込ませる。2年間「The Book of Us」シリーズを通じて、相手に惹かれる感情、日常を無秩序に変えてしまった甘い混乱、感情の不均衡で向き合う空虚、拒否できない強力な感情、我々を回復させて一つにする恋を歌ったDAY6は、ニューアルバムを通じて亀裂を乗り越えて貫通する瞬間を表現した。

Young Kは、タイトル曲「Right Through Me」について「比較的重くない楽曲なので、様々な状況に合うのではないかと思う。帰宅時に聴いても良いし、こじんまりしたカフェでも聴きやすい楽曲だ」と紹介した。

音源と共に公開されたミュージックビデオは、より一層楽曲に入り込ませる。Young K、ウォンピル、ドウンは、今回のミュージックビデオでそれぞれが持つストーリーを、涙の演技やダイナミックな動きで表現し、着実に積み上げてきた時間を感じることができるセットや小道具の中で、一編の短編映画を見ているような雰囲気を醸し出している。

Young Kは新曲発売を控えて行われたショーケースで、「今回の活動やアルバムを通じて、なるべく多くの方々に愛をあげたい。良い姿でなるべく一度でも多く笑わせたい。ファンの方々の応援のおかげで、僕たちが音楽を続けていけるように、日常に少しでも役に立ってほしいし、日常を慰めることができれば嬉しい」とし、「これからも成長を続けて、良い音楽だけ届けるDAY6になるので、多くの関心と声援をお願いしたい」と明らかにした。

ウォンピルは「僕たちのアルバムを聴いて、一人でも力を得てほしい。それが今回の活動の目標だ」と話した。ドウンは「僕たちの音楽を通じて、My Day(DAY6のファン)の方々とこれからも喜びを共有していきたい」と付け加えた。

記者 : ファン・ヘジン